明日(15日)の毎日新聞夕刊のコラム「スポーツを考える」にわたしの記事が掲載されることになりました。大きさは5段組み,26行どり。その中に見出しと顔写真と略歴が入ります。かなり大きなコラムです。そのゲラが,昨日(13日),落合記者から直接渡されました。記事の最後のところに〔構成・写真 落合博〕とあり,見出しは「3・11後の論理構築を」というものです。なんだか嬉しいような,面はゆいような妙な気分です。
じつは,一昨日(12日)の段階で,原稿の下書きが落合記者からメールで送られてきて,簡単な修正をして返信したばかりでした。それが,その翌日にはゲラになってでてきたというわけです。新聞社のコラムの段取りというのはこんな風に進むものなのだと感心しました。
でも,ここまでくるにはかなりの手間がかかっています。
ある日,突然,毎日新聞社の落合博記者から連絡が入り,一度,お会いしてお話をうかがいたい,とのことでした。オリンピック前でしたので,その話だろうか,それともそれ以外の話なのだろうか,いろいろ考えました。いったいなんだろうと思いましたが,まずは,渋谷の喫茶店でお会いしました。ところが話の途中から,「取材」に切り替えさせてもらっていいですか,ということになりボイス・レコーダーが置かれることに。
最近の新聞記者の中には,ときおり,とても横着な人がいて,わたしの書いたものを一冊も読まないで〇〇さんに紹介してもらいました,と言ってやってくる人がいます。そういう場合には,即座に,お帰りくださいといってお断りすることにしています。はたして,落合さんはどうかなと半信半疑のままお会いしてみました。落合さんは,とても生真面目に予習をしてこられました。これならばと話に気合が入った瞬間に「取材」ということで・・・ということになりました。
このときは,喫茶店が騒音でうるさくて,ボイス・レコーダーもうまくわたしの話をひろうことができなかったのではないかと思います。と思っていたら,それからしばらくして,もう一度,取材をということになりました。こんどは,わたしの鷺沼の事務所にきていただきました。ここなら静かに,落ち着いてお話ができると考えて・・・。これは正解でした。顔写真もこのときに撮ったものが掲載されます。
落合記者から促されるままに,あれもこれも饒舌に語ってしまい,あまりまとまりのない話をしました。ところが,出来上がってきた原稿をみて驚きました。力点のおき方は多少異なるとしても,わたしが言いたかったことをじつに要領よく,限られたスペースのなかでまとめてくださいました。ぜひ,本文は新聞でご確認ください。
この人は面白いと思いました。わたしのお話したことは,いま考えていることのほんの一部でしかありません。ので,この続編はぜひ「取材」とは関係なく,鷺沼の「延命庵」でやりましょう,ということになっています。3・11後のスポーツをどのように考えていけばいいのか,その思想・哲学的基盤を固めるにはどうすればいいのか,それが喫緊の課題です。3・11前までのスポーツについての考え方をいかに批判的に超克していくか,そのための理論的根拠を明らかにすること,これが「21世紀スポーツ文化研究所」の課題です。
もう一つ,裏話をしておきますと,落合記者が掲載紙のゲラを直接手渡してくださったのは,なんと柏木裕美さんの画廊企画展の初日の会場・ギャラリーG2でした。ついでに,ギャラリーG2での柏木さんの能面展は圧巻です。来られた方たちが,みんなびっくり仰天されています。しかも,それぞれの業界での一流の人たちばかりです。落合記者もびっくり仰天された人のひとりです。
長くなってしまいました。とりあえず,明日の毎日新聞の夕刊の宣伝まで。
じつは,一昨日(12日)の段階で,原稿の下書きが落合記者からメールで送られてきて,簡単な修正をして返信したばかりでした。それが,その翌日にはゲラになってでてきたというわけです。新聞社のコラムの段取りというのはこんな風に進むものなのだと感心しました。
でも,ここまでくるにはかなりの手間がかかっています。
ある日,突然,毎日新聞社の落合博記者から連絡が入り,一度,お会いしてお話をうかがいたい,とのことでした。オリンピック前でしたので,その話だろうか,それともそれ以外の話なのだろうか,いろいろ考えました。いったいなんだろうと思いましたが,まずは,渋谷の喫茶店でお会いしました。ところが話の途中から,「取材」に切り替えさせてもらっていいですか,ということになりボイス・レコーダーが置かれることに。
最近の新聞記者の中には,ときおり,とても横着な人がいて,わたしの書いたものを一冊も読まないで〇〇さんに紹介してもらいました,と言ってやってくる人がいます。そういう場合には,即座に,お帰りくださいといってお断りすることにしています。はたして,落合さんはどうかなと半信半疑のままお会いしてみました。落合さんは,とても生真面目に予習をしてこられました。これならばと話に気合が入った瞬間に「取材」ということで・・・ということになりました。
このときは,喫茶店が騒音でうるさくて,ボイス・レコーダーもうまくわたしの話をひろうことができなかったのではないかと思います。と思っていたら,それからしばらくして,もう一度,取材をということになりました。こんどは,わたしの鷺沼の事務所にきていただきました。ここなら静かに,落ち着いてお話ができると考えて・・・。これは正解でした。顔写真もこのときに撮ったものが掲載されます。
落合記者から促されるままに,あれもこれも饒舌に語ってしまい,あまりまとまりのない話をしました。ところが,出来上がってきた原稿をみて驚きました。力点のおき方は多少異なるとしても,わたしが言いたかったことをじつに要領よく,限られたスペースのなかでまとめてくださいました。ぜひ,本文は新聞でご確認ください。
この人は面白いと思いました。わたしのお話したことは,いま考えていることのほんの一部でしかありません。ので,この続編はぜひ「取材」とは関係なく,鷺沼の「延命庵」でやりましょう,ということになっています。3・11後のスポーツをどのように考えていけばいいのか,その思想・哲学的基盤を固めるにはどうすればいいのか,それが喫緊の課題です。3・11前までのスポーツについての考え方をいかに批判的に超克していくか,そのための理論的根拠を明らかにすること,これが「21世紀スポーツ文化研究所」の課題です。
もう一つ,裏話をしておきますと,落合記者が掲載紙のゲラを直接手渡してくださったのは,なんと柏木裕美さんの画廊企画展の初日の会場・ギャラリーG2でした。ついでに,ギャラリーG2での柏木さんの能面展は圧巻です。来られた方たちが,みんなびっくり仰天されています。しかも,それぞれの業界での一流の人たちばかりです。落合記者もびっくり仰天された人のひとりです。
長くなってしまいました。とりあえず,明日の毎日新聞の夕刊の宣伝まで。
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