今日(11月17日)は,少し延期していた抗ガン剤治療のための診察の日。少し早めにでかけて,血液検査,薬剤師さんとの面談,そして主治医の診察,を受けてきました。
結論は,抗ガン剤治療の再開をもうしばらく延期して,来年1月から再開することをめざして,12月15日にCT検査をし,その結果をみて判断しましょう,ということになりました。
今回の血液検査の結果は,ほぼ,以前と同じ数値にもどっているので,このまますぐに抗ガン剤治療に入ってもいい状態になっている,というのが主治医の意見でした。ですが,わたしの自己診断は,もう少し休息をしたい,その理由は,からだにパワーがもどっていない,気持が前に向かない,この自己認識を重視したい,と申し入れをしました。
このような自己診断をした目安のひとつは,体重がもとにもどっていない,という現実です。これまでですと,薬を飲むと体重が下がり,休息期に入ると徐々に体重がもどり,薬を飲む前の状態になっていました。ですから,からだにもパワーがもどり,気持も前に向かっていました。よし,いくぞ,という強い意思がはたらいて薬を飲む準備ができていました。しかし,今回は,体重が下がったまま,さらに50㎏を切ることもあり,いささかあせりました。いろいろ作戦を立てて,体重をもどす努力をして,今朝の計測で,やっと51㎏に到達していました。が,これまでのように52㎏,53㎏にはとどいていません。
この理由がよくわかりません,と主治医に相談。すると,抗ガン剤治療というのは,ぎりぎりいっぱいのところでのせめぎ合いだから,50㎏の体重を維持できているということは,なんの問題もない証拠です,と仰る。そして,もっと下がっていっても不思議ではない,それが50㎏止まりで下支えしているのはとてもいい状態だと判断できます,と。だから,体重についてはなんら心配する必要はない,とのこと。
そこで,わたしは,体重が下がるにつれて,気力も体力も落ちていくという自覚症状が気がかりです。そして,仕事の段取りも,腰が引けてしまって,あとまわしにすることが多くなってきていて,全体的に仕事の効率が低下している,これが悩みの根源にあります,と。
これについては,体重と気力はあまり関係はないと思うけれども,自己診断は大事なので,それは少し考えることにしましょう,ということになりました。血液検査の結果は,全体的にはとてもいいバランスになってきているので心配はないし,いまのところは,転移も再発もみられないので,こちらも心配ない,したがって,稲垣さんの気力・体力がもどってくるのを待ちましょう。しばらく抗ガン剤治療を中止していてもなんの心配もありません。
というような具合の相談の結果(このほかにもいろいろと相談をしていますが),ことしいっぱい薬はお休みにして,来年1月からの再開をめざしましょう,ということになりました。その代わり,次回の12月15日にはCTスキャンをとって,胃腸の状態もしっかり確認して,再開計画を立てましょう,というところで,今日の診察は終わりました。
あと一カ月半,無罪放免。となれば,この間にやれることを精一杯やって・・・と急に前向きになってきました。人間のからだというものは正直なものです。やはり,からだが相当に抗ガン剤を拒否していたということがわかります。こころは嘘つきですから,理性のいうなりに,適当に帳尻合わせをしてしまいます。このギャップが病気を誘発する大きな原因のひとつだと,これはわたしの持論。このギャップを可能なかぎり小さくしていくことが健康生活の基本だ,と。
みんなだれもが持ち合わせているわたしたちの「内なる自然」(=動物性)の声に耳を傾け,理性がその声に寄り添うことができるように,生活設計をすること・・・・これもまたわたしの理性が言っていることですが,大事にしたいと思います。
今日は,主治医の先生が,わたしの考えていることを素早く察知してくださり,みごとにそれに対応してくださったことが,なによりの収穫。やはり,名医に遭遇することが大事,としみじみ思いました。この名医とのご縁を開いてくれたYドクター,そして,Kさんにこころから感謝です。ありがたいことです。
これできっとからだがぐんぐんパワーを溜めて,万全の体勢を整えることができる,といまは確信しています。
