2015年8月15日土曜日

「安倍談話」,聞いてあきれる。本気なら,安保法案を直ちに撤回せよ。

 よくもまあ,しゃあしゃあと,恥ずかしげもなく,こんな「談話」を閣議決定して公表したものだ,とあきれかえってしまった。借りもののことばを多用し,さも,自分のことばであるかのごとく振る舞い,当面の批判をうまくかわすことに専念していて,アベ・シンゾウの生のことばがどこにも見当たらない。だから,言っていることが矛盾だらけで,どこか白々しい。力のない,ふわふわの,いかにもこの人らしい表現がつづく。かとおもうと,あっと驚くような名文のフレーズがとってつけたように突然,現れる。つまり,その場をしのげばそれでいい,という本音が丸見えなのだ。

 したがって,訴えるものがなにもない。またまた,嘘つきシンちゃんの面目躍如というところ。

 もし,この「談話」がアベ・シンゾウの本気の表明であるのなら,直ちに「安保法案」を撤回せよ。それがスジというものだ。この「談話」はそういう趣旨のものだ。

 もう一度,繰り返すが,熟慮の末の「安倍談話」であるのなら,「安保法案」が間違っていた,とまずは謝罪し,しかるのちにこの法案を撤回すべきだ。それなら,この「談話」を信じよう。そして,アベ・シンゾウを支持してやろうではないか。

 でないならば,嘘の上塗りを,また,やらかした,ただ,それだけのもの。単なる猿芝居。その場しのぎのためなら,どんな嘘でも平気でつく。この人の特技である。いや,持病である。正常な神経の持ち主にはできない芸当だから。

 さて,この「安倍談話」を国際社会はどう受け止めるだろうか。英語,中国語,朝鮮語,などにも翻訳して公表すると聞いている。これまでの歴代の「談話」に比べると,かなり饒舌になっている。その分,これまでのアベ政治との矛盾も多く露呈することになった。したがって,当然のことながら,その「矛盾」をつく論評が噴出することになろう。それに対して官邸はどのように対応していくことになるのか。その応答の仕方いかんによっては,もはや,どうにもならない「信頼」の失墜を招きかねない。もはや,失うべき「信頼」などないに等しいのだが・・・。そういう批判の糸口が満載の「談話」になっている,というのがわたしの読解だ。

 その意味では,まことに稚拙な作文だ。あれもこれも,とりあえず役に立ちそうなフレーズはすべて放り込んで,なんとか批判をかわそうとするあまりに,結果的には「自爆」してしまっている。そのことを,官邸の知恵者は気づいていないのか。もっとも,その知恵者たちが狂ってしまっているのだから,もはや,手の打ちようがない,というのが実情なのだろうが・・・。あの「首相補佐官」をみれば,そのことは歴然としている。

 無難にまとめたつもりの「安倍談話」が,またまた,大きな「火種」をかかえこむこととなった。これから,国の内外を問わず,ますます大きな議論となっていくことだろう。アベ政権にとっては致命的な大問題を,みずから提起することになってしまったからだ。

 すなわち,この「安倍談話」と「安保法制」との間に横たわる根源的な矛盾を,どうやって超克していこうというのか。難問中の難問だ。

 まずは,官邸のお手並み拝見といこうか。

 わたしは「空中分解」する・・・と予見している。これで「幕引き」になる・・・・と。

 もちろん,そうあって欲しいという願望も籠めて。
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