しばらく前のアンケート調査で,すでに「辺野古移設反対」が70%を超えているという『琉球新報』の報道がありました。それも当然だろうとわたしは受け止めていました。わたしが沖縄県民であったら,公約違反をした仲井真知事を許すことはできません。完全なる「裏切り」行為です。詐欺師であり,ペテン師です。そんな人を知事として認めることはできません。
そういう沖縄県民の怒りが,なんの説明もなしに唐突にはじまった辺野古崎周辺海域の工事の開始,しかも,無謀ともいえる強引な「暴力」をもって漁民の抗議行動を排除する政府自民党のやり方で,さらに火が点いたとしてもなんの不思議もありません。その結果というべきでしょう。「辺野古移設反対」が,ついに「80%」を超えた(『琉球新報』8月25日)ということです。
沖縄県民の8割を超える人が反対している,というこの事実はとても尋常とはいえません。それどころか緊急事態の発生にも匹敵する重大事です。沖縄県知事としては,急遽,しかるべき対応が不可欠です。にもかかわらず,仲井真知事は政府自民党のやり方を「擁護」するのみで,顧みるそぶりもありません。
となれば,仲井真知事に対する不信感はますます増えていくことになるでしょう。ですから,仲井真知事の再選はありえない,とつとに政府自民党も読み切っています。その上での辺野古崎周辺海域の工事の「前倒し」開始であることも明らかです。そうして,基地移転を既成事実化することだけが目的の今回の「暴挙」です。
こうして,辺野古移設反対を主張して当選した稲嶺名護市長につづき,11月に選出される知事もまた辺野古移設反対の候補が当選するとなると,基地の辺野古移設が膠着状態に入ることは間違いありません。そうすれば普天間基地がそのまま継続することになってしまいます。となると,沖縄県の基地負担は半永久的に継続することになってしまいます。
そんなことになってしまっては元も子もありません。そこで,唯一残された選択肢は,沖縄県知事選挙の「圧倒的勝利」です。8割はおろか9割に達するほどの「圧勝」です。そういう沖縄県民の総意としての「意思表明」を選挙で示すことです。そういう驚異的な「圧勝」を現実化させ,この事実を国際社会に訴えることです。となれば,アメリカだって黙視するわけにはいかないでしょう。日本政府がいかにこじつけを駆使して,強烈な圧力をかけようとも,もはや,なんの意味もなくなるでしょう。そのゆきつく先は,アベ政権の崩壊です。
このシナリオ以外に沖縄県民の選択肢はない,というのがわたしの読みです。しかも,こうなることを本土の人間として,こころから願っています。なぜなら,11月の沖縄県知事選挙の行方は,日本国の命運がかかっているからです。それは,10月に行われる福島県知事選挙とも連動していくことになります。言ってしまえば,関が原の戦いでもあります。
ですから,これから秋にかけては,本土にいる私たちもまた,いたるところでフクシマとオキナワの惨状を訴える抗議行動を展開して,両県の知事選挙にエールを送る努力を惜しんではなりません。その意味で,こんどこそは本土で安穏な生活を送っている,フクシマもオキナワも眼中にない,残念ながらわたしたちの同胞たちにも「目覚め」てもらわなくてはなりません。
こんなことを,今回の沖縄旅行中に,二度にわたってキャンプ・シュワブゲート前の抗議行動に参加し,辺野古崎周辺海域を巡りながら,考えました。もちろん,限られた範囲ではありますが,沖縄県民との直接の接触によっていろいろの情報を得た上でも,同じことを考えました。
日本国はいまたいへんな時期を迎えている(いろいろの意味で),こんな思いがさらにさらにわたしの中で膨らみつづけています。ピンチはチャンスということばがスポーツ界にはあります。その意味では,いまが最大の「チャンス」なのだ,とみずからに言い聞かせつつ・・・・・。
そういう沖縄県民の怒りが,なんの説明もなしに唐突にはじまった辺野古崎周辺海域の工事の開始,しかも,無謀ともいえる強引な「暴力」をもって漁民の抗議行動を排除する政府自民党のやり方で,さらに火が点いたとしてもなんの不思議もありません。その結果というべきでしょう。「辺野古移設反対」が,ついに「80%」を超えた(『琉球新報』8月25日)ということです。
沖縄県民の8割を超える人が反対している,というこの事実はとても尋常とはいえません。それどころか緊急事態の発生にも匹敵する重大事です。沖縄県知事としては,急遽,しかるべき対応が不可欠です。にもかかわらず,仲井真知事は政府自民党のやり方を「擁護」するのみで,顧みるそぶりもありません。
となれば,仲井真知事に対する不信感はますます増えていくことになるでしょう。ですから,仲井真知事の再選はありえない,とつとに政府自民党も読み切っています。その上での辺野古崎周辺海域の工事の「前倒し」開始であることも明らかです。そうして,基地移転を既成事実化することだけが目的の今回の「暴挙」です。
こうして,辺野古移設反対を主張して当選した稲嶺名護市長につづき,11月に選出される知事もまた辺野古移設反対の候補が当選するとなると,基地の辺野古移設が膠着状態に入ることは間違いありません。そうすれば普天間基地がそのまま継続することになってしまいます。となると,沖縄県の基地負担は半永久的に継続することになってしまいます。
そんなことになってしまっては元も子もありません。そこで,唯一残された選択肢は,沖縄県知事選挙の「圧倒的勝利」です。8割はおろか9割に達するほどの「圧勝」です。そういう沖縄県民の総意としての「意思表明」を選挙で示すことです。そういう驚異的な「圧勝」を現実化させ,この事実を国際社会に訴えることです。となれば,アメリカだって黙視するわけにはいかないでしょう。日本政府がいかにこじつけを駆使して,強烈な圧力をかけようとも,もはや,なんの意味もなくなるでしょう。そのゆきつく先は,アベ政権の崩壊です。
このシナリオ以外に沖縄県民の選択肢はない,というのがわたしの読みです。しかも,こうなることを本土の人間として,こころから願っています。なぜなら,11月の沖縄県知事選挙の行方は,日本国の命運がかかっているからです。それは,10月に行われる福島県知事選挙とも連動していくことになります。言ってしまえば,関が原の戦いでもあります。
ですから,これから秋にかけては,本土にいる私たちもまた,いたるところでフクシマとオキナワの惨状を訴える抗議行動を展開して,両県の知事選挙にエールを送る努力を惜しんではなりません。その意味で,こんどこそは本土で安穏な生活を送っている,フクシマもオキナワも眼中にない,残念ながらわたしたちの同胞たちにも「目覚め」てもらわなくてはなりません。
こんなことを,今回の沖縄旅行中に,二度にわたってキャンプ・シュワブゲート前の抗議行動に参加し,辺野古崎周辺海域を巡りながら,考えました。もちろん,限られた範囲ではありますが,沖縄県民との直接の接触によっていろいろの情報を得た上でも,同じことを考えました。
日本国はいまたいへんな時期を迎えている(いろいろの意味で),こんな思いがさらにさらにわたしの中で膨らみつづけています。ピンチはチャンスということばがスポーツ界にはあります。その意味では,いまが最大の「チャンス」なのだ,とみずからに言い聞かせつつ・・・・・。
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