2015年3月9日月曜日

Song of the Earth. 2015.3.11 Release. ラビラビ+青谷明日香。

 2月7日(土),友人のTさんが所要で上京するので,そのついでに国会議事堂の前に立ちたい,という。喜んで,と案内がてらお付き合いをしました。ひょっとしたら,だれかが集会をやっているかも・・・と密かに期待しましたが,なにもありませんでした。翌日の8日(日)の午後には大きな集会があるということは承知していましたが,残念。

 午後4時に東京駅で会い,地下鉄で国会議事堂前へ。まずは,議事堂を正面から眺められるポジションに立つ。そこから議事堂を一周。途中,首相官邸の所在も確認。意外にかんたんに一周できてしまったので,Tさんは驚く。もっと大きいとおもっていた,と。やはり,現場に立ち,そこに身をおくことの大事さを感じた,と感想。

 久しぶりに,議事堂を一周しながら,明日(2月8日)は人の輪でこの議事堂を取り囲む,大きな集会が予定されていることなどの話をする。当然のことながら,いま国会で議論されている与野党の質疑応答の陳腐さにも触れ(NHKの国会中継をみての感想。ニッキョウソ,ニッキョウソの野次もふくめて),フクシマ,オキナワという国家存亡の最大のテーマをはぐらかし,そこで起きている「事実」についてはひた隠しにする,それをまたマスコミが追求しない,という悪循環は困ったものだ・・・というような話もする。そこでは意見が完全に一致。国民は国民で「茹でガエル」,それどころか「自発的隷従」。もう救いようがない,とも。

 ついでに明日,集会が予定されている日比谷公園まで歩こう,ということになる。皇居のお掘りにそって歩いているうちに「桜田門」という道路標示をみて,急いで道を修正。ちょっぴり回り道。それでも意外に近いので,Tさんはびっくり。周囲に大きな建物が立っているので視野が狭くなり,なんとなく遠く感ずるのだが,地図でみるとすぐそこ。集会場所となっている野外音楽堂はフェンス越しにちらりと覗き見。でも,雰囲気はわかった,とTさん。

 日比谷公会堂の前に立ち,振り返るとイベント広場からなにやら音楽が聞こえてくる。テントを張った屋台のようなものもたくさんみえる。行ってみようと散策気分。その一角で,かなりの人数の人だかりのするところがあり,近づいてみると音楽に合わせて聴衆が踊っている。とてもリズミカルな音楽で,いまどきの若者たちが好みそうな,それでいてどことなくしっとりとしたリズムを刻んでいる。もう,すでに夕闇が迫り,テントのなかのミュージシャンたちの顔もほとんど見えない暗闇の中。電気の照明もなし。自然光のなかでの演奏。

 そして,ラスト・ミュージックということで演奏されたのが,Song of the Earth.  雰囲気は一変し,静かな前奏がしばらくつづいたあと,しっとりとボーカルの azumi が歌い始める。みんな静かに耳を傾けている。おやおやとおもいながら,わたしたちもじっと耳を傾ける。いい歌だ。歌詞もメロディーも,そして歌声も,ごくごく自然にわたしのこころとからだに染みこんでくる。

 「あるんだよねぇ,こういういい歌が・・・。NHKも民放も流してくれない,素晴らしい歌が・・・」と,おもわずわたしはTさんに声をかけている。演奏が終わったところでボーカルの azumi が静かに語りかけてくる。この歌のCDと絵本をセットにして販売しています。これらの制作費もすべて寄付・カンパで賄いました。そして,これらの売上金は全額,フクシマの子どもたちにとどけます。約束します。

 わたしは一直線にステージ左の机の前に立つ。そこにそれらしきものが置いてあったから。そして,その場での最初の寄付者になりました。

 帰宅後にCDを再生して耳を傾ける。絵本もじっくりと読む。そして,あとがきまでしっかりと読む。ふたたび感動。その内容については,つぎのブログで。
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