娘夫婦が沖縄から帰省していたこともあって,何年ぶりかで年末恒例の「紅白」をみながらすき焼きを囲んだ。かつては(もう15,6年前の話),その年に活躍した歌手とベテラン歌手とが男女対抗の形式で「歌合戦」を展開する,一年の総まとめの歌番組として充実していた。そして,最後のトリをだれが勤めるのか,大きな話題となったものだ。
しかし,それに比べて,今回の「紅白」の体たらくはいったいどうしたというのか。もはや,「歌合戦」ではないし,歌手としての一年間の実績も,ベテラン歌手としての評価も,はちゃめちゃ。なにを基準にして歌手を選別し,序列化しているのか,そのコンセプトがまったくわけがわからない。一方的な垂れ流し。それをただ視聴するだけ。なにも伝わってくるものがない。
どうやら,前半は若い世代に向けてのサービスを中心にし,後半は中高年の視聴者に向けて歌手を登場させたようだが,それにしても最後のトリはいったいどうしたことか。あきれ果てて,もはや,ものも申せません,というところ。ひょっとしたら,NHKのディレクターあたりが,自分の青春時代の思い入れと重ね合わせただけのアイディアだったのではないか,と勘繰られてしまう。だとしたら,公私混同もはなはだしい。
でも,いまのNHKならやりかねない。だれかの一声で。
どうしてもやりたいというのであれば,歌謡曲一本に絞るなり,あるいは,ジャンル別に選ぶなり,歌唱力の評価の高い歌手を選ぶなり,歌と踊りで新境地を開いたと評価されたグループを選ぶなり,なにか筋をとおすべきではないのか。
くろやなぎてつこ,という人の起用も,なにがなんだかわけがわからなかった。しかも,危なっかしくて,不安でみていられなかった。あまりに痛々しくて,ときには不快でもあった。まわりの気遣いもわからぬではないが,あそこまでしなくてはならない人を,一年の締めくくりの長時間番組で起用すべきではないだろう。もっとも,本命には逃げられてしまったようだが・・・・。
昨年の際立った存在として話題になった作家・芸人又吉直樹あたりを起用してみたら面白かっただろうに,とおもうのはわたしだけだろうか。NHKの意外な番組(経済)でもMCをつとめていて,わたしはとても面白いとおもってみているのだが・・・・。もっとも,あのキモさはお祭りには不向きではあろうが,起用の仕方によっては新局面を展開する起爆剤にはなったのではないか・・・などと,勝手に推測。なにを隠そう,作家としての又吉直樹の才能に,わたしはかなり注目しているので,過大評価をしている節はあるのだが・・・・。
まあ,そんなことはともかくとして,今回の「紅白」はまるでダメ,というのがわたしの評価。もう,次回からは見ることはないだろう。大晦日のテレビはやめにして,その年,印象に残った本でも山積みにして,チビリチビリと日本酒でも舐めながら,読書三昧にふけるというのも手だなぁ,といまから楽しみにしている次第。
NHK紅白よ,さようなら。
長い間,ご苦労さまでした。
もうそろそろ幕引きのときでしょう。
ついでに,NHKも幕引きにしてもらいたいところ。とりわけ,ニュース番組の体たらくは,今回の紅白よりももっと酷いのだから・・・。
いま,フクシマがどうなっているのか,まったく蓋をしてしまって,事実を伝えようとはしない。
アベ政権のいいなり。
冗談じゃない。
受信料を返せ!と怒鳴りたいくらいだ。
受信料をとっている以上は,視聴者の要望に応えるニュース報道に専念すべきではないのか。
その義務を放棄してしまっている。体たらく・・・・。
ああ,いけない。余分なことまでいい始めている。
というところで,今日のところはお終い。
NHKもお終い。
もちろん,「紅白」もお終いね。
しかし,それに比べて,今回の「紅白」の体たらくはいったいどうしたというのか。もはや,「歌合戦」ではないし,歌手としての一年間の実績も,ベテラン歌手としての評価も,はちゃめちゃ。なにを基準にして歌手を選別し,序列化しているのか,そのコンセプトがまったくわけがわからない。一方的な垂れ流し。それをただ視聴するだけ。なにも伝わってくるものがない。
どうやら,前半は若い世代に向けてのサービスを中心にし,後半は中高年の視聴者に向けて歌手を登場させたようだが,それにしても最後のトリはいったいどうしたことか。あきれ果てて,もはや,ものも申せません,というところ。ひょっとしたら,NHKのディレクターあたりが,自分の青春時代の思い入れと重ね合わせただけのアイディアだったのではないか,と勘繰られてしまう。だとしたら,公私混同もはなはだしい。
でも,いまのNHKならやりかねない。だれかの一声で。
どうしてもやりたいというのであれば,歌謡曲一本に絞るなり,あるいは,ジャンル別に選ぶなり,歌唱力の評価の高い歌手を選ぶなり,歌と踊りで新境地を開いたと評価されたグループを選ぶなり,なにか筋をとおすべきではないのか。
くろやなぎてつこ,という人の起用も,なにがなんだかわけがわからなかった。しかも,危なっかしくて,不安でみていられなかった。あまりに痛々しくて,ときには不快でもあった。まわりの気遣いもわからぬではないが,あそこまでしなくてはならない人を,一年の締めくくりの長時間番組で起用すべきではないだろう。もっとも,本命には逃げられてしまったようだが・・・・。
昨年の際立った存在として話題になった作家・芸人又吉直樹あたりを起用してみたら面白かっただろうに,とおもうのはわたしだけだろうか。NHKの意外な番組(経済)でもMCをつとめていて,わたしはとても面白いとおもってみているのだが・・・・。もっとも,あのキモさはお祭りには不向きではあろうが,起用の仕方によっては新局面を展開する起爆剤にはなったのではないか・・・などと,勝手に推測。なにを隠そう,作家としての又吉直樹の才能に,わたしはかなり注目しているので,過大評価をしている節はあるのだが・・・・。
まあ,そんなことはともかくとして,今回の「紅白」はまるでダメ,というのがわたしの評価。もう,次回からは見ることはないだろう。大晦日のテレビはやめにして,その年,印象に残った本でも山積みにして,チビリチビリと日本酒でも舐めながら,読書三昧にふけるというのも手だなぁ,といまから楽しみにしている次第。
NHK紅白よ,さようなら。
長い間,ご苦労さまでした。
もうそろそろ幕引きのときでしょう。
ついでに,NHKも幕引きにしてもらいたいところ。とりわけ,ニュース番組の体たらくは,今回の紅白よりももっと酷いのだから・・・。
いま,フクシマがどうなっているのか,まったく蓋をしてしまって,事実を伝えようとはしない。
アベ政権のいいなり。
冗談じゃない。
受信料を返せ!と怒鳴りたいくらいだ。
受信料をとっている以上は,視聴者の要望に応えるニュース報道に専念すべきではないのか。
その義務を放棄してしまっている。体たらく・・・・。
ああ,いけない。余分なことまでいい始めている。
というところで,今日のところはお終い。
NHKもお終い。
もちろん,「紅白」もお終いね。
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