tag:blogger.com,1999:blog-964226670875598034.post1801796704246480421..comments2022-03-23T04:52:46.529+09:00Comments on スポーツ・遊び・からだ・人間: 「一票の不平等」は「違憲,無効」と高等裁判所判断。こんどは最高裁判事の判断に注目。Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/08982814298247914254noreply@blogger.comBlogger1125tag:blogger.com,1999:blog-964226670875598034.post-59085672797976328062013-03-29T23:35:16.441+09:002013-03-29T23:35:16.441+09:00 問題提起としてはそうなんでしょうが、実際、どのような選挙制度とすべきか、これは難しい問題だと思いま... 問題提起としてはそうなんでしょうが、実際、どのような選挙制度とすべきか、これは難しい問題だと思います。<br /> この記事を読んで、思いついたまでで、細かい点ではいろいろ考えなければならないと思いますが、以下のような選挙制度が現状に対しての改革になるのではと、思い浮かびました。<br /> まず不平等という点については、1票の格差を是正するためには、すべて比例代表にするのがベストですし、死に票も比例が一番少なくなります。<br /> ただ国会議員の選出をすべて比例代表にすると、憲法21条1項で保障する「結社の自由」と抵触するおそれがあります。<br /> 結社の自由は、誰でも「共通の目的のために組織される継続的な団体」(結社)を自由に結成することができ、またその団体に加入したり脱退したり、されには結成した団体を解散したり、自由に行えることをいいます。この結社の自由には、結社を事由に結成したり、加入したりするだけでなく、加入しない自由もあるわけで、現在のような党名を投票用紙に記入することは、結社を結成しない自由(無所属でいることの自由)を侵害することになります。特に「無党派層」といわれる人々が半分以上を占めている現状を考えれば、この問題をクリアしないことには、「抜本的改革」とはいえないでしょうし、民意が反映された選挙制度とはいえないでしょう。<br /> そこで、投票用紙には、政党名だけでなく、無所属との記載も可能にすること、その場合の担保として、選出したい議員の個人名も併記できることにすれば、いいのではないかと思います。<br /> また現在の比例代表では、比例の順位は政党に委ねられていますが、政党名を記載した場合でも、立候補者の個人名も併記できることとし、個人名の投票率に応じて、多い者から当選させれば、団体献金等で政党に対して力を持っている「医師会」(自民党)や「労働組合」(民主党)などの意見が反映される現行制度より、より「主権在民」の実現にふさわしいものになるように思います。<br /> 加えて「なってもらいたい人よりなりたい人」との現状を考えれば、投票率に応じて国会議員の歳費を決めるべきと思います。つまり歳費の予算が、たとえば全体で100億円だった場合、投票率が30パーセントなら、歳費は30億円とし、それを国会議員の数で割るといったことにすればということです。国会議員が仕事をしていないと判断すれば、投票に行かず、それが、そのまま国会議員の「給料」に反映することになる。そうなれば、割に合わない仕事と、目ざとい連中は国会議員になることを選択から外すだろうし、世襲もこれで解消できるのではないかと思います。加えて「金儲け目当て」の国会議員立候補者が減れば、定数削減も容易になるでしょう。<br /> メリットだけ思いつくままに書いてみましたが、最初に書いたように、ちょっとした思いつきですから、問題もあるかと思いますが、ふとこんな制度はどうだろうと浮かんで書いてみました。柴田晴廣http://www.joy.hi-ho.ne.jp/atabis/noreply@blogger.com