毎年,恒例の「山焼きの会」からもどりました。その間,ブログをお休みしてしまいました。が,また,復活させたいと思います。まずは,その報告から。
1月22日(土)の午後6時から花火が上がって,それから若草山に点火されます。それまでの午後の時間は二つの集まりが,ことしは企画されていました。第一部は,奈良教育大学卒業生との懇親の会(12:00~14:00」,第二部は,「ISC・21」1月奈良例会(14:00~18:00)です。
第一部の企画は,世話をしてくれたT君とわたしとの連絡ミスがあって,わたしは欠席。たいへん申し訳ないことをしてしまいました。お許しください。何人かの卒業生の人が子どもさんも連れてきてくださっていて,折角のチャンスだったのに・・・・と残念な思いをしました。
第二部は,『現代思想』(青土社)の11月号の特集・大相撲の合評会。こちらは大勢の人が発言してくださり,とても楽しい会となりました。いろいろのご意見をいただきましたが,わたしの印象に強く残ったのは,つぎのようなことでした。
大相撲は,近代スポーツのゆきづまりを超克する新たなスポーツ文化を切り開く可能性を秘めているのではないか,と3人で語っているが,その具体的なイメージはどのようなものなのか,というものでした。もちろん,このことを語るには,もっとくだけた具体的な内容に踏み込んでいく必要がありました。みなさんが提示してくださった問題には,たとえば,つぎのようなものが記憶に残りました。大相撲がグローバル化するということはどういうことなのか,大相撲は外国出身力士に乗っ取られてしまうという危惧についてはどうなのだろうか,大相撲のもつ様式美とはなにか,それを外国出身力士はどのように伝承していくのか,などなど。そして,それぞれについて,かなり踏み込んだ議論ができたように思います。ありがたいことです。それぞれのテーマについての具体的な議論の内容は,いつか,機会をみて,このブログのなかで取り上げてみたいと思います。
ことしの山焼きは,いつもと違って,特別の印象が残りました。まずは,花火の量・質ともに上等のものでした。昨年は,奈良遷都1300年の記念行事がいろいろと展開されていましたので,その影響もあるのかなぁ,と思いながら楽しみました。最後に仕掛け花火が終わると,いよいよ,若草山への点火です。ことしは,いつものような懐中電灯をつかった点滅の合図はなく,そこはかとなく点火がなされ,とても静かな燃えはじめ方でした。なにか,別の方法で点火の指示が出されたようです。初めは静かに燃えはじめましたが,次第に火に勢いがでてきて,みていてとても楽しいものでした。とくに,二つめの笠と三つめの笠が勢いよく燃え上がっていく姿が印象的でした。まれにみるとてもいい山焼きだったと思いました。気温も比較的温かく,風もほとんど吹かず,それでいてわずかに山の麓から上に向かって吹いていましたので,山焼きにも,それを眺めるにも,絶好の条件が整っていたと思います。もうすでに10年以上も,この場所(ここは奈良の中でも最高の山焼きを眺める場所)から山焼きを眺めていますが,その経験のなかでも上位にランクされる山焼きでした。
これが終わると宴会です。まずは,恒例の,昨年,いいことがあった人に向けての「乾杯」です。ことしは特別にたくさんあったように思います。が,それにもまして,来年はもっと多くの「乾杯」ができるように,お互いに頑張りましょう。
宴会には芸能もあって,昨年につづいて「歌手」が登場しました。竹村君の娘さんの美遊ちゃんです。小学校2年生ですが,とてもとても2年生とは思えない歌唱力があって,ギターで伴奏している父親の方が緊張しているように思いました。が,みんな聞きほれてしまい,拍手喝采が起こるのに間があいたほどでした。わたしは去年も驚きましたが,ことしは,素直に感動しました。こうなると,来年はどうなっているんだろうか・・・と期待がふくらみます。
というような具合で,楽しい山焼きの会が無事に終了しました。
以上,ご報告まで。
1月22日(土)の午後6時から花火が上がって,それから若草山に点火されます。それまでの午後の時間は二つの集まりが,ことしは企画されていました。第一部は,奈良教育大学卒業生との懇親の会(12:00~14:00」,第二部は,「ISC・21」1月奈良例会(14:00~18:00)です。
