あけましておめでとうございます。
ほんねんもどうぞよろしくおねがいいたします。
108の煩悩を鐘で打ち鳴らして・・・というわけにはいきませんでしたが,とにもかくにも,新しい年はこのわたしのところにもやってきました。この108という数字が四苦八苦にも関係していると知り(わたしの好きな作家で禅僧の書いているブログより),ああ,そうなのか,となんだか深く納得。四苦(36)八苦(72),合計108というわけです。
まあ,単純な語呂合わせにすぎませんが,そうでもなさそうに思えてくるから不思議です。四苦は,生・老・病・死の四つ。八苦は,愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦の八つ。 じつは,この四苦八苦については,かなりむかしから気になっていました。なぜ,お釈迦さんは,これらを「苦」と考えたのか,そして,これらの「苦」との折り合いをつけるために,修行しなければならないと考えたのか。修行をしなければ,これらの「苦」を乗り越えることはできないのだろうか,と。
わたしは,あるときから,これらは「苦」でもなんでもない,と考えるようになりました。そして,むしろ,これらこそが「人が生きる」ということの,ありのままの姿ではないか,と。人間は,ひとたびこの世に生をうけたからには,みんなこういう道をとおって,やがて死にいたるものだ,と。そう思えば,これらは「苦」でもなんでもない,と。
おやおや,元旦早々からこんな話をはじめるとは夢にも思っていませんでした。これもまたなにかのご因縁というものなのでしょう。そんなこころに,ふと,させてくれるなにかがこのところ多くあり,いや待てよと考えています。なにか,別世界とのつながりができつつあるのでしょうか。あるいは,ひょっとしたら,ことしは,もうひとつ上のランクで達観できる予告かもしれません。
とまあ,自分にとっていい方に解釈して,新年を言祝ぐことにしましょう。
ことしは,なんと言っても第2回日本・バスク国際セミナーの開催が待っています。神戸市外国語大学の竹谷さんが事務局長として取り組んでいる4年がかり(実際には5年目)の企画です。テーマは「伝統スポーツとグロバリゼーション」です。タイミング的にも,「3・11」を通過して,これからの日本を,そして世界を考えなくてはならない,きわめて重要な年でもあります。フクシマといういつ果てるとも知れない大きな試練,沖縄の基地移転問題,そしてTPPという,いずれも日本の地域に固有の生業と地域に固有の文化のあり方を直撃する大問題を避けてとおることはできません。
「ISC・21」(21世紀スポーツ文化研究所)を主宰するわたしとしては,これらの問題と「21世紀のスポーツ文化」を考えることとは,一直線につながる重大なテーマであると考えています。ですので,おのずから力が入ってきます。ことしも,東京・名古屋・大阪(ときに,神戸・奈良も)の三つの都市を巡回して月1回開催される「月例会」を中心に,多くの企画を考えて,活動を拡大していきたいと夢見ています。紀要の刊行,単行本企画,Web上での情報誌,そして,このブログと,大いに楽しい年になるよう頑張りたいと思います。
また,太極拳の稽古の場所も,大岡山から溝の口に移して,李老師の住むマンション(じつは,わたしも同じマンションの住人)の集会室を借りて行うことになりました。ここなら,たぶん,毎週,稽古をみてもらえるのではないか,と期待して。李老師もつよく薦めてくれた結果の決断でした。といいますのは,稽古の質が高くなってきたので,もう少し広いスペースで稽古をしないと,伸びやかな太極拳にならなくなる,と李老師から注意されたからです。1月4日(水)が太極拳の稽古始めとなります。これまでどおり,西谷さん,柏木さん,関口さん,斎藤さん,藤山さん,そしてわたしと計6名。そこに,李老師が顔をみせてくれれば,最高の稽古となります。
そんなこんな,いろいろ楽しい夢を描いています。
こんなこともふくめて,ことしも去年にもまして,ご支援のほど,よろしくお願いいたします。
取り急ぎ,新年のご挨拶まで。
ほんねんもどうぞよろしくおねがいいたします。
