2011年12月16日金曜日

イベント「けんちく体操ナイト」を楽しんできました。

昨夜(15日)はイベント「けんちく体操ナイト」(20:00~22:00)があって,しっかりと楽しんできました。場所は,神田・岩本町の「ワンドロップカフェ」。ほぼ,満員になる盛況。

もともと『けんちく体操』なるものとの出会いは,アルシーヴ社の佐藤真さんのご紹介で書評をさせていただいたのが,はじまりです。書評をする都合上,かなり丁寧に読んで(眺めて)いるうちに,意外なことがひらめきました。これはひょっとしたらとてつもない仕掛けになっているのではないか,長い体操史の視点から考えると,ひょっとしたら革命的なできごとではないか,とひらめきました。

が,書評の原稿の方は,わずか800字足らずの分量でしたので,ほんのさわりの部分に触れただけで終わりでした。これだけでは,とても満足できなくなってしまいましたので,このブログを利用して,かなりの分量を2回に分けて書きました。(このブログを検索してくだされば,見つかります)。

そのブログをいちはやく,「けんちく体操ウーマン・1号」こと田中元子さんがみつけて,すぐにコメントを入れてくださいました。一度,お話がしたい,と。わたしも喜んで「ぜひとも」と応対しておきました。が,わたしの方もなにかと忙しくしていて,そのチャンスに恵まれないまま,時間が過ぎていました。

そこに朗報が入りました。『けんちく体操』の書籍版が好評なので,それの映像版(DVD)を制作して12月7日には発売する,ついては,これを記念して「けんちく体操ナイト」なるイベントを開催したい,ついては,その一部となる「トークショー」に出演してほしい,と。タイミング的には原稿をたくさん抱えていて大変なときではありましたが,このチャンスを逃す手はない,と判断して快諾。この日を心待ちにしていました。

以上が,わたしと「けんちく体操」との出会いとこれまでの経緯です。

さて,最初の1時間は,ワークショップがあって,参加者全員で,まずは,「けんちく体操」を体験。
「けんちく体操博士」こと米山勇むさんの指導のもと,パワーポイントを使って,テーマとなる建築物の名前当てクイズからはじまり,正解がでるとその建築物の映像が映し出され,それを2人,3人で表現します。最初は,基本ワザでからだ慣らしをした上で,少しずつレベルをあげて難題に取り組みます。最後は,10人ほどの集団で一つの建築物を表現しました。

わたしは「けんちく体操」なるものを体験するのは初めて。にもかかわらず,すぐに童心にかえって,初対面同士もなんのその,和気あいあいで,声を掛け合い,アイディアを出し合って,一つの作品を仕上げていく。それも,ほんの数分の間に。「けんちく体操博士」の解説によれば,「スピード」も重要な要素だ,といいます。つまり,直感力が求められているわけです。

米山博士の話術にも乗せられて,みんな汗だくになって,夢中になって取り組む姿をみながら,この「けんちく体操」なるものの奥の深さを感じていました。1時間があっという間でした。

これが第一部。約10分ほどの休憩をはさんで,第二部の「トークショウ」に。
けんちく体操博士・米山勇さん,けんちく体操マン1号・高橋英久さん,けんちく体操ウーマン1号・田中元子さん,けんちく体操マン2号・大西正紀さんの4人のなかに,わたしが加わってトークショウのはじまりです。この内容は長くなりますので,機会を改めて紹介したいと思います。

このときの写真を紹介しておきましょう。


わたしの横に立って,メモをとっているのは読売新聞社の伊藤紘二記者。少しあとになるけれども,記事にする,とのこと。写真も撮っていましたので,どんな記事になるのか,楽しみ。
トークの内容については,いずれまた。
取り急ぎ,昨夜のご報告まで。

追記。大阪から二人の友人がかけつけてくれました。また,ご縁をつくってくださった佐藤真さんとも久しぶりにお会いしました。その他にも友人が参加してくださり,嬉しいことでした。

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