2015年7月31日金曜日

公明党よ,目覚めよ。創価学会の学会員から「三行半」を突きつけられた,いまこそ目覚めよ。

 創価学会の学会員の一部が,とうとう「戦争法案反対」の狼煙をあげ,抗議行動のデモに参加しはじめた,というニュースが流れている。その情報によれば,創価学会の三色旗を掲げ,日比谷公園の野外音楽堂の集会に参加し,その後のデモ行進にも参加したという写真つきである。

 断るまでもなく,創価学会を最大の支持母体とする公明党は,戦争に反対し,平和を希求する政党としてスタートを切った。そして,自民党と連立を組むときの条件もまた,自民党の「暴走」に「歯止め」をかけることが最大の目的である,と宣言している。

 にもかかわらず,このところの公明党の体たらくはいったいどうしたというのだろう。国土交通省の大臣ポストをひとつ確保するための犠牲にしてはあまりに大きすぎる。立党の精神はどこに行ってしまったのか。なぜ,忘れてしまっているのか。いな,忘れたふりをしているのか。それほどまでに,政権党に身を寄せていることのメリットは大きいということなのか。

 でも,それは間違いだろう。

 真面目な創価学会の学会員は,その間違いを許すことができない。がまんにがまんを重ねてきたが,とうとう堪忍袋の緒が切れた,ということだろう。公明党がこのまま自民党にずるずると引きづられて行ってしまうのならば,表立って,戦争法案に反対する抗議行動を立ち上げよう,という正統派学会員の決意表明だ。この運動は間違いなく徐々に全国的な展開になっていくだろう。なぜなら,これぞ立党の精神に則った,本来あるべき姿勢の表明なのだから。

 残る手段は,現職公明党議員の選挙区での学会員の態度表明だ。現職公明党議員がみずからの選挙区での支持がえられなくなると覚ったとき,はじめて現職議員に危機感がはしることになる。ここがポイントだ。

 もうすでに,自民党議員にたいする造反への働きかけははじまっている。つまり,戦争法案に反対の意思表明をし,反対票を投じた自民党議員の再選への支援を約束する,というものだ。逆に,戦争法案に賛成票を投じた議員には票を投じない,つまり「落選」させる戦法をとる,という運動である。そして,造反してくれそうな議員一覧,戦争法案絶対支持の議員一覧,その他の議員一覧,などといった手のこんだ一覧も,ネットをとおして流通している。

 創価学会の学会員が,その組織力にものを言わせて,上記のような行動にでたとき,これが日本の政治を大きく変える転機となる。戦争法案を廃案にもちこむには,こうした力がどうしても必要だ。

 すでに,SEALDs を名乗る若者たちの運動が大きな輪となって全国展開をしている。この人たちの運動によって覚醒した大人たちも,いろいろなかたちで戦争法案廃案に向けた活動をはじめている。8月から9月にかけて,この動きはますます大きくなっていくだろう。

 そこに公明党議員の造反が加わると,文字どおり,国政の大転換が起こる。たぶん,こうした動きはお互いに連動していくものだと考えられるので,まずは,自分の持ち場でできることからはじめること,そこが第一歩だ。

 公明党の議員諸氏も,初心に立ち返って,「平和主義」の立党の精神を復活させてほしい。安倍首相のいう「積極的平和主義」という名の「戦争主義」の虚像を打ち破って,公明党がめざすべき本来の「平和主義」をとりもどしてほしい。いわば,最短距離のキャスティング・ボートをにぎっているのが公明党なのだから。
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