2015年11月1日日曜日

いま,辺野古では連日たいへんなことが起きています。

 11月1日(日)。秋晴れ。いよいよ秋たけなわ。昨日はハローウィンで仮装した人たちが渋谷の駅周辺に集まり,大賑わいだったそうです。これからクリスマスに向けて,にわかクリスチャンのシーズンのはじまりといったところ。一見したところ,世の中,なにごともなく平和そのもののようにみえます。が,はたしてそうでしょうか。この見せかけの平和の影で「泣いて」いる人たちがどれほどいるか,と考えるとわたしのこころは晴れません。

 そのうちのひとつ。沖縄・辺野古では,連日,たいへんなことが起きています。沖縄2紙は,連日,一面トップでこの情報を大きく取りあつかっています。もちろん,沖縄のテレビ,ラジオも,毎日,辺野古で起きているありのままの情報を県民に「丁寧に」伝えています。ですから,沖縄県民の多くの人たちが,日を追うごとに露骨に酷くなっていく「沖縄差別」を,からだの痛みとして感じとっています。

 なのに,本土に暮らすわたしたちはどうなのでしょうか。

 「政治的中立」を謳うNHK  は一切無視して,ひとこともこの問題に触れようともしません。そして,このNHKに見習うかのごとく,テレビ局の多くも,ほとんど辺野古問題をスルーして取り上げません。読売,朝日,毎日,日経,などの全国紙も大同小異です。かろうじて,東京新聞をはじめとするいくつかの地方紙が頑張っている程度です。最近では,「日刊ゲンダイ」が大活躍していて,着実に読者を増やしているようです。

 本土のマスコミ,ジャーナリズムがこの体たらくに乗じて,アベ政権は「無法」状態をつくりだし,東京砂漠を「暴走」しつづけています。「丁寧に説明する」と口約束だけしておいて,野党の要請があったにもかかわらず臨時国会は開かず(憲法違反),中国包囲網構築と称して,アジア諸国に金をばらまいて歩いています。国内にはもっと税金を注ぎこんで対応しなくてはならない喫緊の課題が山積しているというのに・・・。

 国民の眼を外に向けさせておいて,その間に,辺野古では眼を覆うばかりの暴力的な警察権力がまかりとおっています。90歳を越えたおばあたちと一緒に座り込みをしていた参議院議員(糸数さん)をも,ゴボウ抜きにして排除しています。おばあたちが「痛い,痛いっ!」と叫んでいるにもかかわらず,一切無視して引きずっていきます。もはや,手段を選ばずといった暴挙が平気で行われています。しかも,工事再開そのものが違法です。きちんとした法的手続すら踏まずに,見切り発車をしています。

 なんといったって,沖縄防衛局を公人ではなく,一私人と見立ててまでして,法を悪用することを政府が率先しておこなっている,それがアベ政権のやっていることです。つまり,防衛局をわざわざ一人の国民とみなして国土交通省に訴えをさせ,翁長知事の工事差し止め要請を破棄させるという,仲間うちの「替え玉」を使っての「猿芝居」まで演じなくてはならないほど,もはや,追いつめられているというわけです。これは「替え玉受験」そのものです。もはや,正攻法で攻める手はない,ということをアベ政権がみずから露呈しているようなものです。まだまだ,アベ政権は,もっともっと見苦しい「猿芝居」を演じないと辺野古の工事を進めることはできません。

 これからアベ政権がいかなる「猿芝居」を演じて,人びとの関心をすり替えていくのか,大いに注目していきたいとおもいます。もはや,見るに耐えないほどのお粗末なお芝居が展開することになっています。予告しておきます。どうぞ,みなさんご注目を。

 そして,そこで演じられていることがらの本質はなにか,そこをお見逃しなきように・・・・。
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