第一部の企画は,世話をしてくれたT君とわたしとの連絡ミスがあって,わたしは欠席。たいへん申し訳ないことをしてしまいました。お許しください。何人かの卒業生の人が子どもさんも連れてきてくださっていて,折角のチャンスだったのに・・・・と残念な思いをしました。
第二部は,『現代思想』(青土社)の11月号の特集・大相撲の合評会。こちらは大勢の人が発言してくださり,とても楽しい会となりました。いろいろのご意見をいただきましたが,わたしの印象に強く残ったのは,つぎのようなことでした。
大相撲は,近代スポーツのゆきづまりを超克する新たなスポーツ文化を切り開く可能性を秘めているのではないか,と3人で語っているが,その具体的なイメージはどのようなものなのか,というものでした。もちろん,このことを語るには,もっとくだけた具体的な内容に踏み込んでいく必要がありました。みなさんが提示してくださった問題には,たとえば,つぎのようなものが記憶に残りました。大相撲がグローバル化するということはどういうことなのか,大相撲は外国出身力士に乗っ取られてしまうという危惧についてはどうなのだろうか,大相撲のもつ様式美とはなにか,それを外国出身力士はどのように伝承していくのか,などなど。そして,それぞれについて,かなり踏み込んだ議論ができたように思います。ありがたいことです。それぞれのテーマについての具体的な議論の内容は,いつか,機会をみて,このブログのなかで取り上げてみたいと思います。
ことしの山焼きは,いつもと違って,特別の印象が残りました。まずは,花火の量・質ともに上等のものでした。昨年は,奈良遷都1300年の記念行事がいろいろと展開されていましたので,その影響もあるのかなぁ,と思いながら楽しみました。最後に仕掛け花火が終わると,いよいよ,若草山への点火です。ことしは,いつものような懐中電灯をつかった点滅の合図はなく,そこはかとなく点火がなされ,とても静かな燃えはじめ方でした。なにか,別の方法で点火の指示が出されたようです。初めは静かに燃えはじめましたが,次第に火に勢いがでてきて,みていてとても楽しいものでした。とくに,二つめの笠と三つめの笠が勢いよく燃え上がっていく姿が印象的でした。まれにみるとてもいい山焼きだったと思いました。気温も比較的温かく,風もほとんど吹かず,それでいてわずかに山の麓から上に向かって吹いていましたので,山焼きにも,それを眺めるにも,絶好の条件が整っていたと思います。もうすでに10年以上も,この場所(ここは奈良の中でも最高の山焼きを眺める場所)から山焼きを眺めていますが,その経験のなかでも上位にランクされる山焼きでした。
これが終わると宴会です。まずは,恒例の,昨年,いいことがあった人に向けての「乾杯」です。ことしは特別にたくさんあったように思います。が,それにもまして,来年はもっと多くの「乾杯」ができるように,お互いに頑張りましょう。
宴会には芸能もあって,昨年につづいて「歌手」が登場しました。竹村君の娘さんの美遊ちゃんです。小学校2年生ですが,とてもとても2年生とは思えない歌唱力があって,ギターで伴奏している父親の方が緊張しているように思いました。が,みんな聞きほれてしまい,拍手喝采が起こるのに間があいたほどでした。わたしは去年も驚きましたが,ことしは,素直に感動しました。こうなると,来年はどうなっているんだろうか・・・と期待がふくらみます。
というような具合で,楽しい山焼きの会が無事に終了しました。
以上,ご報告まで。
2 件のコメント:
今年も山焼きを見ることができました。奈良県民の中でもこれほど集中して山焼きを見られる機会に恵まれている人も少ないでしょう。
また、今年も新しい出会いもありました。自分の財産にしていきたいと思います。
世話をいただいた、カッパ殿、有り難うございました。(^_^)
山焼きの会、お疲れ様でした。私も一度、見に行きたいですね、山焼き。
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