2015年6月14日日曜日

「弱肉強食」=アベの正体=別名「弱きをくじき,強きを助く」。世も末か。否。若い力の台頭あり。こちらに期待。

 社会的弱者は徹底的に叩いて金を巻き上げておいて(増税),強い親分には自発的に隷従して,せっせと貢ぐ。まるでヤクザの世界の論理が,いまや,日本のこの世の中をまかりとおっている。親分の名はシンゾウ・アベラー。

 シンゾウとは,嘘をいくらついてもものともしない心臓の強さに由来するという説と,戦争主義を積極的平和主義と言い換える,みせかけの「新造語」を生みだす名手であるという意味での「シンゾウ」からきたという説の二つがある。

 もっとも前者の説には,嘘をついてもそれが嘘であるという自覚がまったくない真正のバカだから当たらない,とする反対説もある。後者の「新造語」については,たとえば,集団的自衛権には,国内向けの定義と,国際社会で用いられている定義とは違う,というややこしい使い分けをしているために閣僚ですら勘違いする人がでてきて,まともな議論が成立しなくなってきており,しだいに論理的整合性を欠く事態が引き起こされつつある。とくに,正直な防衛大臣は,頭のなかがこんがらがってしまって,わけがわからなくなってしまい,とうとう,国会答弁で本音がでてしまった。「集団的自衛権の行使容認は自衛官のリスクが増大する」,と政府の統一見解から逸脱する答弁をしてしまう,といった具合に。

 シンゾウ・アベラーの真実を隠蔽するための必死の努力も水の泡。

 それはさておき,子育て支援には3000億円が不足している,と弱者を締めつけておいて,その一方では,シンゾウ・アベラーは海外にでかけては金をばらまいている。ネット上を流れている情報によれば,1年3カ月の間に,52兆5400億円もばらまいた,という。個人の金をみずからの意思で贈与したというならまだしも,われわれの税金である。閣議決定をしたとも聞いていない。国会で承認をえたとも聞いていない。ソーリの自由裁量らしい。

 そのうらでは,フクシマの原発事故のために故郷を追われて仮住まいをつづける流浪の民が,いまも苦しんでいる。東電から支払われていた10万円程度の補助金も,近々,打ち切られるという。だから,政府は追われた故郷に帰宅せよ,という。まったくもって無茶苦茶な話だ。この人たちはどうすればいいのか。

 あるいは,敗戦後のアメリカ統治下から本土復帰後のこんにちまで,米軍基地に土地を奪われたまま,空軍の騒音に悩まされ,軍事訓練の実弾の音に怯え,なおかつ,米兵による子女暴力があとを断たない,そういう生活を強いられたままの沖縄の人たちの生活,そこに加えて辺野古の新基地建造である。こうした長年の事態に対する沖縄県民の意思は一つにまとまったのに,シンゾウ・アベラーはみてみぬふり。沖縄県民の我慢もすでに臨界点に達しつつある。

 かとおもえば,学校給食のパートとして働きながら一人娘を必死で育てようと頑張った母親,離婚した夫の借金の返済に苦しみながら,とうとう県営住宅の家賃を滞納したばかりに追い立てをする情け容赦もない行政,生活保護も受けられないまま,ついに最愛の娘を絞め殺してしまった母親に有罪判決。哀れ。

 こんな事例はあとを断たない。まさに,政治の堕落であり,行政の貧困である。そのしわ寄せは,すべて弱者のところにいく。

 その一方では,大企業のほとんどは税金を免除されている,という事実(ここから当たり前の税金をとれば,国民の税負担は軽くなるというのに)。それに加えて,労働者派遣法を改悪して,労働者を使い捨てにしてよいことにし,政治献金をたくさんしてくれる事業主擁護の法案をとおそうとしている自民党と公明党。

 アメリカ並みに,1%の富裕層のために99%の貧者を犠牲にして省みない政府与党の姿勢。シンゾウ・アベラーはさらに上位の強い親分(アメリカ)のために自発的に隷従しつつ,国内の弱者を締め上げていく。その最大の代償が,辺野古新基地であり,「集団的自衛権」の行使容認だ。

 「集団的自衛権」の行使容認については,議会での参考人証言でも,圧倒的多数の憲法学者も「憲法違反だ」と言っているにもかかわらず,一切,耳をかそうともしない政府与党。まさに,立憲デモクラシーの否定であり,国民無視の政治だ。いよいよもって独裁者シンゾウ・アベラーの真の姿が浮き彫りになってきた。

 その影の主役「日本会議」(このことについては,いつか,じっくり書いてみたい)に支えられたシンゾウ・アベラー。いや,「日本会議」の操り人形というべきか。言ってみれば,魂の息が吹き込まれていないピノキオだ。だから,議会の多数をバックに,独裁者はやりたい放題だ。情け容赦なしで平気なのだ。

 しかし,それは許さないとばかりに若い学生さんたちが,ついに立ち上がった。その名も「SEALDs」(自由と民主主義を守る学生有志の会)。全国ネットで運動を展開していくという。すでに,スタートを切っている。昨夜(12日)の国会前の集会には,西谷修さんや小森陽一さんらも駆けつけ,応援のエールを送っている。このことについても,また,いつか,じっくりと書いてみたいとおもう。逞しい若者たちの登場である。しかも,発想がユニーク。じつに柔軟で,アイディアも満載である。大いに期待したい。

 この他にもいくつかのグループが名乗りを上げ,各地で活動を展開している。いよいよ,新しい事態が連鎖反応を起こしはじめている。とりわけ,若い学生さんたちの情熱に期待したい。そして,一緒に頑張りましょう,と声をかけたい。

 今日のところは「アベの正体」=「弱肉強食」に光を当ててみた。そして,その欺瞞性に迫ってみた。加えて,若い学生さんたちの登場にも注目してみた。これからも,この新種の独裁者シンゾウ・アベラーの真相についてはあくことなく追求していきたいと考えている。というところで,今日のところはここまで。
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