名護市民のみなさんにつづいて,南相馬市民のみなさんもまた,勇気ある決断をしてくれた,と感動。こうした良識が生きていること,そして,それを政治の場(選挙)に生かす智恵をもっていること,しかも,結果を出していること。この事実に,わたしは感動した。
目先の「経済」よりは,苦しくても耐えて,未来の子どもたちの「生命」を確保すること。
これが「危機」に直面している国民の声であることに,政府自民党は「聞く耳」をもたない,もとうともしない。その政府自民党を,「危機」から遠いところで,「思考停止」したままカネさえあればなんでもかなえられると信じて疑わない「欲望」の亡者たちが支持している。しかも,こういう人たちが50%を超えている,という。
他人の不幸などわれ関せず。われの,今日,明日の欲望が叶えられれば,それでいい。そういう多数者は,われの利害しか考えようともしない。だから「危機」に直面して,苦渋の選択を迫られている人たちの気持を理解しようという,想像力も持ち合わせてはいない。そういう人たちに支えられて,いまの政府自民党が大あぐらをかいている。だから,あとは民主主義の「多数決原理」で押し切ってしまえばいい。
いや,政府自民党のなかにも,良識ある判断のできる政治家は少なからずいる。が,党利党略のために言動を封じ込まれているだけのことだ。しかし,いまこそ,声を挙げてほしい。すでに,大きな地殻変動が起きつつあるのだから。その魁が名護市長選挙であり,南相馬市長選挙の結果なのだ。
あとは「首都決戦」。この結果いかんによっては,政治の流れは大きく変わる。その潮目が,いま少しずつ現れつつある。あとは東京都民のみなさんの決断にかかっている。考えていただきたいのは,目先の利害・打算ではなく,遠い将来の「生存」のことだ。その意味では,名護市民や南相馬市民のみなさんと,同じ視座に立つことだ。もう一度,繰り返しておこう。
「経済」か,それとも「生命」か。
「原発推進」か,それとも「脱原発」か。
現状では,「脱原発」派が二つに割れて,漁夫の利を拾うのが「原発推進」派になるだろう,と予測される。できることなら,「脱原発」派の一本化である。しかし,このまま選挙戦に突入したとしても,トータルで「脱原発」派が圧倒的多数を確保すれば,仮に「原発推進」派が新しい都知事になったとしても,その影響力は甚大である。それは政府自民党にとっては致命傷になるだろう。
政界再編ということが現実味を帯びてくる。それも,ただの,これまでにみられたような政界再編ではないだろう。つまり,これまでのような党利党略にしがみついたままの政界再編ではもはや立ち行かない,ということだ。そこを超え出る新しいスタイルの政治団体が誕生するかどうか,が大きなカギとなろう。それは,ある意味では,発想のコペルニクス的転回を必要とするものだ。当然,国民にもそれが要求されることになろう。
いずれにしても,なにか,面白いことが始まる。そういう予兆が現実となりつつある。その魁となる選挙結果が,名護市と南相馬市で起きた。さて,「首都決戦」やいかに。
断るまでもなく,その結果は「東京五輪」にも跳ね返る。
目先の「経済」よりは,苦しくても耐えて,未来の子どもたちの「生命」を確保すること。
これが「危機」に直面している国民の声であることに,政府自民党は「聞く耳」をもたない,もとうともしない。その政府自民党を,「危機」から遠いところで,「思考停止」したままカネさえあればなんでもかなえられると信じて疑わない「欲望」の亡者たちが支持している。しかも,こういう人たちが50%を超えている,という。
他人の不幸などわれ関せず。われの,今日,明日の欲望が叶えられれば,それでいい。そういう多数者は,われの利害しか考えようともしない。だから「危機」に直面して,苦渋の選択を迫られている人たちの気持を理解しようという,想像力も持ち合わせてはいない。そういう人たちに支えられて,いまの政府自民党が大あぐらをかいている。だから,あとは民主主義の「多数決原理」で押し切ってしまえばいい。
いや,政府自民党のなかにも,良識ある判断のできる政治家は少なからずいる。が,党利党略のために言動を封じ込まれているだけのことだ。しかし,いまこそ,声を挙げてほしい。すでに,大きな地殻変動が起きつつあるのだから。その魁が名護市長選挙であり,南相馬市長選挙の結果なのだ。
あとは「首都決戦」。この結果いかんによっては,政治の流れは大きく変わる。その潮目が,いま少しずつ現れつつある。あとは東京都民のみなさんの決断にかかっている。考えていただきたいのは,目先の利害・打算ではなく,遠い将来の「生存」のことだ。その意味では,名護市民や南相馬市民のみなさんと,同じ視座に立つことだ。もう一度,繰り返しておこう。
「経済」か,それとも「生命」か。
「原発推進」か,それとも「脱原発」か。
現状では,「脱原発」派が二つに割れて,漁夫の利を拾うのが「原発推進」派になるだろう,と予測される。できることなら,「脱原発」派の一本化である。しかし,このまま選挙戦に突入したとしても,トータルで「脱原発」派が圧倒的多数を確保すれば,仮に「原発推進」派が新しい都知事になったとしても,その影響力は甚大である。それは政府自民党にとっては致命傷になるだろう。
政界再編ということが現実味を帯びてくる。それも,ただの,これまでにみられたような政界再編ではないだろう。つまり,これまでのような党利党略にしがみついたままの政界再編ではもはや立ち行かない,ということだ。そこを超え出る新しいスタイルの政治団体が誕生するかどうか,が大きなカギとなろう。それは,ある意味では,発想のコペルニクス的転回を必要とするものだ。当然,国民にもそれが要求されることになろう。
いずれにしても,なにか,面白いことが始まる。そういう予兆が現実となりつつある。その魁となる選挙結果が,名護市と南相馬市で起きた。さて,「首都決戦」やいかに。
断るまでもなく,その結果は「東京五輪」にも跳ね返る。
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