2014年7月1日火曜日

集団的自衛権閣議決定に反対する首相官邸前抗議集会に行ってきました。

 6月30日(月)18時30分からの,「TOKYO DEMOCRACY CREW-集団的自衛権閣議決定断固反対-超緊急首相官邸前抗議」の呼びかけに応答して,その集会に参加してきました。が,その団体がどこにいるのかさえわからないほどの多くの団体が早くから押しかけていて,それぞれにショート・スピーチを行い,シュプレヒコールを繰り返していました。ので,わたしは道路の反対側の歩道に立って,こちら側からシュプレヒコールをしてきました。

 たぶん,いろいろの団体が集まってくるだろうと予測して,わたしは少し早めの17時には首相官邸前に到着していました。首相官邸側の歩道はすでに人でいっぱいでした。しかも,長蛇の列になっていて,盛んにシュプレヒコールが繰り返されていました。

 まだ時間があるので,別のどこかでなにかやっているのではないかと考え,国会議事堂を一周してみました。すると,生活者ネットワークという団体が,首相官邸から少し離れたところで集会をやっていました。こちらの人数はそれほどでもありませんでしたが,それを取り巻く機動隊の数には驚かされました。びっくり仰天です。下の写真の左側に,驚くほどの機動隊の集団が待機していました。横断歩道をわたる人もふり返るほどです。


 国会議事堂を一周してもどってきましたら,首相官邸前はさらに多くの参加者であふれ返っていました。もはや立錐の余地もないほどでした。反対側の歩道には,いわゆる「無所属」の集団が立っていました。そこにはいくらか余裕がありましたので,そこに入り込んでシュプレヒコールをしていました。が,気がつくと,いつのまにかわたしの後ろにはいろいろの団体の旗がひらめいていました。すぐ近くにあったのは「湘北教組」「浜教組」の二つの旗でした。

 しばらくすると,公明党が執行部一任を決めたというアナウンスがありました。集会は一気に熱気を帯び始め,ショート・スピーチをする人も,ことごとく公明党を「裏切り者」「平和の党の看板が泣く」「腹黒い政党」「計算・打算の党」「権力の甘い汁をすって豹変」というような揶揄で,猛烈な攻撃ぶりでした。これで,7月1日に予定されている閣議決定はほぼ間違いなし,という情況になってしまいました。シュプレヒコールの声もいちだんと大きくなってきました。

 



 しばらくすると,こんな街宣車が登場し,唖然としてしまいました。豊かな資金に支えられた(どこからでているかはお察しのとおり),なんともはや困った人びとです。それにしても,こんな巨大な街宣車をみるのは初めてです。威勢のいい音楽もアジ演説もなく,静かに通りすぎるだけでした。が,2台も同じ巨大な街宣車が並んでとおりすぎていくと,やはり,どこか不気味で,異様な雰囲気にはなりました。



 今回の集会では,ひとりぼっちでしたので,近くに立っている人たちといくらか会話をしてみました。やはり,思いはみんな同じで,戦争に参加することだけはなんとしても回避しなければならないこと,憲法9条を死守すべきこと,解釈改憲を閣議で決めるのは違法行為だということ,立憲デモクラシーを踏みにじる政府のやり方は許せないこと,国家の骨格が根本から崩れてしまうこと,などなど。いずれも即答でかえってきました。


 わたしの立っていたポジションが上のこの写真です。向こう側の右端でスピーチが行われていました。写真はかなり明るく写っていますが,すでに黄昏時でした。


 自転車でアピールする人もかなり多く,車道をゆっくり走りながら,何回も周回していました。いろいろのアイディアが満載で,つい失笑をかうようなのもあり,これはこれで一つの方法なのだなぁ,と感心してしまいました。

 今回の集会で気づいたのは,若者の参加がいつもと違って多かった,ということでした。やはり,わが身にふりかかる戦争が意識されているのだろうと思いました。それも女性の若い人が意外に多かったのが目につきました。なかには親子づれで参加している人もいました。驚いたのは,子どもを3人(小学生と思われる)も引き連れて歩いている家族もありました。沖縄では珍しくない光景ですが,国会前や首相官邸前では珍しい光景でした。こういう家族がこれからは増えてきてくれるのでは・・・と密かに期待をいだきました。

 17時から20時をまわったところで3時間が経過,体調のことも考え,引き上げてきました。いつ終わるとも知れない熱気がいっぱいで後ろ髪を引かれる思いでした。万全の体調なら,集会が終わるのを見届けて・・・というところですが,いまは無理をしてはいけないとみずからに言い聞かせて帰路につきました。

 帰宅して,遅い夕食をしながらNHKのニュースをチェックしていましたが,なんと長崎で集団的自衛権行使容認に反対するデモに200人ほどが集まった,と報じただけであとはなにもなし。全国各地でこのような集会をやっていることはネットをみればわかります。そして,この首相官邸前に集まってきた人の数は,わたしなどには想像もつきませんが,おそらくは述べ人数では何万人に達すると思います。これほどの大きな国民の集会を,しかも首相官邸前の集会をNHKは無視です。もっとも,首相官邸前は毎週金曜日の集会以外にも,このところは連日のように集会がもたれていることはネットで知ることができます。

 とにかく,このところのNHKは完全に政府御用達の放送局になりさがってしまいました。なにが公共放送か。もはや,受信料は払う必要はどこにも見当たりません。恐ろしい時代になったものだ,と身の毛がよだちます。

 こんごも,この集団的自衛権の行使容認の閣議決定というやり方については,さまざまな形態の批判イベントが予定されています。しかし,ほとんどのマスメディアは無視です。が,ネットではだれでも情報を流すことができますので,そこからいろいろの情報をえることができます。アンテナを高く張って,みずからの行動を決めていこうと思います。

 これからますます大きな国民的な運動になっていくと思いますし,また,そうならなければならないとわたしは考えています。もし,そうならなかったら,それこそ日本国の「破局」(カタストロフィ)です。憲法も国会もなにもかも意味をなさなくなってしまいます。すべてはときの政府の閣議決定で終わり。あとは,形骸化した多数決・民主主義によりかかり,すべてを合法化するだけ。

 ここは,なにがなんでも国民であるわれわれがひとふんばりして,「NO!」をつきつけなくてはなりません。そのための正念場がこれからはじまろうとしています。一人ひとり国民みんなが胸に手を当てて熟考し,行動を起こすときだ,とみずからに言い聞かせています。

 長くなってしまいました。が,とりあえず,首相官邸前の集会に参加したご報告まで。 
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