108の煩悩を鐘で打ち鳴らして・・・というわけにはいきませんでしたが,とにもかくにも,新しい年はこのわたしのところにもやってきました。この108という数字が四苦八苦にも関係していると知り(わたしの好きな作家で禅僧の書いているブログより),ああ,そうなのか,となんだか深く納得。四苦(36)八苦(72),合計108というわけです。
まあ,単純な語呂合わせにすぎませんが,そうでもなさそうに思えてくるから不思議です。四苦は,生・老・病・死の四つ。八苦は,愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦の八つ。 じつは,この四苦八苦については,かなりむかしから気になっていました。なぜ,お釈迦さんは,これらを「苦」と考えたのか,そして,これらの「苦」との折り合いをつけるために,修行しなければならないと考えたのか。修行をしなければ,これらの「苦」を乗り越えることはできないのだろうか,と。
わたしは,あるときから,これらは「苦」でもなんでもない,と考えるようになりました。そして,むしろ,これらこそが「人が生きる」ということの,ありのままの姿ではないか,と。人間は,ひとたびこの世に生をうけたからには,みんなこういう道をとおって,やがて死にいたるものだ,と。そう思えば,これらは「苦」でもなんでもない,と。
おやおや,元旦早々からこんな話をはじめるとは夢にも思っていませんでした。これもまたなにかのご因縁というものなのでしょう。そんなこころに,ふと,させてくれるなにかがこのところ多くあり,いや待てよと考えています。なにか,別世界とのつながりができつつあるのでしょうか。あるいは,ひょっとしたら,ことしは,もうひとつ上のランクで達観できる予告かもしれません。
とまあ,自分にとっていい方に解釈して,新年を言祝ぐことにしましょう。
ことしは,なんと言っても第2回日本・バスク国際セミナーの開催が待っています。神戸市外国語大学の竹谷さんが事務局長として取り組んでいる4年がかり(実際には5年目)の企画です。テーマは「伝統スポーツとグロバリゼーション」です。タイミング的にも,「3・11」を通過して,これからの日本を,そして世界を考えなくてはならない,きわめて重要な年でもあります。フクシマといういつ果てるとも知れない大きな試練,沖縄の基地移転問題,そしてTPPという,いずれも日本の地域に固有の生業と地域に固有の文化のあり方を直撃する大問題を避けてとおることはできません。
「ISC・21」(21世紀スポーツ文化研究所)を主宰するわたしとしては,これらの問題と「21世紀のスポーツ文化」を考えることとは,一直線につながる重大なテーマであると考えています。ですので,おのずから力が入ってきます。ことしも,東京・名古屋・大阪(ときに,神戸・奈良も)の三つの都市を巡回して月1回開催される「月例会」を中心に,多くの企画を考えて,活動を拡大していきたいと夢見ています。紀要の刊行,単行本企画,Web上での情報誌,そして,このブログと,大いに楽しい年になるよう頑張りたいと思います。
また,太極拳の稽古の場所も,大岡山から溝の口に移して,李老師の住むマンション(じつは,わたしも同じマンションの住人)の集会室を借りて行うことになりました。ここなら,たぶん,毎週,稽古をみてもらえるのではないか,と期待して。李老師もつよく薦めてくれた結果の決断でした。といいますのは,稽古の質が高くなってきたので,もう少し広いスペースで稽古をしないと,伸びやかな太極拳にならなくなる,と李老師から注意されたからです。1月4日(水)が太極拳の稽古始めとなります。これまでどおり,西谷さん,柏木さん,関口さん,斎藤さん,藤山さん,そしてわたしと計6名。そこに,李老師が顔をみせてくれれば,最高の稽古となります。
そんなこんな,いろいろ楽しい夢を描いています。
こんなこともふくめて,ことしも去年にもまして,ご支援のほど,よろしくお願いいたします。
取り急ぎ,新年のご挨拶まで。
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