2015年8月24日月曜日

社会復帰,第一歩。SEALDs のデモに参加してきました。

 8月23日(日)のSEALDsのデモには,なんとしても参加する,と早くから決めていました。そして,これを「社会復帰の第一歩」とすることも決めていました。そのために,散歩の距離を伸ばしたり,鷺沼の事務所にパソコンを背負って通ったり,とそれなりの準備をしてきました。お蔭で,からだの方もしっかりしてきました。

 言ってみれば,こころとからだの準備をしての,満を持してのデモ参加でした。だれか誘ってともおもいましたが,途中でリタイアすることも想定していましたので,ひとりででかけました。まあ,そういうデモ参加もあってもいいか,と考えて・・・・。集合場所の青山公園に到着し,デモ行進のための隊列を組んでみますと,結構,わたしと同じように,ひとりで参加という人も少なくないことがわかり,少しばかり安心。

隊列を組んで出発の準備
 
集合場所では,簡単なシュプレヒ・コールの練習があっただけで,とりたてて著名人のスピーチも,学生さんたちのスピーチもありませんでした。こんなのもあっていいなぁ,と思いながら出発を待っていました。そうして,いよいよ行進開始。テンポのいいシュプレヒ・コールの声を張り上げながらのデモ行進です。久しぶりのデモで,ああ,ようやく社会に復帰できたなぁ,元気を取り戻すことができてよかったなぁ,と感慨に浸っていました。

デモ行進のはじまり
 
そんないい気分で歩いていたら,突然,歩道からNさんが現れ「病み上がりのおじさんがひとりで歩いているのをみて,これは捨ておけない,介護しなくてはとおもって・・・・」と笑いながら隊列に飛び入りです。わたしとしては,期せずして,もっとも頼りになる僚友が現れたのですから,嬉しくて天にも昇る気持ちでした。何千人という大集団のなかだというのに,こんな出会いが起きるのですから,これはもう偶然をとおりこしているとしかいいようがありません。

ファシスト・アベ・ヒトラー
 
これですっかり安心して,二人でおしゃべりをしながら行進です。昨夜は宮城谷昌光の小説『太公望』を読み始めて,途中でやめるわけにはいかなくなり,とうとう最後まで読んでしまい,寝不足です,とNさん。わたしも,そのむかし,まったく同じ経験をしましたので,『太公望』の話題でひとしきり盛り上がってしまいました。権力を独占している大勢力を少数派が切り崩していき,世の中をひっくり返す,そのプロセスを知りたかった,とNさん。なるほど,単なる娯楽のための読書ではなかったのだ,とわたし。えらく余裕があるんだなぁ,こんな本まで読むのか,と訝っていたわたしが恥ずかしくなってしまいました。

高校生の集団?
 
さて,このデモ,隊列の中に組み込まれて歩いていると,全体でどのくらいの人数になっているのかさっぱりわかりません。ただ,道がカーブしているところで,前後を確認してみますと,どちらも,はるかかなたまでデモの隊列がつづいています。青山公園に集まっていた人数からは想像もつかないほどの隊列の長さです。ひょっとしたら,コースの道路で待ち構えていて,途中から飛び入りした人も相当いるのではないか,とおもいます。いま,確認してみましたら,主催者発表で6500人,とのこと。やはり,途中で待ち伏せして飛び入り,という人が多かったようです。

表参道の交差点でデモを見つめる通行人
 
久しぶりのデモだったからというべきか,いやいやSEALDsのデモだったからというべきか,よくわかりませんが,デモの様子もすっかり様変わりをしているなぁ,とおもいました。それは,かつての労働組合が組織して行うデモとはまるで違いますし,そのむかしの安保闘争時代の学生さんたちが組織したデモとも,もう別次元のはなしです。今日のデモを見るかぎりでも,子どもづれの若い夫婦がいたり,家族全員でやってきたなとおもわれる中年のファミリーがいたり,老人仲間のお友だち風の集団もいたり,とさまざまです。なかには,ベビーカーを押して参加している若いママさんもいます。考えてみれば明るくて,長閑なものです。

 ひところの,暗いイメージのデモとはまったく様変わりをしています。そういう新しい,やんわりとしたデモを立ち上げたのは,やはり,SEALDsの若者たちの大いなる功績というべきでしょう。以前のような,理屈やイデオロギーが先行・支配する思想運動とは違い,もっと情緒レベルの,人としての素直な感情から立ち上がってくる「不安」や「気持ち悪い」や「怖くてふるえる」を原点にした意志表明です。その結果として,このようなまったく新しいデモの形態を生みだしたのだろう,とおもいます。これでいいのだ,いや,これがいいのだ,としみじみおもいました。

 以上,社会復帰の第一歩としてのデモ参加の報告です。

 つぎなる目標は,8月30日(日)です。こちらは天下分け目の決戦になります。国会前10万人,全国100万人を想定しています。もし,これが実現したら,アベ政権は崩壊していくでしょう。その意味で,わたしは,いまから体調管理に専念して,30日のデモに備えようとおもっています。みなさんも,ぜひ,地元のデモに参加して,意思表明をしましょう。日本の将来のために。  
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