鷺沼の事務所で夕食の支度をしながら,いつものようにラジオのJウェーブ(周波数81.3)を聞いていました。ちょうど,午後8時だったので,ヘッドライン・ニュースが流れてきました。その冒頭のニュースが,すでに新聞などでも流れていますように,米兵2名による婦女暴行事件についての解説つきのニュースでした。
それによりますと,沖縄が本土復帰してからの40年の間に,トータルで5,708件の暴行事件が起きていて,年間に換算すると約150件ほどになる,というのです。さらに,解説がついていて,この数字は2日に1回,あるいは,3日に1回の割合で起きている,と。えっ?と思わず耳をそばだててしまいました。つまり,沖縄では日常的に米兵による(婦女を含む)暴行事件が起きている,というのです。
さらに,解説はつづきます。これらの事件が起きると,一応,沖縄県警の取り調べが行われることになっていますが,その罪を裁く権利は日本にはありません。つまり,日米地位協定による治外法権だというのです。そのため,米兵たちはすべて,日本の裁判にかけられることなく釈放され,基地に引き渡され,そのまま霞か雲のようにどこかに消え失せてしまいます。
こんな状態が,本土復帰40年を経てなお,いまもつづいているのです。こんなバカな話が,こんにちもなお厳然として存在している,という事実を本土の人間はほとんど知りません。しかも,年間に換算しておよそ150件に達するということを知っている人は,まず,皆無でしょう。かく申すわたしも,恥ずかしながら,今日のJウェーブのニュースで初めて知りました。
たまに,婦女暴行事件の,かなり悪質な事件が起き,沖縄の人たちが抗議活動をすると(今回のように),本土のマスメディアもちらりと報道しますが,あとは無視です。ですから,わたしたちは「ときどき起こる」という程度にしか認識していません。ですから,こういう事件がくり返しくり返し起きているにもかかわらず,その実態も知らないままです。ましてや,このような事件が起きる問題の背景についてはほとんどなにも知らされません。
Jウェーブの解説はさらにつづきます。
この種の事件に詳しい評論家の〇〇さん(名前を聞き取ることができませんでした)の話によれば・・・という前提でつぎのように伝えていました。
米軍基地のなかでは,戦闘訓練をやっているのです。つまり,人殺しのための訓練を日常的にやっているわけです。もっと言ってしまえば,死線をさまよう,きわめて危険な状態を前提にした訓練です。ですから,相当にはげしい「暴力」行為がそこでは展開されています。先手必勝の攻撃の方法を訓練として行っています。その米兵が休日に市街地に繰り出してくるわけです。檻のなかの猛獣が,市井の繁華街に放たれたも同然です。ちょっとでも気にくわなければ,すぐに暴力をふるいます。しかも,治外法権であることを知っています。つまり,怖いもの知らずの,もっとも質の悪い,獰猛きわまりない人間が繁華街に繰り出してくるわけです。どんな悪事を犯してもまったく責任をとる必要のない「自由」をわがものとした人間たちです。そのことを考えれば,街中にでてきて「暴力」をふるうなどというのは日常茶飯のことだ,ということになってしまいます。
というようなことを,かなり懇切丁寧に伝えたあとで,やはり,なにを措いてもまずは「日米地位協定」の枠組みをはずすことが先決です,と結んでいました。
2~3日に1件の割合で,米兵による暴行事件が起きている・・・・・。なんとも気の遠くなるような話を,わたしたちはほとんどなにも知らされないまま,少なくとも本土復帰40年もの間,のほほんと過ごしてきたことに慄然としてしまいます。
その一方では,すでに配備されてしまったOSPREYが,那覇の市街地の上を10分間隔くらいで,低空飛行の訓練をやっている,と琉球新報と毎日新聞が伝えています。NHKはこの事実を無視しています。つまり,国民の眼にさらさないように,だれかがコントロールしているわけです。わたしたちは知らないうちに,このようにして情報をコントロールされているのです。やはり,受信料拒否をしなければ・・・と考えてしまいます。
Jウェーブは,このニュースのあとで,「みなさんは情報をどのような手段で手に入れていますか。どのメディアの提供する情報を信頼していますか」と問いかけてもいました。名指しこそしてはいませんでしたが,どこのメディアも危ないから要注意,と呼び掛けているように,わたしには聞こえました。そして,「Jウェーブ,頑張れ!」と密かにエールを送ることにしました。
沖縄に基地を押し付けて,知らん顔をしてきたわたしたちは,もっともっと沖縄情報にアンテナを張って,ひとりの人間としての恥じない判断と行動ができるよう,眼を覚ます必要があります。眠ったふりは,もう,これ以上は許されません。電車の中で,お年寄りが乗ってくると,すぐに眠ったふりをする人間にはなりたくありません。
