「8・30」の国会周辺12万人,抗議行動が官邸を中心にあちこちに相当のダメージを与えているらしい。その「あせり」の発言が相次いでいます。
まずは,すが長官。12万人は「大いなる誤解」だ,と発言。なにを,とんちんかんなことを言っているのか。これではますます火に油をそそぐようなもの。国民の怒りがさらに燃え広がる。当然のことながら,支持率もさがる。そういう意味では,まことに結構。もっともっと言ってほしい。
それにしても「大いなる誤解」とはよく言ったものだ。ということは,歴代首相を筆頭に,歴代法制局長官,法曹界,憲法学者,大学有志の会,ママさんの会,SEALDs,その他(わたしのような人間),みんな「大いなる誤解」をしているということか。ならば,ついでに「誤解」をしていない人たちにどういう人たちがいるのか,教えてほしいものだ。戦争法案賛成のデモもあったそうだが,集まったのはたった「100人」たらずだった,とか。
つぎに,アベ君。国民の理解がえられていない,と発言。いえいえ,テレビ中継をじっくり拝見させていただいて,この戦争法案は駄目だ,と十分に「理解」し,ただちに「廃案」にすべきだと判断した人たちが全国各地で蜂起しただけの話。もうすでに,「廃案」にすべきだという人が62%に達していることを,しっかりと受け止めるべき。もう,これ以上の国会討論は不要。ただちに「廃案」にして,国会を閉会にすべし。税金の無駄遣い。それが民意を受け止め,その声に従うということ。
最後は,ハシシタ君。「たった12万人で国政が影響を受けるとしたら,それは民主主義の否定だ」だと。君はほんとうに弁護士さんなのか。法律の専門家が,こんな認識をしているとしたら,とても恥ずかしい。維新の党を分裂させて,なおかつ,新党を設立するという。おやおや,政界から引退するのではなかったっけ。党費を返せ,という抗議の電話が党員から日に100件もかかっているとか。とにかく人騒がせが好きなだけ。この「わが・まま」(my mother )ぶりは,アベ君と同じ。だから,気が合うのでしょうね。
こういう発言が飛び出してくることをよくよく考えてみると,やはり,相当に焦っているとしかいいようがありません。これらの声は,もはや,断末魔の表出だとしか聞こえません。支離滅裂。冷静さを欠いています。
国会審議はストップしたまま。いつ再開されるか目処も立たないらしい。それでも「時間」がくると,強行採決に踏み切るのでしょうね。そうは問屋が卸しません。これから,もっともっと大きな抗議行動が展開されることになるでしょう。
岸信介政権が,激しいデモ攻勢に押しつぶされ,転覆したことを昨日のことのように思い出されます。全共闘闘争についてはいろいろの批判がありますが,いずれにしても,岸政権を倒したお蔭で,「憲法9条」がこんにちまで守られ,曲がりなりにも「平和」が維持できたことはきちんと評価しておくべきだとおもいます。
今回は,その主役に,SEALDsが躍り出てきました。しかも,じつに素朴な,素のままの思いを,そのまま表現する抗議の仕方が多くの人びとのこころを捉え,動かしています。しかも,かれらは「本気」です。この盛り上がりが,さらに大きくなっていけば,必ずアベ政権は倒れます。そうなると,日本の現代史にその名を残す大きな功績となります。場合によっては,ノーベル平和賞の対象にもなるでしょう。
今回の「8・30」抗議行動は,日本のメディアは適当に流していますが,海外ではたいへんな反響を呼んでいることがインターネットで知ることができます。アベ政権が,もはや,海外ではまったく信頼を失ってしまっていることも,伝わってきます。ドイツなどは,原発再稼働と併せて,戦争法案を徹底的に批判しています。むしろ,脅威に感じているようです。
「国民の命と安全を守る」ための法案が,逆に,「国民の命と安全」を脅かしていることを,日本のメディアは伝えていません。とにかく,日本の報道が,こんな状態になってしまったのも,みんな「アベ」の差し金によるものです。それ以前にはなかったことです。たった,ここ数年の間に,日本のメディアは死んでしまいました。
そのためにも,アベ政権は早々にお引き取り願わなくてはなりません。
国会前の抗議行動はまだまだ,これからです。頑張りましょう。
