4月には刊行したいと考えていました『スポートロジイ』第2号の原稿が,ほぼ,揃いました。だいぶ遅くなってしまいましたが,これで行けるという目処が立ちました。このまま進行していけば6月末,または7月上旬には刊行できるのてはないか,と楽しみにしています。
予告編として,内容について,大枠の紹介をしておきたいとおもいます。
大きくは,ドーピング問題関連,バスク国際セミナー関係(今福龍太基調講演,西谷修特別講演をふくむ),ナオミ・クライン著『ショック・ドクトリン』読解に関する西谷修論文,そして,わたしの「研究ノート」の四つの柱になります。
ドーピング問題関連では,伊藤偵之さんの論考(長年,ドーピング・ドクターとして,国際的に活躍されてこられた伊藤先生が,ご自分の目でみてきたドーピング・チェックの世界の諸矛盾について,赤裸々に論じてくださっています。前代未聞の論考です。)と,橋本一径さんの翻訳(フランスの近刊『ドーピングの哲学』に収録されている論文を一編,翻訳してくださいました。この内容については,「ISC・21」の東京例会でも橋本さんに紹介していただいていますので,あの場にいた人にとってはおなじみのもの)の2本立て。ここに,わたしが10年ほど前に,日本体育学会のシンポジウムで提起した論考を加えようかどうか,いま,検討中です。もう一度,手を加えて,掲載できるものかどうか,慎重を期したいと思っています。
もうひとつの柱は,昨年(2012年)に開催されました「第2回日本・バスク国際セミナー」での論考をいくつかとりあげてみることにしました。その中味は,今福龍太さんの基調講演,西谷修さんの特別講演,そこに,若手研究者の魅力満点の論考を3編(井上邦子,松浪稔,竹村匡弥),収録する予定です。どなたの論考も眼からウロコという印象をもつ,すごい迫力のあるものばかりです。読みごたえ充分というところ。
もうひとつは,ナオミ・クライン著『ショック・ドクトリン』の合評会の折に,西谷修さんに解説をしていただいたものですが,そのときのテープ起こし原稿を,あえて,切り捨てて,『スポートロジイ』第2号のために書き下ろし原稿を寄せてくださいました。これがまたとびきりの内容で,このまま,どのメディアに出しても大歓迎される素晴らしいものになっています。わたしは,すでに,何回も読み返して『ショック・ドクトリン』という著作のもつ威力を再認識しているところです。この論考は,第2号の最大の目玉商品と言ってもいいとおもいます。
そして,最後はわたしの「研究ノート」です。こちらは,ブログに連載として書き留めておいた「十牛図」読解(スポーツ史的読解)を,もう一度,推敲して掲載する予定。この作業だけが遅れていて,あとの原稿はすべて揃い,すでに,みやび出版に送信しました。いまごろは,みやび出版の伊藤さんが,一つひとつの論考を精読しながら,どのように編集するか,あの人のことですから楽しみながら検討の真っ盛りだとおもいます。
まあ,なんとか,ここまでこぎ着けました,ということのご報告です。
ちょっと,類書にはみられない,驚くべき内容になっていると自画自賛しているところです。創刊号もいろいろのところで話題にしていただきました。が,第2号は,創刊号にも増して,話題性のある内容になっていますので,いまから楽しみにしているところです。
刊行されましたら,また,このブログでご紹介させていただきますので,どうか,書店で手にしてみてください。時代をかなり先取りした編集を志していますので,現段階ではそれほどの評価は得られないかもしれませんが,やがては,こういう本が出版されていたのだ,と注目されるときがくると確信しています。
というところで,取り急ぎ,『スポートロジイ』第2号刊行に関する中間報告まで。
予告編として,内容について,大枠の紹介をしておきたいとおもいます。
大きくは,ドーピング問題関連,バスク国際セミナー関係(今福龍太基調講演,西谷修特別講演をふくむ),ナオミ・クライン著『ショック・ドクトリン』読解に関する西谷修論文,そして,わたしの「研究ノート」の四つの柱になります。
ドーピング問題関連では,伊藤偵之さんの論考(長年,ドーピング・ドクターとして,国際的に活躍されてこられた伊藤先生が,ご自分の目でみてきたドーピング・チェックの世界の諸矛盾について,赤裸々に論じてくださっています。前代未聞の論考です。)と,橋本一径さんの翻訳(フランスの近刊『ドーピングの哲学』に収録されている論文を一編,翻訳してくださいました。この内容については,「ISC・21」の東京例会でも橋本さんに紹介していただいていますので,あの場にいた人にとってはおなじみのもの)の2本立て。ここに,わたしが10年ほど前に,日本体育学会のシンポジウムで提起した論考を加えようかどうか,いま,検討中です。もう一度,手を加えて,掲載できるものかどうか,慎重を期したいと思っています。
もうひとつの柱は,昨年(2012年)に開催されました「第2回日本・バスク国際セミナー」での論考をいくつかとりあげてみることにしました。その中味は,今福龍太さんの基調講演,西谷修さんの特別講演,そこに,若手研究者の魅力満点の論考を3編(井上邦子,松浪稔,竹村匡弥),収録する予定です。どなたの論考も眼からウロコという印象をもつ,すごい迫力のあるものばかりです。読みごたえ充分というところ。
もうひとつは,ナオミ・クライン著『ショック・ドクトリン』の合評会の折に,西谷修さんに解説をしていただいたものですが,そのときのテープ起こし原稿を,あえて,切り捨てて,『スポートロジイ』第2号のために書き下ろし原稿を寄せてくださいました。これがまたとびきりの内容で,このまま,どのメディアに出しても大歓迎される素晴らしいものになっています。わたしは,すでに,何回も読み返して『ショック・ドクトリン』という著作のもつ威力を再認識しているところです。この論考は,第2号の最大の目玉商品と言ってもいいとおもいます。
そして,最後はわたしの「研究ノート」です。こちらは,ブログに連載として書き留めておいた「十牛図」読解(スポーツ史的読解)を,もう一度,推敲して掲載する予定。この作業だけが遅れていて,あとの原稿はすべて揃い,すでに,みやび出版に送信しました。いまごろは,みやび出版の伊藤さんが,一つひとつの論考を精読しながら,どのように編集するか,あの人のことですから楽しみながら検討の真っ盛りだとおもいます。
まあ,なんとか,ここまでこぎ着けました,ということのご報告です。
ちょっと,類書にはみられない,驚くべき内容になっていると自画自賛しているところです。創刊号もいろいろのところで話題にしていただきました。が,第2号は,創刊号にも増して,話題性のある内容になっていますので,いまから楽しみにしているところです。
刊行されましたら,また,このブログでご紹介させていただきますので,どうか,書店で手にしてみてください。時代をかなり先取りした編集を志していますので,現段階ではそれほどの評価は得られないかもしれませんが,やがては,こういう本が出版されていたのだ,と注目されるときがくると確信しています。
というところで,取り急ぎ,『スポートロジイ』第2号刊行に関する中間報告まで。
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