2015年6月16日火曜日

憲法学者による「憲法違反」の一撃,国民覚醒,若者も立ち上がる。6月14日を境に流れが変わる。

 2015年6月14日(日)。歴史に残る記念すべき日になった,とわたしは確信している。アベの目くらまし作戦の欺瞞性が,憲法学者の「憲法違反」という鶴の一声で暴露され,多くの国民の目が醒めた。そうとわかった以上,黙っているわけにはいかないとばかりに,老いも若きも一斉に立ち上がった。分けても若者たちの行動と連帯がたくましかった。その記念すべき日,2015年6月14日。国民の声と行動によるアベ政権撃退開始の日。

 6月14日。この日になにが起きたのか,テレビはほとんどスルーしてしまった。とりあげても,ほんのおざなり。しかし,実際は違った。FBに流れた情報は,その質・量ともにかつてないほどの盛り上がり方だった。そして,IWJはリアル・タイムで集会とデモを追っていた。この様子を15日の朝刊はどのように報ずるのだろうかと楽しみにしていたら,なんと運の悪いことに休刊日。

 ならば,16日(火)の朝刊は・・・と期待したが,どこもスルー。愛読している東京新聞もスルー。一日前のできごとは「ニュース」にはならないということなのか。それも休刊日だったのに・・・・。6月14日に東京だけではなく,全国展開された国民や若者たちの声(研究集会)とデモは,これまでに例をみない盛り上がりをめせたというのに・・・・。


仕方がないので,わたしの個人的なFBのネットワークに流れてきた情報を整理しておくことにしよう。その結果は,以下のとおりのことが明らかになった。わたしのようなごくふつうの平凡な人間ですら知り得た情報は膨大なものになっている。だから,全国で展開された抗議行動のすべてが把握できたら,とてつもないことが起きていたと知ることができるだろうに・・・・。それこそがジャーナリズムの使命ではないか,とおもうのだが・・・・。残念でならない・・・。

 とりあえず,わたしの掌握できた部分だけを紹介しておくと以下のとおりである。

 SEALDs(自由と民主主義を守る学生有志の会)は,このところ毎週金曜日の午後に「戦争法案に反対する国会前抗議行動」を展開している。ここには,西谷修,小森陽一,といった学者さんも支援に駆けつけ,スピーチを行っている(6月12日・YOUTUBE)。この学生有志の会=SEALDsが,いまや全国ネットで活動を展開しており,6月14日(日)には,SEALDs in 渋谷が「若者憲法集会&デモ」を組織し,宮下公園に集結し,渋谷の街に繰り出しデモ行進をした。その数,3000人を超えたという。

 これに呼応して,「若者憲法集会 in 高知」が集会終了後,帯屋町商店街をデモ。また,京都では,「戦争反対平和がだいすき声をあげよう大集会」が,京都四条通りで,神戸大学,関西学院大学,同志社大学のSEALDsのメンバーと一緒になって会場に入り,研究集会に参加。「若者憲法集会」沖縄分科会も開催され,研究集会を開いている。

 なお,SEALDs KANSAI は《戦争立法に反対する学生デモ》を下記のように組織し,参加を呼びかけている。
 日時:2015年6月21日(日)
 集合:14:00 円山公園(京都)
 出発:14:30 
 コース:円山公園─四条河原町─三条大橋─四条河原町─京都市役所

 以上がSEALDs関連の,わたしが目にした情報である。6月14日には,学生さん以外の団体もさまざまな抗議行動を組織して,大きな集会を開いている。その主なものは以下のとおり。

 「ストップ戦争法案!国会包囲デモ」(6月14日)には,25,000人が参加。
 「東京都臨海公園・反安倍政権大集会」(6月13日)には,16,000人が参加。
 「集団的自衛権行使のための法整備に反対する愛知大会」には,4,000人が参加。
 「憲法違反の集団的自衛権に反対する市民集会」が,福岡県福岡市,佐賀県鳥栖市,長崎県佐世保市,などで開催。
 「戦争をさせない1000人委員会」
 「解釈で憲法を壊すな!実行委員会」
 「戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター」
 「総がかり行動実行委員会」
などなど。

 なお,「戦争法案反対国会前集会」は6月24日(水)18:30~20:00に予定されている。この他にも大小さまざまな団体が抗議集会や抗議行動を組織し,それぞれに個別に展開されることになっている。

 わたしのFBのネットワークに流れた情報だけで,これだけある。新聞・テレビなどがその気になって情報を蒐集すれば,想像を絶するほどの抗議集会や抗議行動が「6月14日」だけでも展開されていたに違いないのだ。にもかかわらず大手メディアは一斉にスルーしてしまった。この責任は重大である。このことは強く銘記しておきたい。つまり,この大手メディアの意図的・計画的な「スルー」が,アベ政権を支えているのだから。つまり,自分からはなにも考えない,行動もしない,目先の欲望だけを満たせばそれでいいという,いわゆる「茹でカエル」が多数を占めており,その人たちが無意識のうちにアベ政権を支えていることになっているのだから。

 しかし,ようやく,その「茹でカエル」が目覚めはじめようとしているかにみえる。こうなったら,大手メディア以外のメディアを活用するしかない。その点,SEALDsのネットワークは自由自在だ。思考が柔軟で,発想が豊かだ。かれらは定期バスの窓をもメディアとして活用している。のみならず,「友だちの友だちはみんな友だち」といった沖縄的手法ももちこんで,そのネットワークをあっという間に拡大している。さらには,自主制作のビデオ映像をネットに流す。そして,徹底したネットの多用だ。これも得意中の得意,お手の物だ。

 新しい時代を切り拓くとしたら,この世代しかないだろう。ジャーナリズムが死んでしまい,メディアは政権党のいいなり,という逼塞した時代を突き破る智恵と手法とエネルギーをもっているのは若い学生さんたちしかいない,と断言しておこう。その意味で,恥ずかしながら,老いたる者は,この若者たちに寄り添いながら「ともに頑張ろう」というしかない。言ってみれば,「おんぶにだっこ」だ。それでもなお,いまは,行動を起こすときだ。

 そのことを明確に提示してくれた日,それが「6月14日」だった。わたしはそう確信している。

 さあ,時は今だ。ともに立ち上がろうではないか。
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