2015年4月27日月曜日

WHOが抗ガン剤の全面使用禁止を決議(2014年5月),加盟各国に勧告。日本政府はこれを封印。なぜ?

 「抗ガン剤を用いるガン化学療法は,極めて危険性が高く,加盟国政府に全面禁止を勧告する」と,2014年5月に開催されたWHO理事会で決議されました。考えてみれば,わたしが抗ガン剤治療をはじめたのも,同じ2014年5月。偶然の一致とはいえ,妙なご縁。

 それはともかくとして,日本政府(厚生省)はこのWHOの勧告を封印してしまいました。ですから,いまでもこの事実を知る人はほとんどいません。わたしもその一人でした。ですが,わたしは,友人がアップしたFBをみて,初めてこの事実を知りました。あわてて,WHOと抗ガン剤に関連する情報をチェックしてみました。

 驚いたことに,アメリカでは30年も前に,すでに抗ガン剤による化学療法は「無力である」ということが議会で報告され,確認されていました。それによると,アメリカ国立ガン研究所(NCI)の所長が,議会で詳細な報告をし,それが承認されていた,というのです。そして,いまでは,「抗ガン剤は,ごく一部の腫瘍は除去されるが,ガン細胞はみずからの遺伝子を変化させ,より凶暴なガン細胞になる」ということが広く認識され,共有されている,といいます。

 にもかかわらず,日本では抗ガン剤を用いる治療法は立派なセオリーとして承認され,医療の現場では大手を振って歩いています。ただし,患者が抗ガン剤治療に同意することが前提となっていることは,かなり広く知られています。けれども,一般的には,あまりしっかりとした認識もないまま,また,十分な説明もないまま(抗ガン剤治療とはどういうものであるのか,ということを説明した数ページの手引き書を渡され,よく読んでおくようにといわれ)同意書にサインをさせられる,というのが現状のようです。

 ですから,癌になると,当たり前のようにして抗ガン剤治療がはじまります。患者の方も,詳しい情報もないまま,そして,しっかりとした自覚もないまま,抗ガン剤治療を受けざるを得ないというのが現状だといっていいでしょう。

 わたしの場合は,一応,抗ガン剤治療を受けるかどうかは患者の側に選択権があるということは承知していましたし,主治医からもきちんと説明がありました。それでも,雰囲気としては,抗ガン剤治療を受けるのが,ごく当たり前のことのように,わたしには聞こえてきました。つまり,切除手術はうまくいったので,あとは,抗ガン剤を飲みながら転移・再発を予防しましょう,という流れでした。わたしは,やや疑問をいだきましたが,人によってはほとんど副作用はない,ということばに期待を寄せることにしました。

 しかし,その結果は惨憺たるものでした。そのお蔭で,わたしの決断も早く,抗ガン剤治療を放棄することができました。

 ですから,いまにして思えば,正解だったことを知り,ほっとしています。

 問題は,いまも厚生省は,WHOのこの勧告を公表していない,という事実にあります。そして,抗ガン剤治療が,いまも,ごく当たり前のように行われている,という事実にあります。

 なぜ,そういうことになるのか,ここには深い病根があるようです。あまり詳しいことは知りませんが,医薬共同体のようなものががっちりとできあがっていて,その癒着ぶりはひどいものだという情報はかなり広くしられているとおりです。その実態については,もう少し精確に調べた上で,書いてみたいとおもいます。

 一説によれば,抗ガン剤が大量に製造・保有されているので,抗ガン剤治療を放棄するわけにはいかないのだとか,抗ガン剤治療を否定してしまうと,大きな病院などは経営できなくなってしまうからだとか,言われています。これらの説が事実だとしたら,それはそれで恐ろしいことだ,と鳥肌が立ってきます。

 いずれにしても,WHOの勧告を,いつまでも秘密のままにしておくことなどできるわけがありません。だとすれば,そのうちに大きな議論が立ち上がってくることは間違いないでしょう。ひと波瀾ありそうです。
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