爽やかな一陣の風が吹き始めたとおもったら,あっという間に大型台風並みに成長し,「戦争法案」を吹き飛ばしてしまいそうな勢いだ。
その名は,SEALDs=Students Emergency Action for Liberal Democracy-s.
わたしがFBで得た情報によれば,以下のとおりである。
政府の安全保障関連法案に反対する学生有志の団体。
特定秘密保護法への抗議活動をしてきた学生たち(SASPL)を中心に「立憲主義を尊重する政治を求める」として,今年5月に発足。高校生から大学生まで約250名が参加し,インターネットでデモへの参加者を募っている。
SEALDsのフェイスブック・ホームページに掲載されている行動提起は以下のとおり。
「日本が戦争できる国になる前に,この「戦争立法」の成立を阻止するべく,私たちは毎週金曜日に,学校帰りに,バイト帰りに,仕事帰りに,国会前に足を運びます。毎週毎週,知り合いや家族に呼びかけてください。毎週毎週増やして行きましょう。よろしくお願いします。」
https://www.facebook.com/events/315488835241525/
自由と民主主義のための学生緊急行動SEALDs
http://www.sealds.com/
ことしの5月に発足した高校生・大学生約250名の団体が,集会では西谷修さんや小森陽一さんらの支援を受けながら,いまや,幼い子どもをもつ母親や一般市民を巻き込み,老若男女を問わず参加するようになり,ついには,野党の大物政治家たちまでこの流れに便乗しはじめた。この勢いは止めようがない。
この若者たちの姿勢がいい。いかにも素人らしく,ありのままの,素朴な疑問を投げかけ,戦争反対を叫ぶ。それだけでいいのだ。余分なイデオロギー論争も党派の勢力争いも必要ない。戦争はいやだ,ただ,この一点を共有するだけでいい。この感性をテコにして,戦争法案の成立をなんとしても阻止する行動に打ってでる。心底,純真そのものだ。
いまどきの若者らしく,すべてインターネットでネットワークを構築し,お互いに呼びかけ,抗議行動を展開する。かれらのショート・スピーチはYOUTUBEでいくらでも聞くことができる。つっかえ,つっかえながらのスピーチが多いが,その方がむしろかれらの必死さや心情がじかに伝わってくる。わたしのような老人が聞いていても胸が熱くなり,涙腺が緩んでくる。よし,こんどの金曜日にはおれもでかけよう,とそんな気持にさせてくれる。
インターネットで「SEALDs」を検索すれば,膨大な情報を手に入れることができる。その凄さは眼を見張るものがある。しかし,この動向を,NHKも民放も,みてみぬふりをし,極力無視しようとする。全国紙も同様だ。その点,地方紙の方が若干,感度がいい,という程度だ。だから,インターネット情報と無縁の生活をしている人びとは,SEALDsのほんとうの姿を知る由もない。野党の政治家たちが,この団体に便乗しようとしていることも,まったく知らない大人たちは少なくない。
たとえば,菅直人,志位和夫,山本太郎をはじめ,多くの野党議員が参集している。維新の会の議員さんなどは可哀相に,ここに参加したばっかりに除名処分を受けそうになっている。政党・党派に固執した旧態依然たる政党の抗議活動は,すでに時代錯誤だ。もはや,そんな時代ではないのだ。そのことにすら気づいてはいない,情けない野党が多すぎる。いまは,そんな党利党略などを論議している場合ではない。
その点,SEALDsの若者たちは,じつに自由で柔軟な発想で行動を起こしている。そして,どんな立場の人たちの参加をも拒まない。「戦争できる国家をめざす政権は許さない」,ただ,この一点だけを共有できればだれとでも手をつなぐ。
選挙権が18歳まで引き下げられた。若者たちはインターネットで情報を分かち合い,お互いに論議を交わすようになるだろう。既製の大手メディアには見向きもしないで・・・・。いま,まさに,これまでとは異なるまったく新たな政治の流れが生まれようとしている。選挙行動にスマホが大活躍する時代が,すぐそこまできている。
そんなことを存分に予感させるSEALDsのこれからの活動に大いなる期待を寄せたい。
その名は,SEALDs=Students Emergency Action for Liberal Democracy-s.
