9月6日(日)のTBS系列の日曜朝のワイドショー番組(関口宏司会)で,ゲストの田中秀征さんが語った戦争法案の本質が,簡潔で,わかりやすく,話題になっています。わたしのFBのネット・ワークでも,複数の人がこの動画を取り上げていました。
わずか3分少々の時間のなかで,これほどわかりやすく集団的自衛権の行使とはなにか,を説明してくれるとは・・・・,と感動してしまいました。詳しくは,わたしのFBで確認してみてください。
ここでは,その概要を紹介しておきたいとおもいます。
田中秀征さんの発言の骨子は以下のとおりです。
集団的自衛権の行使は,アメリカの関与する戦争を手伝うこと,これに尽きる。
つまり,日本がアメリカと軍事的に一体化すること,だ。
それは,つぎの三つを「肩代わり」することを意味している。
1.資金
2.人命
3.危険
1.については,戦争をするには莫大な金がかかる。そのためのアメリカの資金の一部を肩代わりするため。
2.については,アメリカに漂っている厭戦気分の源泉になっている「戦死者」の数を減らすこと。つまり,日本の自衛隊員が,アメリカ兵の「人命」の肩代わりをするため。
3.は,テロリストに脅かされているアメリカの危険を,日本が肩代わりするため。つまり,アメリカを攻撃のターゲットにするよりも,アメリカと一体化した日本を攻撃する方がテロリストにとってはやりやすい,ということ。言ってしまえば,日本がアメリカの「危険」の前面に立つということ。
さらに,問題なのは,こんなとてつもないリスクを背負うことになる集団的自衛権の行使容認という決定を,閣議決定で済ませてしまったということだ。これは大学入試でいえば,完全なる裏口入学に等しい。こんな姑息なやり方を,国民が認めるわけがない。だから,反対する人が増大するのだ。しかも,もし,決まったとしても,こんな方法でとおした法律は機能しないだろう。
しかも,もっとやっかいなことは,一度,アメリカと軍事的に一体化してしまうと,もはや取り返しのつかないことになる,ということだ。この二つの国を引き離すためには,何十年かかっても不可能だろう。あるいは,永遠に不可能かもしれない。それほどの重大なことなのだ。そんな重大なことを閣議決定(=裏口入学)でお茶をにごそうというのだ。
さらには,もし,アメリカが日本の真の友人であるのなら,間違った戦争をやってはいけない,と忠告すべきではないのか。過去のアメリカが引き起こした数々の間違った戦争に対して,日本はなにも言わないで,黙ってつきしたがってきただけだ。それでは真の同盟国とは言えない。
以上の理由で,どんなことがあっても集団的自衛権の行使を容認してはならない。したがって,戦争法案は廃案にすべきだ。
これがわたしが聞き取った田中秀征さんの主張の骨子です。
じつに明解そのものです。もう,これにコメントを付する必要はまったくありません。
「軍資金」の肩代わりをしまうょう。
「人命」も肩代わりをしましょう。
その上,アメリカの背負っている「危険」の前面に立って,その肩代わりもしましょう。
アメリカにとって,こんな好都合なことはありませんので,表面的には熱烈歓迎でしょう。ですから,アベ君は有頂天です。しかし,その裏では,日本のリーダーはなんというアホなんだろう,と蔑視していることも間違いありません。そういう情報も流れています。
こうした,信じられないような「自発的隷従」の姿勢と,辺野古新基地問題とは密接にリンクしていることも,はっきりとみえてきます。すなわち,アメリカ軍のための軍事基地も肩代わりしましょう,というわけです。沖縄県民の民意が明確になっているにもかかわらず,アベ政権が基地移転を強行するのも,こうした背景と連携しているからだ,ということがよくわかってきます。
その意味では,これからはじまる翁長知事のアベ政権との闘いは,日本の未来を決するきわめて重大な意味をもってきます。これは,もはや,沖縄県だけの問題ではなく,日本全体の問題として,すなわち,わたし自身の問題として,しっかりと受け止め,翁長知事支持を表明し,支援をしていかなくてはならない,と肝に銘じておきたいとおもいます。
