2012年11月15日木曜日

「原発ゼロ」をめざす絶好のチャンス到来。われわれ国民の出番だ!

 とうとうドジョウ君が投げ出した。遅きに失した感もあるが,そんなことはどうでもいい。しっかりと前を見据えて,「原発ゼロ」(脱原発/反原発もみんなふくめて)を熱望する80%の国民の意志を,選挙行動で明らかにすること,そのための千載一遇のチャンス到来と受け止めたい。だから,わたしたちの責任は重い。

 これからの一ヶ月,なにが起こるかまったく予測ができない。政界再編があちこちで起こるに違いない。どうせ,みんな自分勝手な保身のための利害・打算で行動する安っぽい政治家たちばかりだ。そんなものに眼を奪われる必要はない。

 争点はただひとつ。「原発ゼロ」に向けての「やる気」のみ。

 復興はみんな言うに決まっている。そして,やって当たり前だ。なにがなんでもやらなくてはならない。これは争点にはならない。みんな共有/必須だから。

 問題は,「原発ゼロ」を玉虫色に見せかける政党がわんさとでてくることだ。この玉虫色に【ご注意】を。ことばの綾にごまかされないように。きちんと「原発ゼロ」に向けての政策(実現計画)がマニュフェストに書き込まれているかどうかを見極めること。

 そうして,これからの日本の行方を、わたしたち国民の側から指し示すこと。つまり,昨日(11月14日)までの日本(原発を止めるといいつつ,動かす,この支離滅裂)に決別し,新しい日本の姿/かたち(原発ゼロに向けての着実な行動計画)を模索していくこと。いうならば,天下分け目の「関ヶ原」の決戦である。ここでわれわれ国民が判断/選択の間違いを犯すとしたら,もはや,この国に未来はないだろう。まさに,原発列島沈没論が,現実になってしまう。

 だから,原発列島沈没論だけはなんとしても回避させなければならない。

 ほかにも論点は多々ある。しかし,原発ゼロの姿勢を毅然と示すことのできる政党であれば,おのずから,沖縄の基地問題もTPP問題も,間違いなく裁くことができる。消費税増税,憲法改正(じつは改悪),定数是正,などなど。すべて同根/同源だから。つまり,「人が生きる」という点を最優先させるかどうかということだから。もちろん,復興も同じだ。すべては,この「人が生きる」というところからの仕切り直しなのだ。それをこそ,こんどの総選挙の争点にしなくてはならない。そして,その指標が「原発ゼロ」だ。

 言いたいことは山ほどある。各論については,これから議論することにしよう。とりあえずは,昨日(14日)のドジョウ君の発言,そして,明日(16日)の衆議院解散に向けて,現段階でのわたしの「思い」をひとこと。

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