スポーツ・遊び・からだ・人間

人間の「生」にとって「スポーツとはなにか」を問う。それは「儀礼」なのか,それとも「贈与」なのか。はたまた「宗教」なのか。この問いはどこまでも広く,かつ深い。

2013年11月21日木曜日

野見宿禰と当麻蹴速の相撲は死者の鎮魂儀礼だった?(森浩一説)。出雲幻視考・その13.

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 考古学者の森浩一さんが,近著『敗者の古代史』(中経出版,2013年刊)のなかで,わたしにとっては考えてもみなかった仮設を提示していて,びっくりしました。森さんの説によれば,野見宿禰と当麻蹴速の相撲は,垂仁天皇の妃(サホヒメ)の死を悼む鎮魂儀礼であった,というのです。しかも,奈...
2013年11月20日水曜日

能面の撮影現場に立ち会う。カメラマン,デザイナー,編集者の絶妙のチーム・プレイを知り,感動。

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 友人の能面アーティストの本の刊行がいよいよ軌道に乗り,仕事が動きはじめました。そのためのひとつの大きな山場の仕事であるすべての能面作品の撮影が今日(19日)の朝からはじまりました。わたしもお預かりしている能面作品(4面)を持って,撮影現場に馳せ参じました。場所は,能面アーティ...
2013年11月18日月曜日

新国立競技場問題・その1.五輪開催基準を満たすため?とか。

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 現在の国立競技場では,オリンピックを開催するためのメイン・スタジアムとしての基準を満たしていない,という。だから,建て替える必要があるのだ,という。単に,老朽化が進んでいるからだけではない,と。今日(17日)の新聞で初めて知った。  わたしの記憶では,現在の国立競技場もス...
2013年11月17日日曜日

日馬富士,絶好調。千秋楽,横綱全勝対決を期待。中日8日目の取り組みの明暗。

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 最後の4番だけでも,と無理に時間を空けて,息をこらして見つめました。どの相撲も,わたしの目には強烈な印象が残りました。  まずは,日馬富士の相撲。この三日間の相撲のなかでは,もっともよかった。相手にすきをみせず,終始,攻めまくった一方的な相撲。こういう相撲がでるようになれ...

圧政者の詐術(1)──遊戯(『自発的隷従論』,P.52.)

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 エティエンヌ・ド・ラ・ボエシの『自発的隷従論』は,しばらくは手放せないほどにのめり込んでいます。どのページを開いても,すぐに惹きつけられていく,不思議な本です。ですから,これからしばらくは繰り返しこのテクストの内容をとりあげることになりそうです。  たとえば,P.52以下...

特定秘密保全法に反対する署名活動にご協力を。

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 以前,このブログでも取り上げましたが,「特定秘密保護法案」の全文を熟読してみて,これは戦前の「治安維持法」の現代版ではないか,と空恐ろしくなりました。ふたたび,第二次世界大戦の時の戦時体制への備えを,いまから始めようという意図が丸見えです。いったい,この国の憲法第9条はどうな...
2013年11月15日金曜日

戻ってきた尾車親方の名解説。顔も声も調子も違うが,力士への鋭いまなざしと思いやりのことばは以前と同じ。嬉しいかぎり。

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 初日の日馬富士の相撲をみて,よし,今場所はいけると確信しました。全体重をかけてわたしはそう思いました。ですから,毎日,最後の取り組みの二番だけはこの眼でみておきたいと心がけています。今日は少し早めに帰宅して(小雨が降っていたので),すぐに大相撲をみました。午後5時20分ころか...

島倉千代子,逝く。75歳,寅年。死ぬ3日前までスタジオで吹き込み,とか。 おみごと,万歳。

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 この人の声と,あのコロコロところがる節回し,そして,歌に籠められるこの人の深い情感がわたしのからだに,わたしの人生とともにしみこんでいる。突然の訃報を聞いて涙した。なんだか知らないが,涙した。わたしにとってはそういう歌手だった。  「東京だよ お母っさん」をラジオで聞いた...
2013年11月14日木曜日

「股関節を緩める」こと,「沈する」こと,「腰を回転させる」こと,「曲線を描く」こと,「尾てい骨を巻き込む」こと。李自力老師語録・その39。

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 「股関節を緩めなさい」,とこれまでどれほど言われてきたことか。それはつぎの動作で「力を導き出す」ための準備局面として不可欠です,と。つまり,それは「力を溜める」ことであり,「力強さ」を表出するための最大のポイントです,と。  じつは,「股関節を緩める」という表現ほど奥が深...
2013年11月13日水曜日

老人は肉を食え,だどっ?! NHKクローズアップ現代の制作者のみなさん,大丈夫ですか?

