以前にもこのブログで書きましたように,能面アーティスト柏木裕美さんの画廊企画展が今日(13日)からはじまります。会期は18日(火)まで。テーマは「愛ゆえに」。
昨日(12日),太極拳の稽古のあとSさんと一緒にセッティングのお手伝いに行ってきました。こじんまりとした2室に,約180面を飾りました。テーマの中心となる「愛ゆえに」と,白の「大般若」の2面を額に,もう1面を漆塗りの板の上に飾りました。あとは,全部,壁面に直接釘を打って,ほとんど隙間なく飾りました。圧巻です。
加えて,能面の絵と能面の写真の掛け軸の一部を展示。展示できないものは平積みにして,めくってみていただくようにしてあります。なにはともあれ,柏木さんがいま手元に保存している能面のすべてが一堂に展示されています。一人の作家の能面を,それも180面も,一度に見られるということ自体が奇跡のような話です。
セッティングするための時間と人手の関係で,とりあえず,全部の能面をはじから手あたり次第に並べることにしました。すると,不思議なことに,これまでとはまったく違った空間ができあがり,見る人を圧倒する迫力満点の展示になりました。
これまでの展示(たとえば,文藝春秋画廊)では,伝統面(能舞台で用いられる面)のグループ,小面100変化のグループ(小面から般若まで),現代人の顔を能面の様式で表現した面のグループ,という具合に展示されてきました。が,今回は,近くに置いてある面から,つぎつぎに釘を打って,そこに掛けていくという無作為・無意識にゆだねることにしました。その結果が,今回の展示です。ですから,一見したところ雑然としています。が,このカオスのような状態こそ「愛ゆえに」のテーマにふさわしいのでは・・・と思えてきますから不思議です。
ひょっとすると,日替わりのように,作品の展示位置が変化するかもしれません。もうすでに,昨日の段階でも,いくつかの面は移動させたりしています。ようやくそれぞれの能面の位置が落ち着くころには会期が終了しているかもしれません。その意味では,日替わり展示を楽しみに,足を運ぶのも一興かと思います。
画廊に関する情報は以下のとおりです。
画廊の名前:ギャラリーG2
住所:中央区銀座2-8-2 日紫ビル1F
電話:03-3567-1555
展示されている場所が2室になっていますので,交代でわたしも留守番の応援にでかけることになっています。運がよければ画廊でお会いできるかと思います。あるいは,事前にメールでご連絡くだされば,時間を合わせることも可能です。
これまでに前例のない能面展であることは間違いありません。
ぜひ,お出かけください。
昨日(12日),太極拳の稽古のあとSさんと一緒にセッティングのお手伝いに行ってきました。こじんまりとした2室に,約180面を飾りました。テーマの中心となる「愛ゆえに」と,白の「大般若」の2面を額に,もう1面を漆塗りの板の上に飾りました。あとは,全部,壁面に直接釘を打って,ほとんど隙間なく飾りました。圧巻です。
加えて,能面の絵と能面の写真の掛け軸の一部を展示。展示できないものは平積みにして,めくってみていただくようにしてあります。なにはともあれ,柏木さんがいま手元に保存している能面のすべてが一堂に展示されています。一人の作家の能面を,それも180面も,一度に見られるということ自体が奇跡のような話です。
セッティングするための時間と人手の関係で,とりあえず,全部の能面をはじから手あたり次第に並べることにしました。すると,不思議なことに,これまでとはまったく違った空間ができあがり,見る人を圧倒する迫力満点の展示になりました。
これまでの展示(たとえば,文藝春秋画廊)では,伝統面(能舞台で用いられる面)のグループ,小面100変化のグループ(小面から般若まで),現代人の顔を能面の様式で表現した面のグループ,という具合に展示されてきました。が,今回は,近くに置いてある面から,つぎつぎに釘を打って,そこに掛けていくという無作為・無意識にゆだねることにしました。その結果が,今回の展示です。ですから,一見したところ雑然としています。が,このカオスのような状態こそ「愛ゆえに」のテーマにふさわしいのでは・・・と思えてきますから不思議です。
ひょっとすると,日替わりのように,作品の展示位置が変化するかもしれません。もうすでに,昨日の段階でも,いくつかの面は移動させたりしています。ようやくそれぞれの能面の位置が落ち着くころには会期が終了しているかもしれません。その意味では,日替わり展示を楽しみに,足を運ぶのも一興かと思います。
画廊に関する情報は以下のとおりです。
画廊の名前:ギャラリーG2
住所:中央区銀座2-8-2 日紫ビル1F
電話:03-3567-1555
展示されている場所が2室になっていますので,交代でわたしも留守番の応援にでかけることになっています。運がよければ画廊でお会いできるかと思います。あるいは,事前にメールでご連絡くだされば,時間を合わせることも可能です。
これまでに前例のない能面展であることは間違いありません。
ぜひ,お出かけください。
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