2015年7月18日土曜日

退院。やっぱり家(うち)はいいのん。まずはベッドの上で大の字になってのん。最高だにぃ。

 病院のベッドじゃあのん,幅が狭(せば)いもんだいのん。両腕を広げて寝るわけにゃあいかんだぁのん。ああ,やっぱり家(うち)の幅の広いベッドはいいのん。大の字になれるで。これで,やっとかめで家(うち)に帰ってきたなぁ,としみじみおもうだぁのん。からど(体)がどえらいよろこんどるだにぃ。

 考えてみりゃぁ,こんどで2回目。前は去年の2月。胃ガンがみつかってのん。ほいでぇ,3分の2を切り取っただぁのん。そんときも,どえらい治りがよくて,手術後11日で退院しただあのん。こんだは肝臓に転移がみつかっちゃってのん。3分の1を切り取っただぁのん。こんだも治りが早くてお医者さんにのん,ほめられただにぃ。こんだは手術後12日で退院。ありがたいことだぁのん。

 2回もこんなことを経験してのん。あれやこれや考えることはどだくさんあるだぁのん。ほいでも,最初に思い浮かぶのはのん。どんだけ多くの人たちに支えられてわし(私)という人間が生きとるか,ちゅうことだのん。直にゃぁ,ほりゃあ,病院の先生や看護師の衆たちのお蔭だあのん。ほりゃあまあ,当たり前のこととしてもだのん。家族や友人たちの温かい励まし・・・・,ここからさきを思い浮かべていったらきりがないでのん。

 なんでわかったかちゅうとのん。スペインでダンス公演をやって帰ってきた人から話を聞いて,びっくりだぁのん。あの衆はのん,成田空港からまっすぐ病院に駆けつけてくれて,いきなり「ハグ」されてのん。日本から指令があって,稲垣先生のために「気」を送れって言われたので,必死になってスペインから送ってくれただげなあ。まっと話を聞いてみりゃあのん。稲垣先生に「気」を送るネットワークがあって,みんなが連絡し合って「気」を繰り返し,繰り返し送ってくれただげなぁ。ありがたいことだあのん。

 そのせいずらのん。一日,一日,わしのからどがぐんぐんよくなるのがわかったでのん。不思議なくらいに。なんでだろなあ,とぼんやり考えとっただあのん。ひょっとしたら,なにか想像もつかない大きな力が味方になってくれとるのかなぁ,とのん。たいていのん。よくなる人たちっちゅうのはのん。こういう力に導かれているのじゃないか,とわしゃあおもうだのん。

 ほいだで,みんなが送ってくれた「気」も,この大きな「力」と一緒になって,わしのからどに届けてくれたのかなぁ,とそうおもうだあのん。そうおもうとありがたくて,ありがたくて,泣けてきちゃうだにぃ。宇宙・天地・自然であるマクロ・コスモスと,わしゃんとう一人ひとりのからどやこころであるミクロ・コスモスとは一直線につながっておってのん。それがお互いに共振・共鳴したとき,なにかが起きる,そういうとんでもないパワーが生まれるっちゅうでのん。

 田舎の小さな禅寺で育ったわしゃあのん。すぐに,道元さんの『正法眼蔵』を思い出すだあのん。そんなかに,そういうことがいっぱい書いてあるでのん。まあ,この話はまたやるとしてだのん。どえらいありがたい「力」に支えられてるっちゅうことを,こんだほど実感したこたあないだあのん。 

 ほいでも3度目はまあいいのん。こりごりだぁのん。
 なんとか救ってもらえるようにお釈迦さまに,まっとまじめにお祈りすることにするだあのん。
 まずは,『般若心経』を朝夕に唱えることから・・・・。
 天地・宇宙と我との一体化を念じて・・・・。

 まずは,家(うち)に帰って,ほッ。
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