2014年5月21日水曜日

西谷修さんのFacebookを拝見して,びっくり仰天。

 稽古のあとのランチタイムで,久しぶりに話が盛り上がりました。西谷さんがしばらく前からFacebookをはじめられたという話はうかがっていました。が,ああ,そうなんだ,という程度の認識でしかありませんでした。といいますのは,わたしもFacebookなるものに参入しようと考え,開設してしばらく様子をみようと思っていましたら,そこにつながってくる人たちの話題が,わたしの関心事とはかみ合いませんでした。みなさん,それぞれにご自分の世界を楽しんでいらっしゃって,それはそれで楽しそうなのですが,ここ数年のわたしの関心事とはクロスしませんでした。ですから,西谷さんが発信するFacebookとはどんなものなのかなぁ,と想像はしていましたが,それっきりになっていました。

 しかし,今日の西谷さんと柏木さんの会話(西谷さんのFacebookの内容についての話題)を聞いていて,えっ,そんな話題が書かれているのか,と驚いてしまいました。そういえば,最近の柏木さんのブログが冴え渡ってきていて,この人はすごいなぁ,と感心していたところでした。たしかに,西谷さんの著書をせっせと読んでいらっしゃることも知っていましたので,さもありなん,と思っていました。が,それに加えて西谷さんのFacebookの熱心な読者でもあった,という次第です。

 そこで,今日は雨も降っていましたので,鷺沼の事務所に行くのは中止して,自宅に引き返し,大急ぎで西谷さんのFacebookに飛び込みました。そこは「西谷ワールド」満開の世界でした。西谷さんのブログとはまた一味違ったフットワークの軽さと守備範囲の広さ,そこにカミソリのような鋭い警句が織り込まれていて,すっかり瞠目してしまいました。

 なにより驚いたのは,西谷さんのアンテナにひっかかってくる情報提供者たちの,それぞれの専門的なバックグラウンドに支えられた情報の質の確かさです。たとえば,いま,話題の『おいしんぼ』の「鼻血」問題も,それは間違いのない,しっかりとした事実にもとづく作者の取材の結果であることを,教えてくれます。しかも,四つの大学が調査した結果のデータまであって,その報告書も当該の各地方自治体には提出されている,といいます。もちろん,政府機関にも提出されていることも明らかにされています。

 だとしたら,嘘をついているのはだれか,ということになります。それにメディアが加担して,「風評被害」だけがクローズアップされ,そこにポピュリズムが便乗していきます。そして,肝心要の事実関係の確認が宙に浮いてしまっています。こうして,またまた大事な事実が隠蔽されようとしています。イシハラ君などは担当大臣として,ポピュリズムを煽るようにして,かくなる事実のもみ消しに必死です。しかし,こんなことは,やがて事実関係が明らかになるのは時間の問題です。鈍感で,アホなメディアも,そろそろ変だな,と気づきはじめてきているように思います。その原動力になっているもののひとつが,このFacebookによって構築されている情報ネットワークである,ということがわかってきます。

 というような具合で,このネットワークは使い方次第だ,ということに気がつきました。遅きに失した感はありますが,気づいたときが吉日。これからは,テーマごとにそのアンテナを張って,その背後にある事実関係を確認していこうと思いました。もちろん,がさネタもネット上にはいっぱい流れていますので,そのあたりのところをきちんとチェックしていく必要があります。そして,ソースの源までたどりつく努力をすれば,あとは安心です。

 いつしか文明の利器から取り残される年齢になっていることに,いささか焦りを感じないわけではありません。でも,それはまあ仕方のないこととして,えっちらおっちら,できる努力をしていくことにしましょう。それにしても,西谷さんのFacebookによって開眼させられました。そして,楽しみがひとつ増えました。これで,テレビに向かって吼えることも,いくらか軽減されることでしょう。それどころか,ことの真相により接近できる喜びを感じることができるでしょう。あるいは,真相を知れば知るほど,逆に絶望に追いやられてしまうかもしれません。

 いずれにしても,当分の間は,Facebookで情報探索を試みてみようと思います。
 その意味で,西谷さんに感謝。そして,柏木さんに感謝。
 こういう人たちと接点がもてるということは,まことにありがたいことです。
 
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