立派な選挙公約をかかげて政権与党を奪取した自民党が,はやくも選挙民をあざむく行動に出はじめている。そのことを新聞もテレビもほとんど問題視することもなく,黙って容認してしまっている。だから,国民の多くは,ちょっと話が違うのになぁ,と思いながらもそれでいいのだと思い込んでしまう。その結果が,安倍支持66%(あるいは,70%)という数字となってあらわれてしまう。それをみて,なにも考えない国民の多くはこの多数に身を寄せていけばいい,と無意識のうちに「洗脳」されていく。悪循環,悪の連鎖。いまや,とどまるところを知らず・・・・。
安倍君はなにを血迷ったか,選挙公約でTPPには参加しないと約束していた,そのTPPに参加するという情報が流れている。それも大急ぎで「13日」にも,という話。もう,あきれてものも言えないとはこのことだ。
詳しくは,PARC(NPO法人アジア太平洋資料センター)のホーム・ページでご確認ください。
http://www.parc-jp.org/teigen/2011/syomei201303.html
これから十分に議論をつくして,多数の国民の納得がえられた上で・・・・・というならまだしも,「熟慮する時間がない」と安倍君はいう。冗談じゃない。国民の納得が得られなかったら,参加しなければいいだけの話。それが日本国総理大臣としての責務であろうに。なにを勘違いをしているのか,安倍君は。
こんなに性急にことを運ぼうとするには,そうしなければならない「特殊な事情」があるに違いない。それも国民には知らせることのできない事情が・・・・。そのもっとも大事な情報をひた隠しにして,ことを運ぶ。とりわけ,「3・11」以後,日本国政府は,国民が知っていなくてはならない情報までひた隠しにする。そうして偏向独断で突っ走ろうとする。民主党政権がそれで崩壊したという教訓を忘れたかのごとくに,自民党政権も同じ轍を踏んでいる。こんなことをしていれば,いずれ遠からず,国民の多くが気づきはじめることは間違いない。それでもなお,誤魔化しきれると踏んでいるとしたら,それはとんでもない話だ。いったい,だれのための政治なのか。
すでに,新聞などで知られているように,TPP参加のタイム・リミットはことしの10月だ。しかも,過去3年間の参加国間の交渉で合意している内容には,いかなる変更も許されない,という。にもかかわらず,カナダとメキシコは,そうした不利な条件のすべてを認めて,去年の12月に参加を決めた。日本はそれにつづこうというのである。
これは日本国という主体の放棄であり,自殺行為に等しい。にもかかわらず「参加」する,と安倍君はいう。ことの真相をよくよく調べてみると,それはたんに農業の破壊だけの話ではない。医療制度から保険制度はもとより,わたしたちの生活のすみずみまで,グローバル・スタンダードという経済統制のもとに「根こぎ」にされ,地ならしされてしまう。そこには,もはや,日本国である根拠はなにもなくなってしまう。つまり,日本人としての存在理由もなくなってしまう。
下手をすれば,母国語まで奪われて,みんな「英語」を話さなくてはならなくなる。すでに,見切り発車をして,某企業では英語を話すことが義務化されているという。そして,外国人役員を雇い入れて,重要な会議はすべて英語でなされているという。英語の話せない社員は,つぎつぎに窓際族にされてしまう,という。小学校に英語教育を導入しようとした意図は,こうした動向を見据えての先取りであり,それこそ「自発的隷従」そのものだ。そのうち,日本語の話せない日本人が続出するかもしれない。
PARCのホーム・ページには,TPPが内包する問題点が詳細に述べられている。ぜひ,ご一読を。そして,TPP参加反対署名活動を展開しているので,その趣旨をよく理解した上で,署名していただけるとありがたい。署名さきのアドレスは以下のとおり。
kokusai@parc-jp.org
署名の要件は,氏名・肩書・メールアドレス,だけです。
その上で,安倍君の動向から眼を離さないようにしたいと思います。
いささか焦りながら,このブログを書いています。
こころある人はお力添えのほどを。
安倍君はなにを血迷ったか,選挙公約でTPPには参加しないと約束していた,そのTPPに参加するという情報が流れている。それも大急ぎで「13日」にも,という話。もう,あきれてものも言えないとはこのことだ。
詳しくは,PARC(NPO法人アジア太平洋資料センター)のホーム・ページでご確認ください。
http://www.parc-jp.org/teigen/2011/syomei201303.html
これから十分に議論をつくして,多数の国民の納得がえられた上で・・・・・というならまだしも,「熟慮する時間がない」と安倍君はいう。冗談じゃない。国民の納得が得られなかったら,参加しなければいいだけの話。それが日本国総理大臣としての責務であろうに。なにを勘違いをしているのか,安倍君は。
こんなに性急にことを運ぼうとするには,そうしなければならない「特殊な事情」があるに違いない。それも国民には知らせることのできない事情が・・・・。そのもっとも大事な情報をひた隠しにして,ことを運ぶ。とりわけ,「3・11」以後,日本国政府は,国民が知っていなくてはならない情報までひた隠しにする。そうして偏向独断で突っ走ろうとする。民主党政権がそれで崩壊したという教訓を忘れたかのごとくに,自民党政権も同じ轍を踏んでいる。こんなことをしていれば,いずれ遠からず,国民の多くが気づきはじめることは間違いない。それでもなお,誤魔化しきれると踏んでいるとしたら,それはとんでもない話だ。いったい,だれのための政治なのか。
すでに,新聞などで知られているように,TPP参加のタイム・リミットはことしの10月だ。しかも,過去3年間の参加国間の交渉で合意している内容には,いかなる変更も許されない,という。にもかかわらず,カナダとメキシコは,そうした不利な条件のすべてを認めて,去年の12月に参加を決めた。日本はそれにつづこうというのである。
これは日本国という主体の放棄であり,自殺行為に等しい。にもかかわらず「参加」する,と安倍君はいう。ことの真相をよくよく調べてみると,それはたんに農業の破壊だけの話ではない。医療制度から保険制度はもとより,わたしたちの生活のすみずみまで,グローバル・スタンダードという経済統制のもとに「根こぎ」にされ,地ならしされてしまう。そこには,もはや,日本国である根拠はなにもなくなってしまう。つまり,日本人としての存在理由もなくなってしまう。
下手をすれば,母国語まで奪われて,みんな「英語」を話さなくてはならなくなる。すでに,見切り発車をして,某企業では英語を話すことが義務化されているという。そして,外国人役員を雇い入れて,重要な会議はすべて英語でなされているという。英語の話せない社員は,つぎつぎに窓際族にされてしまう,という。小学校に英語教育を導入しようとした意図は,こうした動向を見据えての先取りであり,それこそ「自発的隷従」そのものだ。そのうち,日本語の話せない日本人が続出するかもしれない。
PARCのホーム・ページには,TPPが内包する問題点が詳細に述べられている。ぜひ,ご一読を。そして,TPP参加反対署名活動を展開しているので,その趣旨をよく理解した上で,署名していただけるとありがたい。署名さきのアドレスは以下のとおり。
kokusai@parc-jp.org
署名の要件は,氏名・肩書・メールアドレス,だけです。
その上で,安倍君の動向から眼を離さないようにしたいと思います。
いささか焦りながら,このブログを書いています。
こころある人はお力添えのほどを。
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