2015年9月13日日曜日

戦争法案についての政府答弁はすでに「崩壊」。いったん廃案にして「仕切り直し」をすべし。

 今日(12日)も国会前では,辺野古新基地の工事再開に対する抗議集会が行われました。国民の安倍政権に対する不信感は募るばかりです。

 戦争法案の審議も,昨日(11日)になって,17日ぶりに総理が出席して答弁に立つという珍事が起きています。その間,総理は,戦争法案の審議を放り出して,大阪のテレビ局や右翼系のネット・テレビ(桜井よし子主宰)には出演し,いいたい放題の放言をしています。なんたることか,と考えてしまいます。本気で戦争法案をこの国会でとおしたいのであれば,もっと,真っ正面から議論をして,この法案の正当性を主張すべきではないか,とあきれてしまいます。あれほど,「国民のみなさんには丁寧に説明をします」と繰り返していたのに・・・・。

 「嘘ばっか」。

 総理の虚言癖はつとに有名ですが,それにしても酷すぎます。「嘘ばっか」という同名の佐野洋子の小説がありますが・・・。その書き出しには「桃太郎には桃次郎という弟がいました」とあります。この一行を読んだ瞬間から腹をかかえて笑ってしまいます。が,総理の「嘘」も,すでに怒りを通り越して,いまや「笑う」しかないほどに酷いものになってしまいました。つぎからつぎへと繰り出す「嘘」の渦に巻き込まれ,国民の多くは「目眩」がしているのではないでしょうか。このままでは,「嘘からでた真」になりかねません。

 NHKが国会中継を止めてしまいましので,国会審議の実態をありのまま知ることは難しくなってしまいましたが,それでもSNSやYouTubeなどをとおして,かなりの事実を知ることはできます。それらから見えてくる国会審議は,もはや完全に「崩壊」しています。なぜなら,野党議員の質問に対して,まともには回答ができなくなってしまっているからです。

 ですから,ここでの答弁も「嘘ばっか」。

 あまりのみえみえの「嘘」の答弁をするたびに,審議は中断。それも,すでに「100回」を超えたということです。つまり,政府がまともに答弁できないので,「嘘」をつく。それは許せないと抗議する。そのたびに審議は中断。それの繰り返し。これが,いま,参議院で行われている審議の実態です。もはや,完全に審議は「崩壊」しているとしかいいようがありません。

 17日ぶりに出席した総理は,さっそくヤジを飛ばしています。「総理,ヤジを飛ばさないでください」と質問に立った福山哲郎議員(民主党)に注意までされています。NHKは「ヤジ」のことを「自席発言」と言い換え,政府にすり寄っていますが・・・・。これもお粗末そのもの。そして,総理の私語も多いので,やはり福山議員から「総理,質問をちゃんと聞いてください」と叱られてもいます。17日ぶりに出席したのに,じつに不真面目そのもの。行儀が悪いなんてものではありません。傍若無人とはこのことでしょう。そして,答弁は,馬鹿の一つ覚えのように,いつも同じことの繰り返し。誠意のかけらも見受けられません。

 このあまりの無様さでは,さすがのNHKも放送できません。ますます支持率が低下してしまうからです。いまや,りっぱな国営放送局に堕してしまって,政府の擁護ひとすじに走っています。これでは受信料は取れません。詐欺のようなものです。

 こういう国会審議の実態を知った国民の多くは,危機意識でいっぱいです。ですから,寸暇を惜しんで国会前に立つことを決意する以外にはありません。そういう人たちが今日も国会前に集まっています。午後からの「座り込み」もはじまっています。

 それも国会だけではありません。いまや,全国的な展開をしています。小さな僻村ですら,戦争法案反対のデモが行われています。わたしの故郷の愛知県豊橋市でも,400人が抗議集会を開いたということです。あのおとなしい三河人としては,驚くべきできごとです。いまや,全国の津々浦々にいたるまで,戦争法案反対の抗議行動が展開されています。

 政府も相当に怯えていることは間違いありません。当初,強行採決を16日と設定していたのに,いまごろになって17日へと一日ずれ込んでいます。これは明らかに,全国の抗議行動がカウンター・ブローとなって政府のボディにヒットしている,と言っていいでしょう。

 ここまできたら,戦争法案はいったん廃案にして,ゼロからの仕切り直しをすべきです。どうしても戦争法案を成立させたいのであれば,選挙公約で「憲法改正」を掲げ,十分に議論を積み上げ,多数の支持を得てからのことです。拙速は大怪我のもとです。

 このことのためにも,9月14日(月)の国会前集会は成功させたいところです。この日ばかりは,万難を排して,国会前に行こうと,いまから決めています。もちろん,明日(13日)も,体調がよければ,でかけようとおもっていますが・・・・。

 あと一息。みんなで頑張りましょう。
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