スポーツ・遊び・からだ・人間

人間の「生」にとって「スポーツとはなにか」を問う。それは「儀礼」なのか,それとも「贈与」なのか。はたまた「宗教」なのか。この問いはどこまでも広く,かつ深い。

2012年12月31日月曜日

西谷修編『<復帰>40年の沖縄と日本─自立の鉱脈を掘る』(せりか書房)を読む。

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 奥付をみると,12月26日第一刷発行,とある。発行されたばかりのほやほやの本を,西谷さんが送ってくださった。いつもながらの温かい気配りが嬉しい。  喜び勇んで,パッと開いたところが,偶然にも,真島一郎さんの「異族の論理─死者的な」の冒頭だった。このタイトルに惹きつけられる...
2012年12月30日日曜日

年賀状・雑感。

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 正月の楽しみは,なんといっても賀状を読むことからはじまります。日頃,ご無沙汰している人からの賀状はとくに楽しみです。ああ,みんな元気にやっているんだ,と安心もします。  なのに,昨年末には身辺に想定外のことが起こり,とうとう年賀状を欠礼してしまいました。少なくとも成人して...
2012年12月29日土曜日

ことし最後の『週刊読書人』(新年特大号)がおもしろい。

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 毎週金曜日に発行される『週刊読書人』のことし最後の号がとどいた。朝から興奮しながら読んだ。久し振りの快感。  一面トップは「柄谷行人氏ロングインタビュー<『哲学の起源』刊行を機に>。大きな顔写真をみて,ああ,老人の顔になってきたなぁ,と思って年齢をみたらわたしより若いこと...
2012年12月28日金曜日

『相撲雑記』(柴田晴廣著,PDF私家版)を読む。野見宿禰の話題が満載。

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 12月25日のわたしのブログ「上宮天満宮と野身神社で考える。「奴婢」という記録を社碑に刻んでいることの意味」にコメントを入れてくださった柴田晴廣さんが,表記のように『相撲雑記』(PDF私家版)を送信してくださいました。念入りにもCD版も郵送してくださいました。ありがたいことで...
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2012年12月27日木曜日

野見宿禰・考。上宮天満宮の謎をめぐって。

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 上宮天満宮が築造されたときの伝承の概略は以下のようです。  菅原道真の子孫からは代々,立派な学者が輩出し,朝廷にも重く取り立てられていました。その功績によって,菅原道真の汚名はきれいに拭いさられ,ついには,朝廷から「正一位」の位が道真に追賜されることになります。そして,道...
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2012年12月26日水曜日

野見宿禰は野見姓を嫌い,菅原姓へ。それでも消えぬ蔑視を考える。

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 野見宿禰の「野見」の姓は,なにか不都合があるのか,その字に当て字をして,野身,濃味,濃美,などヴァリエーションとして用いています。能見,能美,などもその流れを汲むヴァリエーションなのかな,とわたしは考えています。しかし,なぜ,「野見」という姓を,わざわざ当て字にして,別の名乗...
2012年12月25日火曜日

上宮天満宮と野身神社で考える。「奴婢」という記録を社碑に刻んでいることの意味。

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 JRの高槻駅から北に向かって伸びている大通りをそのまま歩いていくと,ものの10分ほどで上宮天満宮に突き当たります。大きな鳥居があって,すぐに石の階段がはじまります。登り詰めたところから平らな境内に入っていきます。  石の階段を登り詰めて,右側をややふり返るようなところに野...
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2012年12月24日月曜日

野見神社(高槻市野見町に鎮座)で考える。野見宿禰を合祀したことの意味。

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 今城塚古墳は高槻市の北側の山と南側の平地の中間くらいの台地に位置します。そこから平地に向かってくだって行ったところに野見神社があります。それが高槻市野見町に鎮座している野見神社です。小じんまりとした清楚な神社です。  しかし,ここの神社の入り口に立っている碑文を読んで,お...

今城塚古墳で考える。力士埴輪と野見宿禰のことを。

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 高槻市にある史跡今城塚古墳に行ってきました。そのついでに,野見神社と上宮天満宮をまわってきました。いずれも二回目のフィールド・ワークでしたが,新たにいろいろの発見(気づき)があって,大満足。やはり,現場に立つということの大切さをしみじみと感じました。  今回のフィールド・...
2012年12月22日土曜日

『根をもつこと』(シモーヌ・ヴェイユ著,富原眞弓訳,岩波文庫)読解・その2.

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 本を終わりの方から読むということがあってもいいと前から思っている。とりわけ,同じテクストの二度目,三度目の読み込みのときには有効だと,以前から思っていた。このシモーヌ・ヴェイユのテクストもそれに該当する,そういう本だと思う。  テクストの全体像が見えてきてからの再読解には...
2012年12月21日金曜日

『根をもつこと』(シモーヌ・ヴェイユ著,富原眞弓訳,岩波文庫)読解・その1.