わたしがFBで得た情報によれば,以下のとおりである。
政府の安全保障関連法案に反対する学生有志の団体。
特定秘密保護法への抗議活動をしてきた学生たち(SASPL)を中心に「立憲主義を尊重する政治を求める」として,今年5月に発足。高校生から大学生まで約250名が参加し,インターネットでデモへの参加者を募っている。
SEALDsのフェイスブック・ホームページに掲載されている行動提起は以下のとおり。
「日本が戦争できる国になる前に,この「戦争立法」の成立を阻止するべく,私たちは毎週金曜日に,学校帰りに,バイト帰りに,仕事帰りに,国会前に足を運びます。毎週毎週,知り合いや家族に呼びかけてください。毎週毎週増やして行きましょう。よろしくお願いします。」
https://www.facebook.com/events/315488835241525/
自由と民主主義のための学生緊急行動SEALDs
http://www.sealds.com/
ことしの5月に発足した高校生・大学生約250名の団体が,集会では西谷修さんや小森陽一さんらの支援を受けながら,いまや,幼い子どもをもつ母親や一般市民を巻き込み,老若男女を問わず参加するようになり,ついには,野党の大物政治家たちまでこの流れに便乗しはじめた。この勢いは止めようがない。
この若者たちの姿勢がいい。いかにも素人らしく,ありのままの,素朴な疑問を投げかけ,戦争反対を叫ぶ。それだけでいいのだ。余分なイデオロギー論争も党派の勢力争いも必要ない。戦争はいやだ,ただ,この一点を共有するだけでいい。この感性をテコにして,戦争法案の成立をなんとしても阻止する行動に打ってでる。心底,純真そのものだ。
いまどきの若者らしく,すべてインターネットでネットワークを構築し,お互いに呼びかけ,抗議行動を展開する。かれらのショート・スピーチはYOUTUBEでいくらでも聞くことができる。つっかえ,つっかえながらのスピーチが多いが,その方がむしろかれらの必死さや心情がじかに伝わってくる。わたしのような老人が聞いていても胸が熱くなり,涙腺が緩んでくる。よし,こんどの金曜日にはおれもでかけよう,とそんな気持にさせてくれる。
インターネットで「SEALDs」を検索すれば,膨大な情報を手に入れることができる。その凄さは眼を見張るものがある。しかし,この動向を,NHKも民放も,みてみぬふりをし,極力無視しようとする。全国紙も同様だ。その点,地方紙の方が若干,感度がいい,という程度だ。だから,インターネット情報と無縁の生活をしている人びとは,SEALDsのほんとうの姿を知る由もない。野党の政治家たちが,この団体に便乗しようとしていることも,まったく知らない大人たちは少なくない。
たとえば,菅直人,志位和夫,山本太郎をはじめ,多くの野党議員が参集している。維新の会の議員さんなどは可哀相に,ここに参加したばっかりに除名処分を受けそうになっている。政党・党派に固執した旧態依然たる政党の抗議活動は,すでに時代錯誤だ。もはや,そんな時代ではないのだ。そのことにすら気づいてはいない,情けない野党が多すぎる。いまは,そんな党利党略などを論議している場合ではない。
その点,SEALDsの若者たちは,じつに自由で柔軟な発想で行動を起こしている。そして,どんな立場の人たちの参加をも拒まない。「戦争できる国家をめざす政権は許さない」,ただ,この一点だけを共有できればだれとでも手をつなぐ。
選挙権が18歳まで引き下げられた。若者たちはインターネットで情報を分かち合い,お互いに論議を交わすようになるだろう。既製の大手メディアには見向きもしないで・・・・。いま,まさに,これまでとは異なるまったく新たな政治の流れが生まれようとしている。選挙行動にスマホが大活躍する時代が,すぐそこまできている。
そんなことを存分に予感させるSEALDsのこれからの活動に大いなる期待を寄せたい。
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