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 老人は肉を食べてはいけない,とかつて栄養学の権威者といわれる人がテレビで声高らかに仰った。そのとき,わたしは「ヘエッ,そんなもんかねぇ」と半信半疑。でも,その後に登場した多くのテクストも同じように,老人は肉を食べない方がいい,と書いてありました。わたしは大いに疑問を感じながら...
2013年11月12日火曜日

NHKクローズアップ現代「「日本スタイルを世界へ 銭湯や健診を輸出」をみて,おやっ?と思う。

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 ちょうど我が家の夕食どきとNHKのクローズアップ現代の時間が重なるので,この番組はよくみています。むかしは,いつも感心してみていたものですが,最近,どうも,ちょっと奇怪しいのではないかと思うことが多くなってきたように思います。その理由は三つあります。一つは,話題への光の当て方...
2013年11月11日月曜日

絶好調の日馬富士が戻ってきたか。気迫が違う。立ち会いが違う。今場所の活躍を期待したい。

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 絶好調の日馬富士が戻ってきた。と,今日の土俵をみてそう確信した。低い姿勢からの鋭い立ち会い。その圧力だけで,相手の松鳳山をはね飛ばした。戻ってきたか,あの絶好調のときの相撲が。今日の立ち会いの一瞬にそのすべてをみた思い。よし,これでいける。この立ち会いを15日間,押し通せるか...
2013年11月10日日曜日

エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ著『自発的隷従論』(西谷修監修,山上浩嗣訳,ちくま学芸文庫,2013年11月刊),名著です。お薦め。

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 11月8日に発売,と西谷さんから聞いていましたので,8日に近くの本屋さんに行きました。溝の口の地方の本屋さんでしたが,たった1冊だけ置いてありました。ラッキーとばかりに即購入。  まだ,現段階では全部を読み切っているわけではないのに,ここで書くのは気が引けますが,そんなこ...
2013年11月9日土曜日

東京五輪招致のしわ寄せか。明大のスポーツパーク計画中止。

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 2010年から計画していた明大のスポーツパーク計画が中止になった,と11月7日の新聞で知った。もう少し精確にいえば,明大の八幡山グラウンド(世田谷区)が手狭になったので,日野市にあった多摩テックの跡地への移転を計画していた。当初の予定では来年4月にはオープンすることになってい...
2013年11月8日金曜日

「特定秘密保護法案」の全文を読む。おどろきもものきさんしょうのき。なにをかいわんや。

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 今日(8日)の『東京新聞』朝刊に「特定秘密保護法案」の全文が掲載されていたので,なにはともあれ赤線を入れながら,最後まで読み通してみた。この種の法文には慣れていないとはいえ,これが同じ日本語の文章なのか,とまずはあきれ返ってしまった。法案の体裁としてはこれで完璧なのかもしれな...

元大関・琴風(尾車親方)の「いま」に衝撃。変わり果て,まるで別人。

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 元大関・琴風。と言ってもいまの若い人たちにはなじみがないかもしれない。あの「がぶり寄り」を懐かしく思い出せる人は,すでに,みんな中高年になっていることだろう。56歳。まだまだ働き盛り。だが,巡業の土俵づくりの作業中につまづいて土俵下に頭から転落。頸椎捻挫。全身マヒで手術・闘病...
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2013年11月7日木曜日

大手銀行も「誤報告」だって? 監督官庁を相手に。嘘つけ! まだ,責任逃れをしようというのか。

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 もう,この国の箍のゆるみ具合は尋常ではない。大手銀行が軒並み,監督官庁に「誤報告」をしていただなんて?! そんなことをだれも信用しない。最初から意図的,計画的に「偽装」「虚偽」を装うための「誤報告」と言い訳をしているだけではないか。いよいよ,監督官庁もがまんならじとばかりに,...
2013年11月6日水曜日

「誤表示」と「パソコンの変換ミス」との類似性。無責任の源泉。

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 連日「誤表示」ニュースがつづく。もう,いい加減にしてほしい。  どこの,だれが,いつから使いだしたのか。「誤表示」ということばを。  メディアは,なんの考えもなく,このことばを垂れ流す。  一度,よく考えてみよう。  「誤表示」?  誤った表示・・・表示が誤って...
2013年11月5日火曜日

『敗者の古代史』(森浩一著,中経出版,2013年9月刊)を読む。出雲幻視考・その11.

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 鳥見山登山を終えて,八木駅で近鉄に乗り,京都に行こうと思ってホームに入っていったら,目の前を京都行き急行が発車していく。まあいいや,つぎの急行を待とうと思って時刻表を確認したら,30分も待たなければならないことがわかる。仕方がないと覚悟を決めて,ホームのなかをうろうろしていた...

奈良・桜井の鳥見山に登ってきました。ニギハヤヒとトミノナガスネヒコの拠点はここだったのではないか。出雲幻視考・その10。

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 10月4日(月)の午後,霧のなか鳥見山(とみやま)登山を決行しました。Tさんファミリーと一緒です。標高的には高い山ではありませんので,楽しい散策というところ。  地理を確認しておきますと,三輪山の南,初瀬川を挟んだ対岸に鳥見山があります。ちょうど,山間を流れてきた初瀬川が...
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