2015年4月7日火曜日

正常値に限りなく接近。血液検査の結果。あと一息。

 今日(4月6日)は佳き日。あちこちで入学式。わたしのからだもあと一息のところまでもどったことがわかった日(2カ月に一度の定期診察日)。最近,実感していたからだの充実感を裏づけるような血液検査の結果。こんな嬉しいことはありません。

 次回は,6月1日(月)を予約。こんどは内部の様子をチェックしたいとのことで,超音波とCTの検査が予定されています。まあ,こんなことまでしなくてもいい,という気持が半分ありましたが,主治医さんが「もう,これでよしと判断するかどうか。でも,もう一度,慎重を期して,この二つの検査をしておきましょう」と熱心に言われるので,とりあえず,受けてみることにしました。

 前回の診察から2カ月の間に,わたしの感じているからだはとてもいい方向に進んでいました。まずは,気力がもどってきたこと,そして,下痢をしなくなったこと(胃腸のバランスがよくなってきた,と自己診断),からだの軸がしっかりしてきたこと,脚力もかなりもどってきたこと,そして,なによりも『スポートロジイ』第3号のための原稿(書き下ろし,推敲,などかなりの分量)の整理,そして全体の編集作業とハードなスケジュールをこなすことができたこと,など。

 わたしの実感としては,絶好調だったころの7~8割の力がもどってきたようにおもいます。

 今日は,これまでの血液検査の結果をグラフにして,その推移を追った画面(パソコン)をみせてもらいながらの説明でした。わたしの耳は主治医のお話に,そして,わたしの眼はグラフに釘付けでした。そのグラフをよくみますと,やはり,抗ガン剤治療をしていた時期がどん底で,そのあと徐々に回復してきていることが一目瞭然でした。そして,正常値のラインにいくつかの項目はすでに達していました。あとわずかな項目が,ほんの少しだけ足りない,というだけです。

 主治医さんのお話では,「やや貧血気味の方がからだの状態としてはいいので,これで<よし>と判断することもできないわけではない」とのこと。でも,「ここは慎重に」というのが主治医さんの判断てした。一瞬,そのむかし,膵臓癌を疑われたとき(50歳)に「すべてを忘れて,自分の一番やりたいことに専念せよ」と助言してくれたY医師のことばが脳裏をよぎりました。主治医とY医師は親友同士ですので,ついことばにしてしまいそうでしたが,そこは禁欲的に我慢しました。

 いずれ,どこかのタイミングで,「無罪放免」をわたしの方からお願いしてみようと考えています。とにかく主治医さんは,一生懸命にわたしのからだのことを考え,取り組んでくださっていることが伝わってきますので,そのご好意は無為にはしたくない,といまの段階では考えています。こんごのこともありますので,心情的にいい関係だけは保っておきたい・・・と。

 まあ,ここまでとても順調にきていますので,この調子で血液の数値もすべて「正常値」に達する日も遠くないと信じて,いま,しばらく追跡検査をしていくことにします。なによりありがたいのは,わたしの素朴な疑問に,とても適切な医学的根拠を提示して熱心に説明してくださることです。こんな会話をはじめると,いつも,看護師さんが妙な顔をしてわたしの方をみつめています。たぶん,わたしと主治医との関係を知らないのでしょう。その方がありがたいですが・・・。

 さて,これで安心して,こんどの診察日である6月1日まで,もうひとつレベルを上げて,たまっている仕事に取り組んでみようとおもいます。読みたい本も山ほど積んでありますので・・・・。

 以上,今日の診察結果のご報告まで。

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