昨日(24日)のブログに,珍しく多くの友人から直接メールで感想が寄せられました。その中のひとつに「NHK籾井会長に辞職勧告が出されているのを知ってますか」というものがありました。いつもお世話になっている友人のKさんからです。わたしは知らなかったものですから,あわててネットで検索をかけてみました。ありました。7月18日付けの毎日新聞と朝日新聞の二社が,この情報を伝えていました。
それらによりますと,以下のとおりです。
NHKの退職者有志の人たち172名が連名で,籾井会長の辞職勧告を,任免権をもつNHKの経営委員会(浜田健一郎委員長)宛に提出した,ということです。籾井会長が応じない場合には罷免するよう求めている,とも。申しいれ者は元ディレクターで作家の小中陽太郎,フリーアナウンサーの山根基世さんら,計172名。7月末までに,全国のNHK退職者に呼びかけて1000名の署名を集める予定だという。
「政府が『右』と言うものを『左』と言うわけにはいかない」という会長就任時の発言は,大きく報じられましたのでわたしたちも知るところとなりました。その後,謝罪会見やら,居直りやらがあって,世間を騒がせたこともみんなよく知っているところです。退職者有志の人たちはこの籾井会長の発言を問題視し,その姿勢がいまも改まっていない,と指摘。その姿勢は,NHKの使命である「政治的中立」に違反している,と辞職勧告書のなかで批判しているそうです。
7月18日に辞職勧告書が提出されたとすれば,ちょうど一週間が経過。その間,水面下でいろいろの駆け引きが展開されていたのだろうなぁ,とこれわわたしの推測。問題の鍵を握っているのは,政府自民党。安倍首相の肝入りで就任した籾井会長。そんなにかんたんにおいそれとは引き下がるわけにはいかないでしょう。とりわけ,菅義偉官房長官は「クローズアップ現代」に出演したときの経緯もあり,相当の圧力をかけてくるのは必定。さて,間抜けのロボット・籾井会長が,どのような記者会見をするか,これはみものでしょう。
苦慮を迫られるのは任免権をもつ経営委員会。このメンバーがどういう人で構成されているのか,ちょっと調べてみると面白いかもしれません。もちろん,この委員会にも政府自民党の息がかかっていることは想像に難くありません。しかし,仮に,1000人もの元NHK職員の署名を突きつけられたとしたら,問題はかんたんではありません。それにつづいてNHKの労働組合がどのような態度表明をするか,ここは一大決心をしてほしいと願うばかりです。仕上げは,市民団体が立ち上がり,援護射撃をすることでしょう。もうすでに,その準備も水面下で進んでいるのではないか,と密かに期待しています。
もう一度,NHKが息を吹き返すか,ここは正念場です。
まずは,小中陽太郎さん,山根基世さんらの踏ん張りに期待し,こころからのエールを送りたいと思います。
以上,昨日のブログの捕捉まで。
それらによりますと,以下のとおりです。
NHKの退職者有志の人たち172名が連名で,籾井会長の辞職勧告を,任免権をもつNHKの経営委員会(浜田健一郎委員長)宛に提出した,ということです。籾井会長が応じない場合には罷免するよう求めている,とも。申しいれ者は元ディレクターで作家の小中陽太郎,フリーアナウンサーの山根基世さんら,計172名。7月末までに,全国のNHK退職者に呼びかけて1000名の署名を集める予定だという。
「政府が『右』と言うものを『左』と言うわけにはいかない」という会長就任時の発言は,大きく報じられましたのでわたしたちも知るところとなりました。その後,謝罪会見やら,居直りやらがあって,世間を騒がせたこともみんなよく知っているところです。退職者有志の人たちはこの籾井会長の発言を問題視し,その姿勢がいまも改まっていない,と指摘。その姿勢は,NHKの使命である「政治的中立」に違反している,と辞職勧告書のなかで批判しているそうです。
7月18日に辞職勧告書が提出されたとすれば,ちょうど一週間が経過。その間,水面下でいろいろの駆け引きが展開されていたのだろうなぁ,とこれわわたしの推測。問題の鍵を握っているのは,政府自民党。安倍首相の肝入りで就任した籾井会長。そんなにかんたんにおいそれとは引き下がるわけにはいかないでしょう。とりわけ,菅義偉官房長官は「クローズアップ現代」に出演したときの経緯もあり,相当の圧力をかけてくるのは必定。さて,間抜けのロボット・籾井会長が,どのような記者会見をするか,これはみものでしょう。
苦慮を迫られるのは任免権をもつ経営委員会。このメンバーがどういう人で構成されているのか,ちょっと調べてみると面白いかもしれません。もちろん,この委員会にも政府自民党の息がかかっていることは想像に難くありません。しかし,仮に,1000人もの元NHK職員の署名を突きつけられたとしたら,問題はかんたんではありません。それにつづいてNHKの労働組合がどのような態度表明をするか,ここは一大決心をしてほしいと願うばかりです。仕上げは,市民団体が立ち上がり,援護射撃をすることでしょう。もうすでに,その準備も水面下で進んでいるのではないか,と密かに期待しています。
もう一度,NHKが息を吹き返すか,ここは正念場です。
まずは,小中陽太郎さん,山根基世さんらの踏ん張りに期待し,こころからのエールを送りたいと思います。
以上,昨日のブログの捕捉まで。
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