2015年12月17日木曜日

「しばらく様子をみることにしましょう」。主治医との面談の結論。

 今日(12月17日),主治医との面談がありました。
 その結論は,「しばらく様子をみることにしましょう」でした。
 主治医としては,いずれの治療方法も決め手になるものはないので,どれかひとつの方法を強くお薦めするということはできません,と。つまり,切除手術,抗ガン剤,放射線,QOL,の四つの選択肢のことです。いずれも一長一短があって,決め手にはなりません,とのこと。

 わたしの結論は,癌治療に方程式はない,ということ。すべて,個別特殊な事例でしかない,ということ。言ってみれば,やってみなければわからないということ。つまり,「決め手」はない,という点で主治医と意見は一致。

 その結果,どうするかは稲垣さんが選択してください,と。そこで,わたしは躊躇することなく,QOLを選択することにしました。そして,2カ月ごとに追跡検査(超音波)をしながら,様子をみる,というところで主治医も同意してくれました。

 次回の検査日は2月4日(木)。

 それまでの間は,自助努力で頑張ってみることになりました。副作用がなくて,癌にはいいらしい,というあらゆる方法をチェックし,自分で納得のできたものを取り入れる,というやり方です。その大原則というか,キー・ワードは,自然治癒力,免疫力,ロー・フード(生野菜),ビタミンC,漢方系,フロー・エッセンス+,太極拳(帯津良一医師推薦・実施),などなど。あとは,好きな仕事に熱中すること,楽しい会話の時間を増やすこと,旅をすること,などなど。

 さあ,こうなったら,楽しいプログラムをたくさん作って,鷺沼の事務所をフル回転させることだ,と夢をふくらませています。わたしとのおしゃべりに付き合ってくださる方,大募集です。筆で文字を書いて遊ぶことに付き合ったくださる方も,大歓迎です。昼でも,夜でも,鷺沼の事務所にきていただければ,大歓迎です。ただし,必ず,メールで予告をしてください。よほどのことがないかぎり,すべて,お受けします。そして,腹の底から笑える時間を増やしたいとおもいます。これもまた,わたし流儀の治療法。自助努力。

 ひとまず,こんなところに落ち着きました。

 最後に,主治医のひとこと。気が変わったら,いつでも別メニューに移っていいですから,と。二人で顔を見合わせて笑ってしまいました。

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