2015年2月2日月曜日

嗚呼,ついに後藤健二さん逝く。そこにイスラム国の声明(全文)が。

 息をひそめるようにして後藤健二さんの無事を祈っていましたが,とうとう叶いませんでした。ほんとうに哀しい・・・・。と同時に悔しい・・・。それ以外のなにものでもありません。後藤健二さんのご冥福をこころから祈ります。

 この情報を知った瞬間から,なぜか腹の底から怒りの感情がわきおこってきました。そして,すぐに「〇〇ッ,お前の責任だッ!」と吼えていました。〇〇とはいわずと知れた〇〇のことです。 「〇〇が後藤さんを見殺しにしてしまったんだッ!」「それだけではないッ!」「日本国の名誉もプライドも一瞬にして投げ捨ててしまっのは〇〇,お前だッ!」「とうとう日本国がイスラム国の真ん前に武器をもって躍り出てしまったことになったのは〇〇,すべてお前の言動が発端だッ!」

 終わることのない罵詈雑言を思いつくままに吐きつづけていました。
 それでもわたしのこころは納まりません。
 仕方がないので,手当たり次第に,インターネット情報を渡り歩いてみました。

 すると,「イスラム国の声明(全文)」という情報に出会いました。情報源は,毎日新聞・02月01日16時41分配信,となっていました。これを読んで意気消沈。「えらいこっちゃ」と小さな声で独り言。短い文章ですので,全文,引いてみましょう。

 日本政府へ。お前たちは邪悪な有志連合と愚かな参加国と同様,我々がアラーのご加護によって権威と力を備えたイスラム教カリフ国家であり,お前たちの血に飢えた軍であることを理解していない。
 アベ(安倍晋三首相)。勝てもしない戦いに参加するというお前の無謀な決断のせいで,このナイフがケンジ(後藤健二さん)を虐殺するだけではなく,お前の国民を見つければどこにいようと大虐殺を引き起こしていく。日本にとっての悪夢を始める。

 以上です。
 その後の情報をさぐっていましたら,日本政府は急遽,臨時閣僚会議を開き,この声明への対応について協議したとのことです。しかも,政府は重大事として受け止め,かなり神経質になっている,とも。なぜなら,テロリストが日本に侵入してくる可能性が一気に高くなってしまったからです。しかし,それに対応する準備はほとんどなにもできてはいません。ですから,これから必死でその体勢を整えなくてはなりません。

 たとえば,2020東京五輪では,外国からのお客さんが大挙してやってきます。そのときに,きちんとテロリストを制御することができるのか,という問題が喫緊の課題として大きくクローズ・アップされることになります。

 逆に,〇〇にとってはまことに都合のいい口実ができたも同然です。これから,なにかといえば対イスラム国対策として・・・・といえば,すべてまかりとおる情況が生まれたのですから。こうして,関連法案がつぎからつぎへと矢継ぎ早に国会に提出されていくことになるでしょう。あっという間に日本国はとんでもない国家に生まれ変わってしまうでしょう。ああ,これをいい始めると際限がなくなってしまいます。〇〇の軽はずみな言動によって,これほどのたいへんな事態を招くことになってしまったのだ,ということだけはしっかりと銘記しておきましょう。

 すべては,〇〇よ,「お前の無謀な決断のせい」(声明)ではないか。いや,待てよ。いまとなっては,〇〇よ,お前が意図的・計画的に仕組んだ猿芝居にみえてくるが,そうだったのか。これからことの真相が少しずつ明らかになってくることでしょう。そうすれば,〇〇よ,お前の責任問題も持ち上がってくる。首でも洗っておとなしく待っているがいい・・・。

 またまた,怒りの感情が爆発しそうです。
 これ以上の追求はやめにして,今夜はおとなしく眠ることにしましょう。
 ではまた,いずれ。

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