2011年11月8日火曜日

『東京新聞』にとうとうミスター「X」から圧力?

『東京新聞』購読者の家を訪問して,別の新聞に変えろ,とプレッシャーをかけてまわっている「新聞セールス」が現れたらしい。いったい,だれが,なんのために,こういう「セールスマン」を雇って,『東京新聞』に対する嫌がらせをしなくてはならないのか。妙なことが起きている。その雇い主たるミスター「X」はいったい,だれなのか。なんとなくわかるような気もするのですが・・・・。そう,たぶん,その人に違いない,とわたしも思います。でも,それは「禁句」です。

今朝の新聞の折り込みのなかに,「東京新聞ご愛読のみなさま 気をつけて!」と書かれたB4サイズのちらしが入っていた。「悪質な新聞セールスに【ご注意】ください」とあり,わかりやすい絵入りの説明がしてある。

1.「東京です!」「宅急便です!」「新聞販売店のものですが!」と言って「ピンポン」を鳴らす。
2.「東京の購読契約の延長をぜひお願いします」と言って東京新聞以外の契約書にハンコを押させてしまう。
3.「この地区の東京新聞の担当者と新聞を変える話がついているんです」などと偽りを言う。
4.「お宅の知人の〇〇さんに頼まれてきました」といって話を進め,他の新聞に強引に契約させる。
5.長時間ねばったり,なれなれしく迫ったりして契約をせまる。
6.「近くに新しい販売店ができました。ですから・・・」と言って他の新聞契約をさせられる。
7.心理的恐怖を与えたり,強圧的に購読変更を迫ったりする。
8.断わると,「バカヤロー」と怒鳴ったりする。

とまあ,ほんとうにこんなことがあるのかと思われるようなケースについて説明し,「最悪の場合には110番通報してください」とある。

いやはや,だれが,いったい,こんなことを仕掛けているのか。ミスター「X」が,とても気になるところです。わたしの実感としては,いよいよ,こういうことになってきたか,というものがあって,なんとなくわかってしまうところがあり,これまた恐ろしいことだと震えています。

いま,新聞各社の読者が激減しているという情報は,かなり前から流れていました。とくに,若者たちは新聞よりも,インターネット情報で,もっと早く,つまり,リアルタイムでニュースを追っています。新聞のニュースは,若者にしてみれば「一日遅れ」の情報でしかありません。ですから,新聞各社がこれから先のことを考えると絶望的になるのも無理からぬ話ではあります。

そんな中で,『東京新聞』だけは売り上げを伸ばしている,というのです。もっとも,わたし自身も『朝日』から『東京』に乗り換えて(このことはこのブログでも書きました),さらに,『東京新聞』は素晴らしいと宣伝までこれ務めている次第です。

その理由はたった一つ。「脱原発」宣言をどの新聞社よりも早くして,以後,終始一貫して「脱原発」キャンペーンを打ち,それを裏づける記事を書きつづけているからです。この姿勢に多くの人が共鳴し,賛同して,購読者が増えつづけているのだと思います。ただ,それだけです。

なのに,なぜ,『東京新聞』の購読者に,上記のような嫌がらせ(としか言いようがない)を仕掛けなくてはならない,ミスター「X」が登場することになるのか,わたしにはまったく不可解です。ですから,細かな推論をしていくと,ますますおかしなことになってしまいそうです。が,大きな視点に立てば,とても,簡単な話になります。

つまり,「原発推進」の立場に立つ人たちの中の「急進派」と呼ばれる人たちが,このミスター「X」であることは間違いありません。では,その「急進派」とは,だれか。これを特定することは,いまの段階では,やらない方がいいでしょう。でも,なんとなくわかる,ここがポイントです。それで,ほとんど「正解」だろう,とわたしは思っています。

問題は,いよいよ,「原発推進派」がこういう卑劣な行動にでてきたのか,という点にあります。堂々と,「原発推進」のデモを繰り広げて,公衆の面前で,なにゆえに原発が必要なのか,を訴えればいいのに,それをしようとはしません。だから,こういう卑劣な手段・方法に訴えてくるわけです。こんなことをすれば,ますます逆効果だと,わたしなどは思うのですが・・・・。

政界・財界・官僚・学界・報道が「五位一体」となって「原発推進」を展開しようとしているのに,国民の「8割」が「脱原発」だという。このギャップの大きさに,さすがの「権力」も焦りを感じはじめているのでしょう。これではどうにもならない,と。東電のばらまいた「お金」の威力も,そろそろ限界に達しつつあるように思います。その「お金」を受け取った「地域住民」の人たちからも,もうお金は要らない,という声がではじめています。当然です。お金で「命」を買うことはできません。

加えて,原発被災者たちに対応する東電の姿勢は,もはや言語道断です。自分たちに罪の意識がまるで欠けています。仕方がないから,お金を「支給」します,という姿勢です。とんでもない。本来なら,火事の類焼に巻き込まれた人びとの一軒,一軒を回って「お見舞い」をし,とりあえず,「これだけを」といって暫定の保障金を渡して歩くのが,日本社会のマナーというものでしょう。それを「申請書」を出せ,という。何様なのだろうか,とわが眼を疑います。

あっ,いけない。とんでもない方向に話が脱線してしまいました。

まあ,これで,ミスター「X」がどの方面の人であるかは,お分かりいただけたのではないか,と思います。困ったものです。どこまでつづく泥濘(ぬかるみ)ぞ,と思います。でも,あきらめた方が負けです。ここは「命」と引き換えに頑張らなくてはなりません。

自分自身にもそう言い聞かせつつ。



1 件のコメント:

竹村匡弥 さんのコメント...

しぇんしぇい。。。
マジ!?なんだにかぁぁぁ・・・

なんだかすんごい変だにね。面倒で低次元なことが露になってきたんだにね・・・