わたし自身も,こころの底から驚いてしまいましたので,その情報のご紹介まで。
それによりますと,沖縄が本土復帰してからの40年の間に,トータルで5,708件の暴行事件が起きていて,年間に換算すると約150件ほどになる,というのです。さらに,解説がついていて,この数字は2日に1回,あるいは,3日に1回の割合で起きている,と。えっ?と思わず耳をそばだててしまいました。つまり,沖縄では日常的に米兵による(婦女を含む)暴行事件が起きている,というのです。
さらに,解説はつづきます。これらの事件が起きると,一応,沖縄県警の取り調べが行われることになっていますが,その罪を裁く権利は日本にはありません。つまり,日米地位協定による治外法権だというのです。そのため,米兵たちはすべて,日本の裁判にかけられることなく釈放され,基地に引き渡され,そのまま霞か雲のようにどこかに消え失せてしまいます。
こんな状態が,本土復帰40年を経てなお,いまもつづいているのです。こんなバカな話が,こんにちもなお厳然として存在している,という事実を本土の人間はほとんど知りません。しかも,年間に換算しておよそ150件に達するということを知っている人は,まず,皆無でしょう。かく申すわたしも,恥ずかしながら,今日のJウェーブのニュースで初めて知りました。
たまに,婦女暴行事件の,かなり悪質な事件が起き,沖縄の人たちが抗議活動をすると(今回のように),本土のマスメディアもちらりと報道しますが,あとは無視です。ですから,わたしたちは「ときどき起こる」という程度にしか認識していません。ですから,こういう事件がくり返しくり返し起きているにもかかわらず,その実態も知らないままです。ましてや,このような事件が起きる問題の背景についてはほとんどなにも知らされません。
Jウェーブの解説はさらにつづきます。
この種の事件に詳しい評論家の〇〇さん(名前を聞き取ることができませんでした)の話によれば・・・という前提でつぎのように伝えていました。
米軍基地のなかでは,戦闘訓練をやっているのです。つまり,人殺しのための訓練を日常的にやっているわけです。もっと言ってしまえば,死線をさまよう,きわめて危険な状態を前提にした訓練です。ですから,相当にはげしい「暴力」行為がそこでは展開されています。先手必勝の攻撃の方法を訓練として行っています。その米兵が休日に市街地に繰り出してくるわけです。檻のなかの猛獣が,市井の繁華街に放たれたも同然です。ちょっとでも気にくわなければ,すぐに暴力をふるいます。しかも,治外法権であることを知っています。つまり,怖いもの知らずの,もっとも質の悪い,獰猛きわまりない人間が繁華街に繰り出してくるわけです。どんな悪事を犯してもまったく責任をとる必要のない「自由」をわがものとした人間たちです。そのことを考えれば,街中にでてきて「暴力」をふるうなどというのは日常茶飯のことだ,ということになってしまいます。
というようなことを,かなり懇切丁寧に伝えたあとで,やはり,なにを措いてもまずは「日米地位協定」の枠組みをはずすことが先決です,と結んでいました。
2~3日に1件の割合で,米兵による暴行事件が起きている・・・・・。なんとも気の遠くなるような話を,わたしたちはほとんどなにも知らされないまま,少なくとも本土復帰40年もの間,のほほんと過ごしてきたことに慄然としてしまいます。
その一方では,すでに配備されてしまったOSPREYが,那覇の市街地の上を10分間隔くらいで,低空飛行の訓練をやっている,と琉球新報と毎日新聞が伝えています。NHKはこの事実を無視しています。つまり,国民の眼にさらさないように,だれかがコントロールしているわけです。わたしたちは知らないうちに,このようにして情報をコントロールされているのです。やはり,受信料拒否をしなければ・・・と考えてしまいます。
Jウェーブは,このニュースのあとで,「みなさんは情報をどのような手段で手に入れていますか。どのメディアの提供する情報を信頼していますか」と問いかけてもいました。名指しこそしてはいませんでしたが,どこのメディアも危ないから要注意,と呼び掛けているように,わたしには聞こえました。そして,「Jウェーブ,頑張れ!」と密かにエールを送ることにしました。
沖縄に基地を押し付けて,知らん顔をしてきたわたしたちは,もっともっと沖縄情報にアンテナを張って,ひとりの人間としての恥じない判断と行動ができるよう,眼を覚ます必要があります。眠ったふりは,もう,これ以上は許されません。電車の中で,お年寄りが乗ってくると,すぐに眠ったふりをする人間にはなりたくありません。
わたし自身も,こころの底から驚いてしまいましたので,その情報のご紹介まで。
0 件のコメント:
コメントを投稿