年4回の連続講演,無事(?)に終わりました。最終回でしたので,なんとか全体のまとめをしたかったのですが,とても時間が足りないまま,空中分解。残念。1時間30分という時間は,かつて講義をしていた時間と同じですので,慣れていたはずなのに,もう,すっかりそのペース配分を忘れてしまっていました。にもかかわらず,最後までご静聴くださり,お運びくださったみなさんにはこころから感謝しています。にもかかわらず,完結した話にならなかったこと,こころからお詫びを申しあげます。
こんな講演をしてしまったあとには必ず襲われる慙愧の念というやつです。もう二度と引き受けてはいけない,と自戒するのですが,しばらくたつともう忘れてしまいます。だから生きていかれるのかもしれません。そんなことをくり返しているうちにこんにちまできてしまいました。が,いま,考えてみますと,講演を引き受けるたびにいつもとはまったく違った緊張の日々が何日間かはつづきます。そのつど,わたしの思考はかなり深まり,新しい知の地平がみえかくれしてきます。これが,半分はいやなのに,半分は楽しみでもあります。この二律背反なるものを積み重ねることが,生きることであり,思考を深める原動力ではないか,と最近では考えるようになってきました。
でも,講演のあとは,やはり,なんともいえない寂寥感に襲われます。これはなんとも不思議な気分です。一生懸命に頑張ったのだから,それで仕方がないではないか,とも思うのですが,それを許さないもうひとりのわたしがいて,せせら笑っています。が,ありがたいことに,今回は4回の連続講演の最終回ということもあってか,花束の贈呈がありました。これは想定外でしたので,びっくりしつつも,嬉しいかぎりでした。終わってから,さらに,竹谷ゼミの学生さんたちが中心になって,懇親会まで開いてくださり涙がこぼれそうでした。
講演のとおしテーマは「スポーツとはなにか」。それぞれ4回のテーマは,もう,このブログでも書いていますので,割愛。この講演をさせていただいたお蔭で,長年,構想してきたわたしなりの『スポーツとはなにか』という単行本の概要がみえてきました。あとは,細部を詰めて,文章化すれば,なんとか単行本になるという展望が開け,いまは,とても満足しています。お蔭で,すでに,本にしませんかと言ってくださる出版社も現れ,条件はととのいました。ありがたいことです。
気候が暖かくなってきたら,早朝起床を習慣づけて,朝食前の執筆にとりかかりたいと思っています。いわゆる「朝飯前の一仕事」というやつです。以前から,これが一番なのだ,と聞いてはいましたし,納得もしているのですが,実行まではなかなか手がとどきませんでした。が,こんどというこんどは一念発起して,実行にとりかかろうと思います。
なにごとも晩生で,もたもたした人生でしたが,やはりこの病は死ぬまで治らないようです。でも,気づいたときが「吉日」。そう思い立ったときがご縁。いまできること,そして,いま一番面白いと思うことに全力を投球すること。こんどこそは迷わず邁進したいと思います。
こんな気持ちにさせてくれたのも,やはり,神戸市外国語大学で連続講演の機会を与えていただいたお蔭です。長い道のりでしたが,ようやく『スポーツとはなにか』という,わたしの長年の夢である単行本の執筆に向けて,「よし,やるぞ」という覚悟が決まりつつあります。
今回の連続講演を,なにからなにまで支えてくださったのは神戸市外大の竹谷和之さんです。講演のための映像資料の準備や,わたしの書き送る粗雑なメモのようなレジュメを,きちんと編集し直し,だれの目にもわかりやすいものに推敲してくださり,印刷してくださったのも竹谷さんです。加えて,いつもにこやかに迎えてくださった,事務局のみなさんの心温まるサポートのお蔭です。こころから感謝したいと思います。
連続講演を終えて,ひとつの大きな区切りができました。これからはさらなるつぎのステップをめざして頑張りたいと思います。聴講にきていただいたみなさんからも大きな力をいただきました。ありがとうございました。こころから感謝しています。
それでは,『スポーツとはなにか』の刊行の日に,著作をとおしてまたお会いしたいと思います。それまで,ご機嫌よう。
こんな講演をしてしまったあとには必ず襲われる慙愧の念というやつです。もう二度と引き受けてはいけない,と自戒するのですが,しばらくたつともう忘れてしまいます。だから生きていかれるのかもしれません。そんなことをくり返しているうちにこんにちまできてしまいました。が,いま,考えてみますと,講演を引き受けるたびにいつもとはまったく違った緊張の日々が何日間かはつづきます。そのつど,わたしの思考はかなり深まり,新しい知の地平がみえかくれしてきます。これが,半分はいやなのに,半分は楽しみでもあります。この二律背反なるものを積み重ねることが,生きることであり,思考を深める原動力ではないか,と最近では考えるようになってきました。
でも,講演のあとは,やはり,なんともいえない寂寥感に襲われます。これはなんとも不思議な気分です。一生懸命に頑張ったのだから,それで仕方がないではないか,とも思うのですが,それを許さないもうひとりのわたしがいて,せせら笑っています。が,ありがたいことに,今回は4回の連続講演の最終回ということもあってか,花束の贈呈がありました。これは想定外でしたので,びっくりしつつも,嬉しいかぎりでした。終わってから,さらに,竹谷ゼミの学生さんたちが中心になって,懇親会まで開いてくださり涙がこぼれそうでした。
講演のとおしテーマは「スポーツとはなにか」。それぞれ4回のテーマは,もう,このブログでも書いていますので,割愛。この講演をさせていただいたお蔭で,長年,構想してきたわたしなりの『スポーツとはなにか』という単行本の概要がみえてきました。あとは,細部を詰めて,文章化すれば,なんとか単行本になるという展望が開け,いまは,とても満足しています。お蔭で,すでに,本にしませんかと言ってくださる出版社も現れ,条件はととのいました。ありがたいことです。
気候が暖かくなってきたら,早朝起床を習慣づけて,朝食前の執筆にとりかかりたいと思っています。いわゆる「朝飯前の一仕事」というやつです。以前から,これが一番なのだ,と聞いてはいましたし,納得もしているのですが,実行まではなかなか手がとどきませんでした。が,こんどというこんどは一念発起して,実行にとりかかろうと思います。
なにごとも晩生で,もたもたした人生でしたが,やはりこの病は死ぬまで治らないようです。でも,気づいたときが「吉日」。そう思い立ったときがご縁。いまできること,そして,いま一番面白いと思うことに全力を投球すること。こんどこそは迷わず邁進したいと思います。
こんな気持ちにさせてくれたのも,やはり,神戸市外国語大学で連続講演の機会を与えていただいたお蔭です。長い道のりでしたが,ようやく『スポーツとはなにか』という,わたしの長年の夢である単行本の執筆に向けて,「よし,やるぞ」という覚悟が決まりつつあります。
今回の連続講演を,なにからなにまで支えてくださったのは神戸市外大の竹谷和之さんです。講演のための映像資料の準備や,わたしの書き送る粗雑なメモのようなレジュメを,きちんと編集し直し,だれの目にもわかりやすいものに推敲してくださり,印刷してくださったのも竹谷さんです。加えて,いつもにこやかに迎えてくださった,事務局のみなさんの心温まるサポートのお蔭です。こころから感謝したいと思います。
連続講演を終えて,ひとつの大きな区切りができました。これからはさらなるつぎのステップをめざして頑張りたいと思います。聴講にきていただいたみなさんからも大きな力をいただきました。ありがとうございました。こころから感謝しています。
それでは,『スポーツとはなにか』の刊行の日に,著作をとおしてまたお会いしたいと思います。それまで,ご機嫌よう。
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