以上,ご報告まで。
結論は,抗ガン剤治療の再開をもうしばらく延期して,来年1月から再開することをめざして,12月15日にCT検査をし,その結果をみて判断しましょう,ということになりました。
今回の血液検査の結果は,ほぼ,以前と同じ数値にもどっているので,このまますぐに抗ガン剤治療に入ってもいい状態になっている,というのが主治医の意見でした。ですが,わたしの自己診断は,もう少し休息をしたい,その理由は,からだにパワーがもどっていない,気持が前に向かない,この自己認識を重視したい,と申し入れをしました。
このような自己診断をした目安のひとつは,体重がもとにもどっていない,という現実です。これまでですと,薬を飲むと体重が下がり,休息期に入ると徐々に体重がもどり,薬を飲む前の状態になっていました。ですから,からだにもパワーがもどり,気持も前に向かっていました。よし,いくぞ,という強い意思がはたらいて薬を飲む準備ができていました。しかし,今回は,体重が下がったまま,さらに50㎏を切ることもあり,いささかあせりました。いろいろ作戦を立てて,体重をもどす努力をして,今朝の計測で,やっと51㎏に到達していました。が,これまでのように52㎏,53㎏にはとどいていません。
この理由がよくわかりません,と主治医に相談。すると,抗ガン剤治療というのは,ぎりぎりいっぱいのところでのせめぎ合いだから,50㎏の体重を維持できているということは,なんの問題もない証拠です,と仰る。そして,もっと下がっていっても不思議ではない,それが50㎏止まりで下支えしているのはとてもいい状態だと判断できます,と。だから,体重についてはなんら心配する必要はない,とのこと。
そこで,わたしは,体重が下がるにつれて,気力も体力も落ちていくという自覚症状が気がかりです。そして,仕事の段取りも,腰が引けてしまって,あとまわしにすることが多くなってきていて,全体的に仕事の効率が低下している,これが悩みの根源にあります,と。
これについては,体重と気力はあまり関係はないと思うけれども,自己診断は大事なので,それは少し考えることにしましょう,ということになりました。血液検査の結果は,全体的にはとてもいいバランスになってきているので心配はないし,いまのところは,転移も再発もみられないので,こちらも心配ない,したがって,稲垣さんの気力・体力がもどってくるのを待ちましょう。しばらく抗ガン剤治療を中止していてもなんの心配もありません。
というような具合の相談の結果(このほかにもいろいろと相談をしていますが),ことしいっぱい薬はお休みにして,来年1月からの再開をめざしましょう,ということになりました。その代わり,次回の12月15日にはCTスキャンをとって,胃腸の状態もしっかり確認して,再開計画を立てましょう,というところで,今日の診察は終わりました。
あと一カ月半,無罪放免。となれば,この間にやれることを精一杯やって・・・と急に前向きになってきました。人間のからだというものは正直なものです。やはり,からだが相当に抗ガン剤を拒否していたということがわかります。こころは嘘つきですから,理性のいうなりに,適当に帳尻合わせをしてしまいます。このギャップが病気を誘発する大きな原因のひとつだと,これはわたしの持論。このギャップを可能なかぎり小さくしていくことが健康生活の基本だ,と。
みんなだれもが持ち合わせているわたしたちの「内なる自然」(=動物性)の声に耳を傾け,理性がその声に寄り添うことができるように,生活設計をすること・・・・これもまたわたしの理性が言っていることですが,大事にしたいと思います。
今日は,主治医の先生が,わたしの考えていることを素早く察知してくださり,みごとにそれに対応してくださったことが,なによりの収穫。やはり,名医に遭遇することが大事,としみじみ思いました。この名医とのご縁を開いてくれたYドクター,そして,Kさんにこころから感謝です。ありがたいことです。
これできっとからだがぐんぐんパワーを溜めて,万全の体勢を整えることができる,といまは確信しています。
以上,ご報告まで。
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