わずか3分少々の時間のなかで,これほどわかりやすく集団的自衛権の行使とはなにか,を説明してくれるとは・・・・,と感動してしまいました。詳しくは,わたしのFBで確認してみてください。
ここでは,その概要を紹介しておきたいとおもいます。
田中秀征さんの発言の骨子は以下のとおりです。
集団的自衛権の行使は,アメリカの関与する戦争を手伝うこと,これに尽きる。
つまり,日本がアメリカと軍事的に一体化すること,だ。
それは,つぎの三つを「肩代わり」することを意味している。
1.資金
2.人命
3.危険
1.については,戦争をするには莫大な金がかかる。そのためのアメリカの資金の一部を肩代わりするため。
2.については,アメリカに漂っている厭戦気分の源泉になっている「戦死者」の数を減らすこと。つまり,日本の自衛隊員が,アメリカ兵の「人命」の肩代わりをするため。
3.は,テロリストに脅かされているアメリカの危険を,日本が肩代わりするため。つまり,アメリカを攻撃のターゲットにするよりも,アメリカと一体化した日本を攻撃する方がテロリストにとってはやりやすい,ということ。言ってしまえば,日本がアメリカの「危険」の前面に立つということ。
さらに,問題なのは,こんなとてつもないリスクを背負うことになる集団的自衛権の行使容認という決定を,閣議決定で済ませてしまったということだ。これは大学入試でいえば,完全なる裏口入学に等しい。こんな姑息なやり方を,国民が認めるわけがない。だから,反対する人が増大するのだ。しかも,もし,決まったとしても,こんな方法でとおした法律は機能しないだろう。
しかも,もっとやっかいなことは,一度,アメリカと軍事的に一体化してしまうと,もはや取り返しのつかないことになる,ということだ。この二つの国を引き離すためには,何十年かかっても不可能だろう。あるいは,永遠に不可能かもしれない。それほどの重大なことなのだ。そんな重大なことを閣議決定(=裏口入学)でお茶をにごそうというのだ。
さらには,もし,アメリカが日本の真の友人であるのなら,間違った戦争をやってはいけない,と忠告すべきではないのか。過去のアメリカが引き起こした数々の間違った戦争に対して,日本はなにも言わないで,黙ってつきしたがってきただけだ。それでは真の同盟国とは言えない。
以上の理由で,どんなことがあっても集団的自衛権の行使を容認してはならない。したがって,戦争法案は廃案にすべきだ。
これがわたしが聞き取った田中秀征さんの主張の骨子です。
じつに明解そのものです。もう,これにコメントを付する必要はまったくありません。
「軍資金」の肩代わりをしまうょう。
「人命」も肩代わりをしましょう。
その上,アメリカの背負っている「危険」の前面に立って,その肩代わりもしましょう。
アメリカにとって,こんな好都合なことはありませんので,表面的には熱烈歓迎でしょう。ですから,アベ君は有頂天です。しかし,その裏では,日本のリーダーはなんというアホなんだろう,と蔑視していることも間違いありません。そういう情報も流れています。
こうした,信じられないような「自発的隷従」の姿勢と,辺野古新基地問題とは密接にリンクしていることも,はっきりとみえてきます。すなわち,アメリカ軍のための軍事基地も肩代わりしましょう,というわけです。沖縄県民の民意が明確になっているにもかかわらず,アベ政権が基地移転を強行するのも,こうした背景と連携しているからだ,ということがよくわかってきます。
その意味では,これからはじまる翁長知事のアベ政権との闘いは,日本の未来を決するきわめて重大な意味をもってきます。これは,もはや,沖縄県だけの問題ではなく,日本全体の問題として,すなわち,わたし自身の問題として,しっかりと受け止め,翁長知事支持を表明し,支援をしていかなくてはならない,と肝に銘じておきたいとおもいます。
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