まずは,すが長官。12万人は「大いなる誤解」だ,と発言。なにを,とんちんかんなことを言っているのか。これではますます火に油をそそぐようなもの。国民の怒りがさらに燃え広がる。当然のことながら,支持率もさがる。そういう意味では,まことに結構。もっともっと言ってほしい。
それにしても「大いなる誤解」とはよく言ったものだ。ということは,歴代首相を筆頭に,歴代法制局長官,法曹界,憲法学者,大学有志の会,ママさんの会,SEALDs,その他(わたしのような人間),みんな「大いなる誤解」をしているということか。ならば,ついでに「誤解」をしていない人たちにどういう人たちがいるのか,教えてほしいものだ。戦争法案賛成のデモもあったそうだが,集まったのはたった「100人」たらずだった,とか。
つぎに,アベ君。国民の理解がえられていない,と発言。いえいえ,テレビ中継をじっくり拝見させていただいて,この戦争法案は駄目だ,と十分に「理解」し,ただちに「廃案」にすべきだと判断した人たちが全国各地で蜂起しただけの話。もうすでに,「廃案」にすべきだという人が62%に達していることを,しっかりと受け止めるべき。もう,これ以上の国会討論は不要。ただちに「廃案」にして,国会を閉会にすべし。税金の無駄遣い。それが民意を受け止め,その声に従うということ。
最後は,ハシシタ君。「たった12万人で国政が影響を受けるとしたら,それは民主主義の否定だ」だと。君はほんとうに弁護士さんなのか。法律の専門家が,こんな認識をしているとしたら,とても恥ずかしい。維新の党を分裂させて,なおかつ,新党を設立するという。おやおや,政界から引退するのではなかったっけ。党費を返せ,という抗議の電話が党員から日に100件もかかっているとか。とにかく人騒がせが好きなだけ。この「わが・まま」(my mother )ぶりは,アベ君と同じ。だから,気が合うのでしょうね。
こういう発言が飛び出してくることをよくよく考えてみると,やはり,相当に焦っているとしかいいようがありません。これらの声は,もはや,断末魔の表出だとしか聞こえません。支離滅裂。冷静さを欠いています。
国会審議はストップしたまま。いつ再開されるか目処も立たないらしい。それでも「時間」がくると,強行採決に踏み切るのでしょうね。そうは問屋が卸しません。これから,もっともっと大きな抗議行動が展開されることになるでしょう。
岸信介政権が,激しいデモ攻勢に押しつぶされ,転覆したことを昨日のことのように思い出されます。全共闘闘争についてはいろいろの批判がありますが,いずれにしても,岸政権を倒したお蔭で,「憲法9条」がこんにちまで守られ,曲がりなりにも「平和」が維持できたことはきちんと評価しておくべきだとおもいます。
今回は,その主役に,SEALDsが躍り出てきました。しかも,じつに素朴な,素のままの思いを,そのまま表現する抗議の仕方が多くの人びとのこころを捉え,動かしています。しかも,かれらは「本気」です。この盛り上がりが,さらに大きくなっていけば,必ずアベ政権は倒れます。そうなると,日本の現代史にその名を残す大きな功績となります。場合によっては,ノーベル平和賞の対象にもなるでしょう。
今回の「8・30」抗議行動は,日本のメディアは適当に流していますが,海外ではたいへんな反響を呼んでいることがインターネットで知ることができます。アベ政権が,もはや,海外ではまったく信頼を失ってしまっていることも,伝わってきます。ドイツなどは,原発再稼働と併せて,戦争法案を徹底的に批判しています。むしろ,脅威に感じているようです。
「国民の命と安全を守る」ための法案が,逆に,「国民の命と安全」を脅かしていることを,日本のメディアは伝えていません。とにかく,日本の報道が,こんな状態になってしまったのも,みんな「アベ」の差し金によるものです。それ以前にはなかったことです。たった,ここ数年の間に,日本のメディアは死んでしまいました。
そのためにも,アベ政権は早々にお引き取り願わなくてはなりません。
国会前の抗議行動はまだまだ,これからです。頑張りましょう。
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