2012年7月2日月曜日

『出版ニュース』に『スポートロジイ』創刊号が紹介されました。

 みやび出版の伊藤さんから,『出版ニュース』に『スポートロジイ』創刊号が紹介されました,というメールをいただきました。伊藤さんからは,スキャンしてPDFで全文が送られてきたのですが,残念ながら,それをそのままこのブログに転載することができませんでした。仕方がないので,それを写真にとって「画像」としてここにもってきました。その一部をご覧いただければ幸いです。

 全文が読めるといいのですが,申し訳ありません。冒頭の書き出しをみていただけるだけでも,と考えてこんな風にしてみました。もっともっとパソコンを自在に使いこなせるようにならなくては・・・とつねづね反省しています。

 紹介文はとてもよくできていて,さすがに『出版ニュース』の編集者はすごいと感動しました。といいますのは,『スポートロジイ』のような発想の本はこれまでになかったものですし,「理性」とスポーツの接点についてもみごとに的を射た解説をしてくれています。どこかで『出版ニュース』をみかけたら(大型書店には置いてあるとのこと),ぜひ,全文を読んでみてください。

 じつは,この『スポートロジイ』創刊号がどのように受け止められるのか,ということについては刊行以来,心配だらけでした。が,のっけから『出版ニュース』のような専門誌で取り上げてもらえた上に,この特異な内容や主張を真っ正面から受け止めていただけたことが,なにより嬉しいことでした。といいますのは,体育やスポーツの分野の,いわゆる蛸壺型の特殊個の研究から脱して,一般の思想・哲学のような普遍のレベルでスポーツの問題を受け止めていただけるような,専門性の高い雑誌をめざしていたからです。特殊個から普遍へ,スポーツの側から発信したいと考えてきたからです。とりわけ,「3・11」後は,そのことを考えつづけてきました。

 それが,このような形で世に受け入れられるとしたら,こんなにありがたいことはありません。これから,どんな反響が返ってくるのか,楽しみになってきました。

 余談になりますが,渋谷や神田に用事があってでかけたときには,大型書店に立ち寄って『スポートロジイ』がどのように陳列されているのか覗いてくることにしています。たとえば,神田神保町の三省堂書店(本店)には,スポーツのコーナーの「理論書」という区分けの棚の下に平積みになっておいてありました。最初に行ったときには10冊ほどが平積みになっていましたが,二度目に行ったときには,その山が3冊になっていました。少なくとも7冊は売れたということのようです。なんとも言えない不思議な感動がありました。

 できることなら,どこかのメディアが書評などしてくれるとありがたいのだがなぁ,と夢見ています。が,そうは問屋が卸さないでしょうね。でも,期待だけはしていたいと思っています。夢や願望はあった方がいいと思っていますので・・・・。

 あとは,身内の口コミを期待するしかありません。
 わたし自身もこれから営業活動に入ろうと思っています。
 創刊号がなんとかなれば,第2号への展望も開けてきます。じつは,もう,すでに,第2号の編集作業に入っています。もっともっと面白い内容になる予定で,いま,段取りを進めています。なんとか頑張って,「3号雑誌」などと笑われないように努力しますので,みなさんのご支援をよろしくお願いいたします。

 以上,『スポートロジイ』創刊号の近況のご報告まで。


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