2013年4月6日土曜日

「太極拳のポーズは精確に,力強く,そして,美しく」(李自力老師語録・その30)。

 李老師が,ほぼ,稽古が終わったところで,長拳のポーズをいくつか連続でみせてくださいました。すると,それに触発されたように西谷さんと柏木さんが,李老師の型をまねてポーズをとりはじめました。李老師も面白がって,どうせやるならきちんとやりましょう,ということになり,手取り足取りしてポーズを直していきます。すると,不思議なことに,あっという間にみごとなポーズがとれるようになっていきます。

 こういうときに,いつも出遅れてしまうのが,わたしの悪いクセです。西谷さんから,なぜやらないの?と督促されても,一度タイミングを外してしまうともう引っ込むばかりです。子どものときからそうでした。どうやら死ぬまで直らないようです。ですから,眼の前でお二人のポーズの姿勢がどんどんよくなっていくのを眺めながら,わたしひとりが呆然として立ちつくすのみでした。この積極性を見習わなくては・・・・と反省。

 まずは,そのお二人の雄姿をご覧ください。みごとな出来栄えです。こうして写真をみますと,やはり,一緒にやればよかったと後悔しています。情けないかぎり・・・。

 李老師は,ポーズのとり方はとても難しいので,まずは「精確に」やれるように練習しましょうと仰っしゃいます。そして,ひととおり精確にできるようになったら,こんどは「力強さ」を意識しましょう,そして最後は「美しく」という次第です。それを言われたとおりに,このお二人は,どんどん上達していきます。見る間にポーズの姿勢がよい方向へ変化していきます。まるでマジックにでもかかったのではないかと思うほどです。

 太極拳は指導者次第,とはよく耳にすることばです。わたしたちはなんと幸せなことでしょう。それを考えると,もっともっと,気持ちを入れて稽古をしなくては・・・・といつも思うのですが・・・。

 まずは,柏木さんのポーズです。


「とても上手になりましたね」
と,李老師からお褒めのことばがありました。


 つづいて,西谷さんの稽古の様子と,途中のお茶目と,完成型まで。


西谷さん。
李老師が,袖を巻いた方が力強さが表現できるので巻きましょう,
ということで袖を直しているところ。



ハイッ,写真を撮ります,とカメラを構えた瞬間に,
突然,笑いだし,転がってしまいました。
こんなお茶目なところもある西谷さんです。
とても,貴重なヒトコマ。
西谷さん,渾身のポーズ。
李老師から「素晴らしい。どこも問題はありません」という
お墨付きをもらいました。
いよいよ李老師の師範代です。


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

皆さんの写真がのってらっしやるのにお一人だけ子供みたいなお気持ちの方がいらっしゃいなした、今度を期待します、西谷さんと李老師の写真を見て老師の優しさが伺えました、今回の老師語録は特に正確さ、それは何事にも通じています、それができて力強く美しい自分の花をさかせる
事がでらのですかと!老師はおっしゃてるのでしょうか!いつも老師語録をありがとうごさいます。

匿名 さんのコメント...

皆さんの写真がのってらっしやるのにお一人だけ子供みたいなお気持ちの方がいらっしゃいなした、今度を期待します、西谷さんと李老師の写真を見て老師の優しさが伺えました、今回の老師語録は特に正確さ、それは何事にも通じています、それができて力強く美しい自分の花をさかせる
事がでらのですかと!老師はおっしゃてるのでしょうか!いつも老師語録をありがとうごさいます。