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  22日(土)の大阪学院大学で開催される研究会(詳細については「21世紀スポーツ文化研究所」のHP,掲示板を参照のこと)に備えて,シモーヌ・ヴェイユの『根をもつこと』(冨原眞弓訳,岩波文庫)を読み込んでいる。上下2巻の大作にして難解な内容なので骨が折れるが,ようやく全体像がわ...
2012年12月20日木曜日

「哲学はつねに敗者です」(西谷修)。民主主義の危機とソクラテスの毒杯。

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 久し振りに稽古のあとのハヤシライスの時間が盛り上がりました。もちろん,話題の中心は今回の選挙でした。石原慎太郎が引いた引き金ひとつで,40年の日中友好関係が一度に吹っ飛んでしまう,というとんでもない前座から今回の選挙がはじまりました。竹島,尖閣という領土問題をめぐる報道が国民...
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2012年12月19日水曜日

『シモーヌ・ヴェイユ「犠牲」の思想』(鈴木順子著,藤原書店,2012)を読む。

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 シモーヌ・ヴェイユの『根をもつこと』(冨原眞弓訳,岩波文庫,上・下,2010)の,最初の一行「義務の観念は権利の観念に先立つ」に電撃的な衝撃を受けて,ここしばらくの間,シモーヌ・ヴェイユの著作を読み込む努力をしている。シモーヌ・ヴェイユの存在を意識するようになったのは,今福龍...
2012年12月18日火曜日

早くも「世論操作」をはじめた『読売新聞』。来夏の参院選も「自公過半数超え」と報道。推計という名の騙り。

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 えっ? もう,つぎの選挙運動? それも新聞社が? 眼を疑いたくなるようなニュースが「@niftyニュース」で流れている。びっくり仰天である。それも「参院選でも自公が過半数」という衝撃的な見出しで。読売新聞ならやりかねないし,別に驚くほどのことでもない,とも思うもうひとりのわた...
2012年12月17日月曜日

改憲派が三分の二以上を占める。恐るべき事態となる。

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 選挙とは不思議なものである。民意が反映されるべきはずなのに,そうとはかぎらない。民意とはかけはなれた結果が,民主主義の名のもとに,堂々とまかりとおる世界なのだから。  6割もあった脱原発派の意志は,どこかに吹っ飛んでしまった。5割あった改憲反対もどこに行ってしまったの?と...
2012年12月16日日曜日

来年の参議院選挙につながる結果のでることを期待したい。

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 今日(16日)はきれいな青空が広がった。天気図をみると,鹿児島・沖縄と秋田・北海道を除くすべてが晴れマーク。やや風があるが,思ったより暖かい。午前12時ころ,投票所に向う。いつもより歩いている人が多い。明らかに選挙に向う人たちだ。  投票所になっている小学校の体育館に到着...
2012年12月15日土曜日

あと一日。最悪のシナリオだけは回避したい。ここは次善の策で妥協することに。

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 泣いても笑っても今日一日。こんなに不思議な選挙は初めて経験する。選挙運動期間中に,みるみるうちに日本が軍国主義国家に変身しようとしているのだから。それこそ,どさくさ紛れに,衣の下の鎧まで露わにして,恥も外聞もなく「強い日本」を押し出している。そして,その主張にまんまと乗せられ...
2012年12月14日金曜日

日本の命運が決まる選挙。戦争の足音が聞こえてくる。恐ろしいことだ。

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 いわゆる世論調査なるものの予測が当たるとは信じたくないが,これまでの実績からすれば,当たらずといえども遠からず程度の評価は受けている。選挙運動は今日(14日)をふくめて残り二日間。この間に大きな変動がないかぎり,日本は戦争に向かって突進して行きそうな雰囲気になってきた。恐ろし...
2012年12月13日木曜日

選挙戦,終盤に入って異様な雰囲気が漂う。起こるか「大逆転」!

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 今日(13日)をふくめて,あと3日。選挙戦もいよいよ大詰めを迎えて,なんだか怪しげな雰囲気が漂いはじめているような気がしてなりません。なにか,とんでもないことが起こる,その前兆のような胸騒ぎが,このところ日を追って激しくなってきました。大丈夫なのか,ともうひとりのわたしが問い...
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2012年12月12日水曜日

原発推進派のみなさん,家・土地・家畜を捨てて,いまも戻ることのできないフクシマの人びとのことを考えたことがありますか。

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 突然,大地震がやってきて,そのために原発に異常が発生して,放射性物質がまき散らされ,生まれたときから住み慣れた家・土地・家畜をそのままにして退去命令にしたがわなくてはならなかったフクシマの人びとのことを,そして,いまも戻りたくても戻ることのできないまま避難生活を強いられている...
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