表紙の「刷り出し」 |
こんどの25日(金)には見本誌がとどくそうです。
出来上がりが,いまから楽しみ。
この見本誌をもって,26日(土)の午後から開催される「ISC・21」5月犬山例会にでかけるつもりです。参加されるみなさんに見ていただこうと思っています。この例会に参加されるみなさん,楽しみにしていてください。
図像が,やや暗くなってしまいましたが,理由があります。
じっさいの「刷り出し」はもっと透明感があって,すっきりした刷り上がりになっています。
この「刷り出し」は,PDFで送られてきたために,このブログに取り込もうとしたときに,どうしても「画像」として認識してくれず,直接,転載することはできませんでした。そのため,苦肉の策として,パソコン画面上の「刷り出し」を写真に撮って,それをここにアップしました。
もっと上手な撮影の仕方があるのだと思いますが,残念ながらわたしの技術としては,これが限度。また,実物がとどきましたら,きれいな写真にして,再度,紹介させていただきます。今回は,とりあえず,こんなイメージの表紙になります,というご紹介まで。
表紙のイメージは,わたしからみやび出版の伊藤さんに伝え,それをキャデックの井上さんがかたちにしてくださったものです。何回かのやりとりを経て,ほぼ,わたしのイメージをそのまま表現していただきました。
じつは,ここまでうまく表現してもらえるとは思っていませんでした。ですから,わたしとしては大満足。でも,イラストレーターの井上さんは,わたしの注文を聞いて,たいへんご苦労をされたそうです。それはそうでしょう。わたしが出した注文は,「水の中に水がある」「9」「舞い踊る」「宇宙」というようなキー・ワードだけ。こんな注文は聞いたことがない,というのが井上さんの正直な感想ではないかと思います。できることなら,一度,お会いしてお詫びをした上で,感想などお聞きしたいと思っています。
これは偶然だと思うのですが,飛び散った「水」が「舞い踊る」姿にみえるのは,たぶん,井上さんの工夫によるものだと信じていますが,その「水」が「無頭」です。この「無頭人」(アセファル)のイメージこそ,バタイユの思想の根幹をなすものだとわたしは考えています(詳しくは,『無頭人(アセファル)』(ジョルジュ・バタイユ他著,兼子正勝,中沢信一,鈴木創士訳,現代思潮新社,1999年。ついでに,宇佐美圭司の絵も想起しておこう)。ですから,わたしは思わず唸ってしまいました。しかも,その頭に相当する位置に「九つ」の惑星が飛び散っています。この「九つ」がなにを隠喩しているかは,しばらく内緒にしておきたいと思います。加えて,そこに「宇宙」のひろがりを感じ取ることができます。
と,ここまで書いてきますと,この写真がきれいでないのが残念。実物はとても美しいのです。あとで,きちんとした写真を追加したいと思います。
この本が今月末には書店に並ぶそうです。
定価は2,520円(税込)です。
書店でみかけたら,ぜひ,手にとってご覧ください。
意外な内容でびっくりされると思います。尋常一様ではありません。予告しておきます。
特集・スポーツ学事始め。
いよいよスタートです。
よろしくお願いいたします。
取り急ぎ,表紙「刷り出し」のご紹介まで。
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