家から歩いて10分ほどのところにある溝口神社に初詣をしてきました。それも,寝正月を存分に堪能して,夕刻になってから初詣にでかけました。この時刻なら,ほとんど人もいないだろうと想定してでかけました。ところが・・・・。驚くことに長蛇の列。警備員が列の最後尾にいて,交通の邪魔にならないよう任務についていました。この神社は,いわゆる大山街道に面していますので,交通量はかなりのものがあります。
この列に並んで牛歩ならぬ立ち止まりつつ前進。社殿に到達するまで約1時間半。狭い境内は参拝客でいっぱい。お守りや護符を売る出店がずらり。なかにはお神酒を販売している出店も。社殿の裏側では甘酒が無料でふるまわれていました。社務所ではご祈祷をしていて,その順番を待つ人もいっぱい。おやおや,と驚くことばかり。
ふだんは参拝客などほとんどみかけたこともない閑静な小さな神社です。ただ,安産の神様としては知られているらしく,ネット情報によれば,水天宮につぐ関東では第二の安産の神様だとか。そういえば,この列に並んでいる人は概して若いカップルが多かったようにおもいます。
狛犬さんと社殿の間には大きな幟旗が二本立っていました。よくよくみると,「総氏子中 海舟勝安房」というサインが左側の幟旗の下のところにありました。あわてて,近くにあった説明を読んでみますと,あの勝海舟が,この溝口神社の氏子であったこと,そして,この幟旗を寄贈したこと,現代のものはその複製であること,などが書かれていました。
これには驚いてしまいました。いまでこそ,こんなに小さな境内の構えになってしまっていますが,往時は相当に大きな構えの社殿であったに違いありません。また,ロケーション的にも大山街道というかつての重要なネットワークをコントロールすることのできるポイントにもなっています。ですから,勝海舟はこの神社を自分の勢力下に抱えておく必要があると考えたのでしょう。
社殿の正面には茅の輪がセットしてあって,全員がここをくぐり抜けてから,社殿の前に立つようになっています。わたしは,おもわず被ってきた帽子をとって,あらたかな気分でくぐることにしました。くぐったあとは,横6人ずつ並んで参拝をします。なんだか妙な気分でしたが,みんながしているように作法を守りました。すなわち,ニ礼,二拍手,一礼,です。
参拝を済ませて,社殿の裏にまわりますと,大きな欅の木があって,ライトアップされていました。とても神秘的な光景で,おもわず足を止めてしばらく佇んでしまいました。立派な古木に注連縄が張ってあって,貫祿十分でした。折角でしたので,おみくじを引いてみました。結果は,「吉」。病気は長引くが平癒する,とありちょっぴり安心しました。
参拝が終わって帰宅したら,すでに午後7時を過ぎていました。
新年早々,想定外の面白い経験をしました。
ことし一年がどんな風に展開するのか,楽しみにしたいとおもいます。
以上,初詣の巻。
狛犬さんと社殿の間には大きな幟旗が二本立っていました。よくよくみると,「総氏子中 海舟勝安房」というサインが左側の幟旗の下のところにありました。あわてて,近くにあった説明を読んでみますと,あの勝海舟が,この溝口神社の氏子であったこと,そして,この幟旗を寄贈したこと,現代のものはその複製であること,などが書かれていました。
参拝を済ませて,社殿の裏にまわりますと,大きな欅の木があって,ライトアップされていました。とても神秘的な光景で,おもわず足を止めてしばらく佇んでしまいました。立派な古木に注連縄が張ってあって,貫祿十分でした。折角でしたので,おみくじを引いてみました。結果は,「吉」。病気は長引くが平癒する,とありちょっぴり安心しました。
参拝が終わって帰宅したら,すでに午後7時を過ぎていました。
新年早々,想定外の面白い経験をしました。
ことし一年がどんな風に展開するのか,楽しみにしたいとおもいます。
以上,初詣の巻。
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